北原みのり「『不倫』から『解散』までの3週間」 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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北原みのり「『不倫』から『解散』までの3週間」

連載「ニッポン スッポンポンNEO」

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北原みのり(きたはら・みのり)/1970年生まれ。作家、女性のためのセックスグッズショップ「ラブピースクラブ」代表

北原みのり(きたはら・みのり)/1970年生まれ。作家、女性のためのセックスグッズショップ「ラブピースクラブ」代表

北原氏は今回の衆議院選挙で歴史の真理を垣間見た(※写真はイメージ)

北原氏は今回の衆議院選挙で歴史の真理を垣間見た(※写真はイメージ)

 作家・北原みのり氏の週刊朝日連載「ニッポンスッポンポンNEO」。北原氏は今回の衆議院選挙で歴史の真理を垣間見た。

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 この原稿が掲載されるころには衆議院議員選挙の結果が出ている。今の私は、投票日まであと2日という日本にいるけれど、さて22日以降、ここはいったい、どんな日本になっているんだろう。

 たった1日で、いや1日に何度でも、政治の流れは驚くほど変わることがある。そして人の運命も、一瞬にして激変する。そのことを、これほど突きつけられ続けた選挙戦はなかった。

 今思えば、山尾志桜里さんの「不倫」報道は、引き金だったのかもしれない。政局が安定している時の無名議員の不倫ならば、誰も気にとめなかっただろう。ところが、安倍政権を追い詰めてきたスター議員による「不倫」報道は、民進党の再起をかけた「最後」の闘いの最中だった。不倫の是非を問うつもりはないけれど、今回の不倫で変わったのは山尾さん一人の人生だけでなく、日本の政治の流れだったのではないか。

 再スタートを切ったばかりの民進党の呪われ感を深め、人気議員を“切り捨てた”民進党批判が高まり、安倍さんを追い詰めるはずの野党の頼りなさに人々のやるせなさが広まりつつある中、「北朝鮮の脅威」を喧伝する安倍さんにとってのベストタイミングでの衆議院解散だ。「不倫」から「解散」まで、約3週間。は・や・い!


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