Bリーグ「スラムダンク世代」の指導者が台頭 名古屋D・梶山信吾HCに聞く (2/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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Bリーグ「スラムダンク世代」の指導者が台頭 名古屋D・梶山信吾HCに聞く

週刊朝日
今季から名古屋ダイヤモンドドルフィンズで指揮を執る梶山信吾ヘッドコーチ (c)B.LEAGUE

今季から名古屋ダイヤモンドドルフィンズで指揮を執る梶山信吾ヘッドコーチ (c)B.LEAGUE

シューターとして活躍した現役時代の梶山さん (c)NAGOYAD

シューターとして活躍した現役時代の梶山さん (c)NAGOYAD

 元日本代表選手でJBLのアイシン時代にリーグ優勝4回の経験があります。プロ意識も高く、若手にとっては最高のお手本です。柏木も積極的に声をかけてくれる。彼の存在はプラスしかないですね。

――かなりの争奪戦だったと聞きましたが

 とにかく必死でしたよ(笑)。交渉の時は「柏木の力がとにかく必要だ」とストレートに伝えました。

――今季、主将にはチーム3年目のジャスティン・バーレル選手(29)=米国=を指名しました。外国籍選手の主将は名古屋だけです

 JB(バーレル選手の愛称)が契約を更新した時から、主将は彼しかいないと思っていました。人を引きつける力、まとめる力ともに持っています。コート上で選手を鼓舞したり、負けて落ち込んでいる時はみんなを食事に誘ったり、ケガしている時は裏方の仕事を率先したり。ある時、ドーナツを全員分買ってきてくれたこともありました。「主将はJBしかいない」と言ったら、「OK! 任せてくれ」と快く引き受けてくれました。

――副将はチーム2年目の張本選手(25)です

 若手選手から頼りにされる兄貴分です。性格も明るくチームのムードメーカー。日本代表でもあり、彼には絶大な信頼を置いています。今季も外国籍選手に果敢にアタックし、体を張ったディフェンスも期待しています。2020年の東京五輪に向けて、スモールフォワードでの起用も考えています。

――この4年間で3人のHCの下、アシスタントコーチを務めました。それぞれの特徴を教えてください

 3人とも素晴らしい方で、多くのことを学ばせてもらいました。ラング氏はNBA経験が豊富で、理念、理論、引き出しをいくつも持っていました。スペイン出身のロペス氏は練習での徹底ぶりがすごかったです。一つのプレーをできるまでやる。米国と欧州で対照的でした。ラング氏は時間で区切る、ロペス氏は一つのプレーができないと30分以上かけてでもやる。求めるものができないと厳しかったです。

――直近2年間のHCだった戦術家ゲーリー氏は?

 攻撃も守備もアイデアが豊富で、自分に色々なチャンスをくれました。チームの紅白戦の時は紅組の戦術を任せてくれたり、練習メニューも担当させてくれたり。人間的にも素晴らしい方でした。

――梶山さんは優しい性格と言われます。選手に怒ることもあるのですか?

 それよく言われるんですよ(笑)。「厳しく指導できるのか?」とか「活を入れられるのか」とか。みんな一生懸命練習するし、注意すればしっかり理解してくれるので、まだ怒ったことはないですね。まあ、いざという時は怒ります。頑張ります。


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