井手口陽介のゴールが示したサムライブルーの新時代 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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井手口陽介のゴールが示したサムライブルーの新時代

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サッカーW杯アジア最終予選の豪州戦で、先制ゴールを決めた浅野に飛びつき喜ぶ井手口(中央)ら日本選手。新世代が躍動した(c)朝日新聞社

サッカーW杯アジア最終予選の豪州戦で、先制ゴールを決めた浅野に飛びつき喜ぶ井手口(中央)ら日本選手。新世代が躍動した(c)朝日新聞社

 サッカー日本代表ハリルホジッチ監督の掲げる旗印は「デュエル」。決闘といった意味のフランス語で、選手選考でも速さや強さといった武器を好む。

 6大会連続のW杯出場を決めたオーストラリア戦では、チーム随一のスピードを持つ浅野拓磨が先制すると、反撃に出る相手を鋭い出足でつぶして主導権を与えなかった。その中心となり、終盤に2点目を決めて、幼さと不敵さが同居する顔を日本中に知らしめたのが、井手口陽介だ。

 福岡県出身の21歳。中学からガンバ大阪の若年層チームで育った。宮本恒靖らが輩出したガンバの育成組織が生んだ最新の逸材だ。

 武器は体の強さと無尽蔵のスタミナ、そしてキック力。ボランチと言われるポジションだが、相手ゴール前まで駆け上がって決めるゴールも多い。プレースタイルは2002年日韓W杯で日本の16強入りに貢献したガンバの先輩MF稲本潤一に近い。稲本に比べて上背はないが、「スッポンのように相手ボールを奪いきる動きと、試合になると出てくる負けん気もそっくり」と、かつて稲本を育てたガンバ大阪の上野山信行取締役。ただ井手口本人に特別な思いはなく、「ポジションが同じだし、映像ぐらいは見たことはあるけど……」。


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