無呼吸、夜3回以上のトイレ…突然死のリスクが高まる睡眠とは (2/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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無呼吸、夜3回以上のトイレ…突然死のリスクが高まる睡眠とは

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週刊朝日#病気
睡眠時無呼吸症候群の患者の血圧変動(週刊朝日 2017年9月8日号より)

睡眠時無呼吸症候群の患者の血圧変動(週刊朝日 2017年9月8日号より)

 睡眠中、いびきと一緒に気をつけたいのが、頻尿だ。「夜間に3回以上トイレに行く人は医師に相談してほしい」と苅尾医師は話す。

「呼吸が止まると、心臓の心房が引っ張られ、利尿ホルモンが出ます。無呼吸だけでなく、頻尿の人は糖尿病や心臓の機能が低下する心不全の可能性があるのです」

 SASなどの特定の原因がなくても、不眠症状自体がリスクになるということが、いま注目されている。

「不眠症状が高血圧の原因になることがわかってきました。高血圧患者の約半数が不眠症を併発しています。眠れないと交感神経が緊張するため血圧が上がるのです。また良質な睡眠がとれていないと、朝の血圧が上がり、その日の血圧がずっと高い状態になってしまいます。夜間から早朝にかけての脳卒中や心筋梗塞のリスクも高まります」(同)

 今年改定される米国の高血圧ガイドラインでは、睡眠の量と質についての項目が追加される予定だという。治療をしても血圧のコントロールが難しい場合は、不眠症がないかを一度疑ってみよう。

 夜間とともに注意が必要なのが、早朝だ。循環器病は朝に起こりやすいといわれている。早朝は交感神経が活発になり、もともと血圧が上がりやすい時間だ。朝の血圧を10mmHg下げると、脳卒中のリスクが40%下がることが推測されるデータがある。

「病院で測る血圧が高ければ、医師は注意して血圧をコントロールします。しかし問題なのは、早朝だけ血圧が高い人です」(同)


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