東尾修「筒香のボールのとらえ方が少し気になる」 プロ野球序盤の見どころとは (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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東尾修「筒香のボールのとらえ方が少し気になる」 プロ野球序盤の見どころとは

連載「ときどきビーンボール」

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週刊朝日#東尾修
本調子を取り戻したい筒香=横浜スタジアム (c)朝日新聞社

本調子を取り戻したい筒香=横浜スタジアム (c)朝日新聞社

 西武ライオンズの元エースで監督経験もある東尾修氏は、昨年の下位チームが上位となるための条件とともに、ペナントレースがおもしろくなる野球の見方を解説する。

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 監督なら誰もが、外国人選手が順調に開幕を滑り出してほしいと願う。チームの中核を担うからだ。野手ならクリーンアップを任せるわけだし、先発投手ならば、最低10勝。クローザーなら30セーブ以上を期待する。

 4月に入って、楽天は2番を打つペゲーロが本塁打を重ねている。オリックスもロメロが故障で抜ける試合があったとはいえ、安定した打撃を披露している。前年の下位チームが上を目指すには、外国人の規格外の活躍が一つの条件ともなる。なぜなら、前年から大きく戦力の上積みができるからだ。

 ただ、外国人選手は、不振に陥っても、どこかでコツをつかむと一気に上昇するものであって、簡単に切り捨てるわけにもいかない。日本ハムで今や欠かせない存在となっているレアードも、来日1年目のオールスター明けに一気に開花した。だから、指揮官がどこまで我慢できるかも注目すべき点である。

 だが、その我慢も、チームが上位にいることが前提になる。下位に沈んでいるチームは、我慢している場合ではなく、上昇のためにテコ入れをすべきだろう。新外国人選手の獲得もその一つだ。5月には下位球団は新外国人を加入させ、起爆剤とすることも求められるだろう。オフの時期に加入して開幕から先発メンバーに名を連ねる現有の外国人選手は、4~5月で結果を残す必要がある。

 楽天でいえば、ペゲーロだけが好調で、アマダー、ウィーラーが絶不調だ。しかし、梨田監督は上位にいるかぎりは我慢ができるだろう。一方、下位に沈むロッテはダフィー、パラデスをいつまでも待つわけにはいかない。どこかで手を打たなければならない。ゴールデンウィーク明けには、各球団の動きが活発化してくる。その補強状況で勢力図もまた変わってくるよ。


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