丸山茂樹「霞ケ関CC」問題に「新しい霞としてやっていけばいい」 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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丸山茂樹「霞ケ関CC」問題に「新しい霞としてやっていけばいい」

連載「マルちゃんのぎりぎりフェアウエー」

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2007年に露でプレーする石川遼。若い! (c)朝日新聞社

2007年に露でプレーする石川遼。若い! (c)朝日新聞社

 プロゴルファーの丸山茂樹氏が、フェニックス・オープンから調子が今一つ上がらない松山英樹選手にエールを送っている。

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 2カ月間滞在したロサンゼルスの自宅から、先日帰って来ました。まだ寒いですねえ、日本は。それに花粉! 僕はいくつかの薬を持ち歩いて対応してます。

 さて、2020年東京オリンピックのゴルフ会場になってる「霞ケ関カンツリー倶楽部」(埼玉県川越市)をめぐる問題で、大きな動きがありました。霞ケ関CCは3月20日の臨時理事会で、正会員の資格を男性に限定する定款の細則を改定して、女性も正会員になれるようにすると決めたんです。僕らはこのゴルフ場を「霞」って呼んでるんですけど、これで霞も世界レベルのコースの仲間入りができたんじゃないでしょうか。僕はほんとによかったと思ってます。

 そもそもは1月、東京都知事の小池百合子さんが霞について「21世紀に女性が正会員になれないのは違和感がある」と発言したんです。国際オリンピック委員会(IOC)も「差別を禁じたオリンピック憲章に抵触する」と言いだし、大会組織委員会や日本オリンピック委員会(JOC)などが2月に霞へ細則の改定を要請してたんですね。

 もう、これは世界の流れですからね。「マスターズ」が開かれるアメリカのオーガスタ・ナショナルGCも女性会員に門戸を開いたし、最近ではスコットランドの名門ミュアフィールドもそう。霞としても長年のルールでしょうけど、世界基準のゴルフ場を目指してやってきて、東京オリンピックの開催コースに選ばれてね。オリンピック仕様に改造もした。誇り高き霞ではありますけど、考え方を世界に合わせるのも大事なことでしょう。ここから新しい霞としてやっていけばいいんですよ。

 松山英樹(25)が「僕としてはできればオリンピックは霞でやってほしい」とコメントしてたように、多くのゴルファーにとって霞は思い出の場所なんです。英樹は10年に霞で開催されたアジア・アマチュア選手権で優勝して、初めてマスターズに出た。僕も中学、高校と霞で勝たせてもらってね。ジュニア時代は憧れのゴルフ場でした。まさに「聖地」ですよね。


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