「柔軟性だよ!」東尾修が“1回5失点”の松坂大輔に助言 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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「柔軟性だよ!」東尾修が“1回5失点”の松坂大輔に助言

連載「ときどきビーンボール」

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週刊朝日#東尾修
メジャーからの復帰後、初めての1軍登板を迎えた松坂。5失点という目も当てられない結果を残した元大リーガーの課題を、東尾修が指摘する (※写真はイメージ)

メジャーからの復帰後、初めての1軍登板を迎えた松坂。5失点という目も当てられない結果を残した元大リーガーの課題を、東尾修が指摘する (※写真はイメージ)

 西武ライオンズの元エースで監督経験もある東尾修氏は、先日の登板で1回5失点という結果に終わった松坂大輔投手の課題を指摘する。

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 ソフトバンクの松坂大輔が10月2日の楽天戦(コボスタ宮城)でマウンドに立った。メジャーからの復帰後、初めての1軍登板だった。大輔は、チャンスをくれた工藤公康監督に感謝しないといけない。

 2年間ずっと1軍のマウンドに立てなかった選手に、消化試合とはいえ、チャンスを与えることは容易なことではない。クライマックスシリーズの“秘密兵器”と考えていたのであれば、2軍で頑張っている若い投手を使っただろう。大輔にチャンスを与えた背景には、投手出身の監督ならではの配慮を感じる。もし今年、1軍のマウンドに立てず、半年後の開幕に向けて調整を続けるとなれば、目標がかすんでしまう。どんな結果であれ、1軍で投げさせ、そこで出た課題や自信を来年につなげてほしいと考えたはずだ。

 1回で5失点。結果を見れば、良かった点を見いだすのは難しい。春先にも指摘したけれど、根本的に見直さなければならない部分がある。それは柔軟性だ。大輔は踏み出した左足首が硬い。だから、自分の投法に合っているマウンドなら、ある程度は制球がつくが、合わないマウンドだと、途端に崩れる。

 極端に言えば、ロボットが投げる場合、足場がしっかりしていないと、投げることすらままならないのと同じこと。踏み出した左足、ひざ、股関節で柔らかく受け止め、そして左足を軸にボールを捕手に近い位置で離すという基本的な形が生まれないと、球のキレとともに安定した制球は見込めない。

 股関節の使い方について考えてみる必要がある。これは一筋縄ではいかない。レッドソックス時代の2009年に股関節を痛めた経緯もあり、動かないのかもしれない。今から地道にやっても開幕に間に合わないかもしれないが、股関節を含めた柔軟性を発揮できないと劇的な変化は望めない。


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