岩田剛典いわた・たかのり/1989年、愛知県出身。慶応義塾大学在学中の2010年に、三代目 J Soul Brothersのパフォーマーとして、シングル「Best Friend’s Girl」でデビュー。14年、EXILEにもパフォーマーとして加入。役者としても、ドラマ「ディア・シスター」(14年、フジテレビ系)、映画「ROAD TO HiGH&LOW」(16年)などに出演。待機作に映画「HiGH&LOW THE MOVIE」(7月16日公開予定)がある(撮影/写真部・松永卓也、スタイリング/ジャンボ、ヘア&メイク/千絵[H.M.C]、アートディレクション/福島源之助+FROG KING STUDIO)
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岩田剛典
いわた・たかのり/1989年、愛知県出身。慶応義塾大学在学中の2010年に、三代目 J Soul Brothersのパフォーマーとして、シングル「Best Friend’s Girl」でデビュー。14年、EXILEにもパフォーマーとして加入。役者としても、ドラマ「ディア・シスター」(14年、フジテレビ系)、映画「ROAD TO HiGH&LOW」(16年)などに出演。待機作に映画「HiGH&LOW THE MOVIE」(7月16日公開予定)がある(撮影/写真部・松永卓也、スタイリング/ジャンボ、ヘア&メイク/千絵[H.M.C]、アートディレクション/福島源之助+FROG KING STUDIO)
「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」6月4日(土)全国ロードショー配給:松竹(c)2016「植物図鑑」製作委員会
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「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」
6月4日(土)全国ロードショー
配給:松竹
(c)2016「植物図鑑」製作委員会
週刊朝日2016年6月3日号 表紙の岩田剛典さん
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週刊朝日2016年6月3日号 表紙の岩田剛典さん

 甘いマスクとダイナミックな踊りでファンを魅了し、存在感抜群のガンちゃんこと岩田剛典(27)。三代目J Soul BrothersやEXILEのパフォーマーとしてだけでなく、「恋人にしたい音楽アーティスト」ランキング(※「CD&DLデータ」誌発表)でもトップ10入りするなど、ますます目が離せない。『週刊朝日』6月3日号の表紙を飾ったガンちゃん。本誌はその素顔に迫った! 特別にその一部を紹介する。

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 今や爽やかにほほ笑む“ガンちゃんスマイル”が定着しているが、EXILEのリーダーHIROの<真顔だと無愛想に見えるから笑顔を大事にした方がいい>というアドバイスで、13年頃から“変身”した。14年にはEXILEにも加入。その後、写真集発売や連続ドラマへの出演で知名度が高まり、ガンちゃんを知ることで、EXILEに男臭さを感じていた女性たちも、グループ全体のファンになる動きにつながった。

「前からカッコイイと思っていましたが“王子様”と言われていることは不思議な感覚です。出会った当時はガングロで、今みたいな“爽やかキャラ”じゃなくて、イカツイ兄ちゃんという感じでしたから(笑)。たしかにKRUMPがうまくて頭も良くて男前だけど、意外と天然(笑)。僕は突っ込んでほしくてボケているのに、全部真正面から受け止めてしまって、ボケを丁寧に説明しなくてはいけない時もあるんです。でも、忙しくなっても有名になっても何も変わることがないのは彼のいいところ」(同)

 ゴールデンウィーク前には120万人のフォロワーがいる本人のインスタグラムで、JUN氏と共にKRUMPを踊る映像が公開された。

本の地震もあり、ガンちゃんには“ファンに響くものを、お金をかけないで作りたい”という思いがあった。2人で話し合って30分ほど練習して、撮影しました」(同)

 どんなに有名になっても仲間思いで気さく。大学時代の仲間との飲み会にも、顔を出しているという。

 活躍の舞台は、ドラマ、映画、CMなど、どんどん広がっている。最近では、江崎グリコ「ポッキー」のCMでのダンスが評判で、園児・児童たちが夢中になってマネしているという。

 イケメン評論家の沖直実さんは、最大の魅力を「安心感のある笑顔とギャップの宝庫」だと分析する。

「甘い笑顔に癒やされるけど、綺麗なシックスパックの腹筋とキレのあるダンス。頭脳明晰で大手企業の内定をもらっていたけど、辞退してまで夢を追いかける勇気ある決断。安定志向が強い同世代のなかで、努力で夢を掴みとった男気など、“ギャップ萌え”がたまらないんです」(沖さん)

週刊朝日  2016年6月3日号より抜粋