高橋・巨人は金本・阪神と正反対? 東尾氏がルーキー監督に期待 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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高橋・巨人は金本・阪神と正反対? 東尾氏がルーキー監督に期待

連載「ときどきビーンボール」

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週刊朝日#東尾修
チームの変革が期待される阪神の金本監督 (c)朝日新聞社

チームの変革が期待される阪神の金本監督 (c)朝日新聞社

 今季初となる阪神・巨人の「伝統の一戦」が行なわれたが、東尾修氏は、両軍の個性が出た興味深い戦いだったと分析する。

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 阪神と巨人が開幕から好スタートを切った。今季初の「伝統の一戦」となった4月5~7日の3連戦(東京ドーム)でも、お互いの色がぶつかり合って、興味深い3連戦だった。東西の人気球団。セ・リーグの今年のペナントレースを引っ張っていってほしいね。

 第1戦では阪神・金本監督の信念を見た。「超変革」を掲げる今季の積極野球を体現していたね。昨年5勝を許した巨人の左腕ポレダの研究も重ねてきたのだろうが、特に素晴らしかったのが走塁面だ。1‐1の三回だった。先頭打者となった先発投手の藤浪が右前へ今季初安打を放ち、続く高山の右前打で三塁へ激走。さらに横田の投前内野安打で勝ち越しのホームを踏んだ。2点を勝ち越し、なお1死一、三塁。ゴメスはフルカウントから空振り三振を喫したが、一塁走者のヘイグがスタートを切り、捕手の小林誠が二塁へ送球したと同時に、三塁走者の横田が生還しての重盗成功。六回にはゴメスが二塁盗塁に成功した。

 走塁への意識を植え付けるのが一番難しいのが、中軸を張る外国人選手と投手だ。その点、エースである藤浪や外国人選手2人が率先して走る姿勢を示した価値は大きい。周りの選手は「自分たちももっとできる」と思っただろう。

 金本監督がどういう方法で選手に走塁の意識を植え付けたのかはわからないが、よい方向にいっている。選手のみならず、三塁の高代コーチは藤浪の走塁の場面で、しっかりと三塁まで向かわせた。監督のやりたい野球がコーチにも浸透している感じを受けるよね。40歳代の監督が多くなったが、一番大切なことだ。


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