前田健太がメジャー移籍 エース不在の球界に東尾修が危惧 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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前田健太がメジャー移籍 エース不在の球界に東尾修が危惧

連載「ときどきビーンボール」

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週刊朝日#東尾修

肩を痛め、昨季は1軍での登板がなかった松坂大輔(ソフトバンク) (c)朝日新聞社

肩を痛め、昨季は1軍での登板がなかった松坂大輔(ソフトバンク) (c)朝日新聞社

 打者の活躍が目立った2015年。西武ライオンズの元エースで監督経験もある東尾修氏は、2016年は投手の奮起に期待したいという。

*  *  *
 2015年を振り返りつつ、新年の野球界の課題をまとめてみよう。

 まず、野球賭博問題。OBも含め野球界全体で真剣に再発防止に取り組まなければいけない。今年はグラウンドで、プレーで、大きな話題を呼べるように選手も球団も尽力しないと。

 15年は打高投低の年だった。打者では、山田哲人(ヤクルト)、柳田悠岐(ソフトバンク)の2人がトリプルスリーを達成した。秋山翔吾(西武)が216安打とシーズン最多安打のプロ野球新記録を樹立。川端慎吾(ヤクルト)が「攻撃的2番」の形を示すなど、明るい話題が目立った。

 投手出身の私の立場からすれば、ぜひ投手が脚光を浴びる年になってほしい。大谷翔平(日本ハム)はもっと投手に軸足を置いて20勝を目指してもらいたい。藤浪晋太郎(阪神)はセ・リーグを圧倒する投手に成長しなければならない。

 日本のエースとも言える前田健太がメジャーに移籍するのだから、誰かが圧倒的な存在にならないと。松坂大輔、ダルビッシュ、田中将大とエースの系譜を誰が継いでいくか。世界に誇る日本の投手の力を示す年であってもらいたいよな。

 最近の投手はツーシームなど、曲がり幅の不確定要素の多い球種に頼りがちではないか。


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