マエケン不在の広島 東尾修が「もうひと踏ん張りしてほしい」という選手は? (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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マエケン不在の広島 東尾修が「もうひと踏ん張りしてほしい」という選手は?

連載「ときどきビーンボール」

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週刊朝日#東尾修
前田の通算成績は97勝67敗、防御率2.39。今季は15勝を挙げて最多勝のタイトルを獲得、2度目の沢村賞も受賞した (c)朝日新聞社

前田の通算成績は97勝67敗、防御率2.39。今季は15勝を挙げて最多勝のタイトルを獲得、2度目の沢村賞も受賞した (c)朝日新聞社

 前田健太のメジャー挑戦が表明され、エース不在の危機にある広島カープ。西武ライオンズの元エースで監督経験もある東尾修氏は、若手選手に期待を寄せる。

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 広島の前田健太が米大リーグ移籍の意向を球団に伝えた。以前から希望しており、ここ数年はエースとして中5日前後の短い間隔でも投げ続けてきた。貢献度などを考えれば、球団はポスティングシステムによる移籍を容認するしかないのではないか。

 楽天からヤンキースに移籍した田中将大のように、年俸総額100億円を超すような契約になるかどうかはわからないが、破格の契約となるのは間違いない。球威では田中やダルビッシュに及ばないかもしれないが、調整能力や制球力といった点では引けをとらない。あとは中4日、5日の登板で、どれだけパワーをためながら年間ローテーションを回れるか、だ。

 ダルビッシュがトミー・ジョン手術(靱帯の修復手術)を受けるなど、近年、大リーグの日本人投手には故障が目立つ。それだけに、もし米球界で投げるなら「日本人投手の強さ」を見せてもらいたい。

 広島では、黒田博樹の動向も気になる。来年2月に41歳。本人は「心技体の心の部分が大事。体を動かすのも気持ち。今年のモチベーションが高かっただけに、それを超えるものを探すのが難しい」とメディアに話している。

 とはいえ、日米通算200勝まであと7勝だ。名球会入りも含め、ぜひ頑張ってほしい。日米で修羅場をくぐり抜け、成功を収めてきただけに、勝ち星など数字的なこだわりはないだろう。自分の目標、気持ちをどこに定めるか、その見極めは難しいかもしれない。


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