「その歯は本当に抜いていい?」歯科のセカンドオピニオンが増加中 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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「その歯は本当に抜いていい?」歯科のセカンドオピニオンが増加中

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週刊朝日#健康

セカンドオピニオンを受けるには、まず電話で問い合わせを

セカンドオピニオンを受けるには、まず電話で問い合わせを

 医療にさまざまな治療方法があるのは、歯科の領域でも同じだ。自分が納得するよい治療を受けるためにも、週刊朝日ムック「いい歯医者2015」から解説記事をお届けする。

 主治医からの意見をファーストオピニオンと呼ぶことに対して、セカンドオピニオンとは、現在の診療や治療について主治医以外の医師・歯科医師の意見・判断を求めることだ。今でこそ、医科の領域では一般的になってきたが、歯科の領域ではまだ広くは浸透していない。ただ、抜歯など今後の生活に関わる治療では、患者がセカンドオピニオンを求めることが多い。

 千葉県で開業している佐瀬歯科医院院長の佐瀬聡良歯科医師のもとにも、月に数件は抜歯などに関しての相談があるという。

「当院に来る患者さんのほとんどが抜歯に関するセカンドオピニオンですね。昔からいわゆるセカンドオピニオンで相談に来る人はいましたけど、最近は特に多くなってきている気がします」

 では、実際にどのようにセカンドオピニオンを受診すればよいのだろうか。まずは身近な歯科診療所を例にとって説明する。

 セカンドオピニオンを受けるにはまず、電話で問い合わせたうえで、もともとの歯科診療所で撮ったX線写真などの資料を持って受診することになる。ただ、主治医に内緒で来るケースが多く、ほとんどの患者が治療に関して何の資料も持たない状態でセカンドオピニオンを求めてくるという。

「歯科医師がセカンドオピニオンで相談にのるためには、その人の現状を把握する必要があります。もちろん、何もなくても診察をして、相談にのることは可能ですが、より正確な診断をするためにも最低限、X線写真は必要です。事前に主治医にはしっかりと相談をして、できる限りの資料は出してもらうようにしましょう」(佐瀬歯科医師)

 歯科診療所側にとってもセカンドオピニオンの浸透度が低いのが現状だ。今でこそ、ホームページでセカンドオピニオンについて掲載している診療所もあるが、セカンドオピニオンに対して、特別な窓口を設けていない歯科診療所も多い。

「徐々に浸透してきているとはいえ、基本的にセカンドオピニオン外来として正式に窓口を作っているところは少ないですね。当院も特に窓口は設けていませんが、セカンドオピニオン自体の相談は受け入れています。実際に受診する際には、まず電話で受け入れの可否を問い合わせることが大切です」(同)


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