月曜の夕食に食べるアジフライ。これは自分の家で揚げずに、総菜コーナーで売っているものを使う。1食分として半分食べ、残りは翌日の昼に、大根おろしとポン酢で、「おろし和え」にしていただく。月曜の夕食の付け合わせのポテトサラダは市販のレトルト。このほかに千切りキャベツやトマトを足して野菜をとる。ポテトサラダは翌朝、サンドイッチの具にも使う。

 水曜の夜に食べる総菜のトンカツは、まずそのままで半分を食べる。キャベツの千切りを添えよう。残りの半分は、翌日の昼に、卵と玉ねぎを加えて「カツ丼」に。

 パックのひじき煮は、半分をゆでた青菜と和える。ひじき煮の残り半分は、翌々日に「ひじきごはん」に変身だ。炊きあがったごはんと混ぜれば立派な一品になり、目先も変わる。缶詰も活用し、ツナはパスタや和え物に。

 この献立のポイントは、総菜やレトルトの1品だけを食べるのではなく、野菜を補うこと。これならば調理のハードルが下がり、初心者でも挑戦できそうだ。

週刊朝日 2015年9月11日号より抜粋