2人の結婚は、ゴルフでいえば難コース?(※イメージ)
2人の結婚は、ゴルフでいえば難コース?(※イメージ)

 人気のプロゴルファーと、アイドルタレントの結婚は、華やかで甘いコースを順調にと思いきや、ゴルフでいえば難コースのよう。横田真一さんと穴井夕子さんの最初の出会いはNHK教育の「熱中ホビー百科」という番組。司会役の妻が高校生と一緒にゴルフを習うという企画で、夫はそのときの講師の一人だった。結婚までの歩みをお二人に聞いた。

妻:ゴルフはまったくできないし、寒さで震えている私に彼は、「顔ちっちゃいね」「かわいいね」って。2回目の収録のときもまた同じこと。本当に思って言ってくれてるのかなと思いますよね。私、もてないのにそういうこと言われるのがあまり好きじゃなくて。むしろ無視されるぐらいのほうが追いかけたくなる(笑)。最初は異性としては見ていませんでした。半年くらいして、私の友人がゴルファーのみなさんとカラオケに行くことになって。そのとき彼が、「穴井夕子ちゃんも呼んで」って頼んだんですね。……これでいいですね?(笑)

夫:うん。合ってる(笑)。ところが、「夕子ちゃんはお酒飲まないし、こういう席には絶対来ないよ」って言うから、「なおさらいい、ちょっとでもいいから顔見せてほしい」と頼んだんです。

妻:友人の頼みもあって、私は少しだけ行きました。そのときは「かわいいね。歌って」。ちょっと言葉が変わった(笑)。それから二人だけで食事したんです。ところが、その店で「あらあ、横田さん、カノジョですか」と声をかけられたら、「違います」と言ったんですよ。私はムカーッときて、ひどすぎる、って負けず嫌いがムクムクと頭をもたげた(笑)。

夫:ははは。

妻:それから何度かデートしたんですけど、一緒にいると女の人から電話がかかってきて、「また食事しようね」なんて言ってる。それも同じ車に乗っていてですから悲しいんですけど、正直な人だなと思っていました。で、あるとき、「私たち、つきあっているのよね?」って言ったところ、「ごめん」って。

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