卓球の石川佳純選手 小学生から学んだ「自分らしく戦う姿」で五輪へ 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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卓球の石川佳純選手 小学生から学んだ「自分らしく戦う姿」で五輪へ

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 ロンドンオリンピックでの活躍が期待される女子卓球の石川佳純選手(以下、石川)が、小林麻耶(以下、小林)との対談で、オリンピックへの意気込みを明かした。

*  *  *
小林:試合のどんなところが好きなんですか
石川:やっぱり相手との駆け引きとか。それから、相手が待っていないところに打って、「あ、決まった」というとき。
小林:駆け引きが楽しい小学生って、ちょっと珍しい(笑)。
石川:どんな小学生やん、って感じですよね。でも相手との距離がすごく近いから、顔がよく見えて、緊張しているのか、弱気なのかとか、わかるんです。そういうのを見ながら試合をするんです。
小林:そして11歳のときに、全日本選手権女子シングルスで3回戦進出! 相手は高校生や大学生なのに。
石川:相手はお姉ちゃんたちなので、全然、緊張しないんです。むしろ相手の人たちのほうが、「小学生、イヤだなあ」という感じで。でも、今はその気持ちがすごくわかります。私も、年下の子たちとは試合をしたくないから。
小林:やはりそういうものですか。
石川:試合に入ったら、年上も年下も関係ないので、そう思ってしまうこと自体いけないと思うんですけど......。昔はよかったです。相手は「勝たなきゃいけない」けど、こっちは「勝ったら儲けもの」みたいな感じですから。
小林:「怖いものなし」な態度だとイヤな感じ?
石川:年上からしたら、それがいちばんイヤです。
小林:小学生のそういう姿から学ぶことはありますか。
石川:ありますね。小学生の試合を見ると、自分の昔の姿を思い出して、もっと思い切って、勝ち負けにこだわりすぎずに自分らしく戦うことが、勝ちに繋がるんじゃないかなとも思います。それでもう一度、初心に戻れる。私もああいう気持ちでオリンピックで戦えば、相手に「イヤだ」と思わせて、プレッシャーをかけられるんじゃないかと。
※週刊朝日 2011年5月4・11日合併号


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