菊池雄星、18歳の野球道 (1/5) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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菊池雄星、18歳の野球道

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 ――いつも気になっていたことがあった。制服の袖や襟元から顔をのぞかせる黒いアンダーウエアの存在が。
 野球のアンダーシャツです。着替えてすぐ練習ができるように着ています。

 ――格好は気にしない。古びたボロボロのアンダーシャツでも意に介さない。野球のことを考えるあまり、財布を入れたままズボンを洗濯したり、携帯電話をトイレに流したりしたこともあった。すべてを野球に注ぎ、そしてつなげる。それが菊池の思考であり、生き方だ。
 子供のころはほとんど家にいなかったですね。両親も「どこにでも行ってこい」と心配しなかった。いくら帰りが夜遅くなっても親からしてみれば「野球をやっているんだろうな」という感じで。実際、公園でランニングをしたり、先輩の家で野球の話をしたりしていました。ゲーセンやカラオケに行ったことがなくて、親もそのことはあえて言わなくてもわかっていて。
 基本的に野球を忘れることはありません。例えば、目の前にお菓子があっても野球にとってプラスになるかどうかを考えて、ならなければ食べない。一日24時間、野球にどうつなげていくかを考えて生活をしています。野球があるから自由がきかないと感じることはありません。逆に、野球のことを忘れて食べたり、遊んだりしたらストレスになるんじゃないですか。


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