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この先は、全国的に気温の変化が激しくなるでしょう。あさって14日(土)までは各地で季節外れの暖かさですが、来週以降はまた厳しい寒さとなりそうです。日本海側では雪解けが進んだあとに、大雪となる恐れがあります。

あす13日(金)は一段と暖かく 来週は寒気南下

あす13日(金)は九州から東海や北陸で雨が降りますが、気温は高く、きょう12日(木)以上に暖かくなる所もあるでしょう。あさって14日(土)は北海道や東北でも雪ではなく雨が降る予想で、雪解けが進みそうです。なだれ、落雪、道路の冠水などに十分ご注意ください。

ただ、15日(日)からは再び寒気が南下。各地で真冬らしい寒さが戻りそうです。日本海側では雨から雪に変わって、降り方の強まる日もあるでしょう。太平洋側でも来週の中頃は低気圧の影響で、冷たい雨の降る日がありそうです。

20日(金)は二十四節気の「大寒」 暦通り寒さ厳しく

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20日(金)は二十四節気の「大寒」で、一年で最も寒さが厳しい頃。暦通りのこの頃を境に一段と強い寒気が流れ込む見込みです。

25日(水)頃にかけて、北海道から東北の日本海側や北陸は断続的に雪が降り、大雪となる恐れがあります。強烈な寒気の影響は西日本にも及んで、九州でも24日(火)頃には本格的に雪が降る可能性があります。

全国的に寒さも厳しく、北海道や東北北部は最高気温が0℃未満の真冬日が続きそうです。関東~九州も最高気温が10℃以下の日が多く、冷たい北風が強まる日もあるでしょう。

大雪対策や寒さ対策を

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風雪や大雪、低温によって以下のようなリスクがあります。

・停電(倒木や雪の重みで電線が切れることで発生する恐れがあります)。停電に備えて、懐中電灯や防寒着、毛布などを準備しておくと良いでしょう。また、電源を確保するため、モバイルバッテリーも用意しておくと安心です。

・水道凍結(最低気温がマイナス4℃以下になる時や真冬日が続いた時に凍結する可能性があります)。事前に、水道菅の中から、水を抜いておきましょう。また、屋外で、むき出しになっている水道管やメーターは、発砲スチロールなどの保温材を使って、専用テープでしっかりと巻き、保温しておいてください。

・商品の品薄(交通網マヒによる物流遅延により発生する可能性があります)。事前に食料品は少し多めに買い、暖房用の燃料も少し多めに確保すると安心です。