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今日(24日)午前10時半頃に、函館・五稜郭公園ではソメイヨシノの開花が観測されました。気象台が観測しているサクラの開花としては、北海道では初となります。平年より6日早く、昨年より1日早い観測となりました。また、午後3時半過ぎには札幌でもサクラの開花が発表されました。平年より9日早く、昨年より2日早い観測となりました。(※画像を一部修正しました。)

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今日の最高気温は、札幌で23.2度、函館は21.1度まで上がり、ともに6月下旬並みの陽気となり今年一番の暖かさとなりました。この初夏の陽気に誘われ、サクラが開花しました。
札幌では午前中の観測では開花発表が見送られましたが、午後の観測では一気に10輪ほどの開花が観測され、開花発表となりました。1953年の観測開始以来、函館では7番目に、札幌では5番目に早い開花となりました。
サクラ前線は、今後も北上を続けますが、明日25日以降、気温は低めで経過するため、開花したサクラはゆっくりと咲き進みそうです。

今日日中の気温は全道的に高めに

今日の北海道は、函館を含め全道的に気温が上がり、内陸を中心に20度以上まで上がった所が多くなりました。
最高気温は網走地方の佐呂間で28.4度となり、道内の今年の最高気温を更新しました。その他17地点で25度以上の夏日となりました。
しかし、この暖かさは今日までとなりそうです。

明日からは気温低めに

寒冷前線が、今夜から明日(25日)午前中にかけて北海道を通過するでしょう。北海道付近は夜から次第に雨が降り出す見込みです。
明日の午後は、天気回復となる地域が多いですが、前線通過後は寒気が入るため、気温は右肩下がりとなりそうです。
明後日(26日)以降も最高、最低気温ともに平年並みか低く経過します。今日の気温から一気に20度近く下がる所もあるため、服装の調節や体調管理には注意が必要です。