今年初の真夏日も

今週末(14日~15日)、九州には南から暖かく湿った空気が流れ込み、一段と気温が高くなります。
蒸し暑さも加わり、熱中症に一層の注意が必要です。

予想天気図
予想天気図

続く汗ばむ暑さ

きょう(13日)の九州地方は、快晴だったきのう(12日)と比べると多少雲が増えたものの、おおむね晴れて、汗ばむ暑さが続きました。午後3時までの最高気温は、福岡市24.4度、本市27.4度、鹿児島市27.3度で、鹿児島県肝付町前田では6月下旬並みの29.0度まで上がりました。

週末はさらに暑くなる!

移動性高気圧が、あす(14日)は本州付近を通過し、あさって(15日)は日本の東へ進みます。九州は次第に高気圧の周辺部となり、南から暖かい空気が流れ込んできます。この、暖かい南風と強い日差し、さらにフェーン現象も加わり、14日から15日にかけてはこれまで以上に暑くなりそうです。
九州は今年これまで最高気温が30度に達した所はありませんが、あす(14日)からあさって(15日)にかけては、九州で今年初めて30度以上の真夏日となる所が出てくる可能性があります。また、気温だけでなく湿度も高くなる点に注意が必要です。湿度が高くなると、汗をかいても体温が下がりにくく、より熱中症にかかりやすくなります。
熊本地震からあす(14日)で一か月です。被災地でのボランティア活動など、屋外の作業をされる際は熱中症にならないよう、こまめな休憩と水分補給を心がけてください。たくさん汗をかいた時は、水分だけでなく、適度に塩分も補給しましょう。