過去に多くの流星雨が観測されている『しし座流星群』。18日(水)に活動のピークを迎え『18日の未明』もしくは『18日の日没後~19日の未明』が観測のタイミングになります。18日の未明は残念ながら曇りや雨の所が多いですが、18日の日没後からは広くチャンスがありそう。この時期は東の空から「木星」や「火星」、「金星」も昇ってきますので、惑星と一緒に楽しむこともできそうです。

『18日の未明』『18日の日没後~19日の未明』が観測のタイミング★惑星も一緒に

今年のしし座流星群の極大時刻は18日午後1時ごろのため、
観測のタイミングとしては、その前後の『18日の未明』『18日の日没後~19日の未明』となります。
空の条件の良い所では、1時間に最大で10~15個くらい、
空が明るい所や視界がそれほど開けていない所でも1~2個の流れ星が見られそうです。
東の方向を中心に空を広く眺めてみてください。
今年は月の条件は良いとされていますが、
『18日の未明』は残念ながら曇りや雨の所が多く、観測は難しいでしょう。
ただ、『18日の日没後~19日の未明』は広く晴れてきますので、まだチャンスはありそうです。
また、少しタイミングがずれて活発に現れることもありますので、
気長に空を眺めてみると良さそうです。
しし座流星群は明るい流星が多いといわれていますので、
数がそれほど多くなくても、期待できそうですね。
深夜は東の空から「木星」や「火星」、「金星」も昇ってきます。
惑星との共演も見られそうです。

観測のチャンスは? 各地の詳しい天気

【沖縄】18日と19日ともに晴れる時間があるでしょう。
両日ともに見られるチャンスがありますので、空を眺めてみてください。
【九州】18日未明は曇りや雨で観測は難しいでしょう。
18日の日没以降は次第に晴れて、流れ星の見られる所がありそうです。
【中国・四国】18日は、どんよりとして雨の降る所があるでしょう。
19日未明ごろは晴れてきますので、観測してみると良さそうです。
【近畿・東海・北陸】18日は曇りや雨でしょう。
19日未明から晴れ間の戻る所がありますので、一度空を眺めてみると良さそうです。
【関東甲信】18日と19日ともに広く雨が降るでしょう。
観測にはあいにくの天気になりますが、念のため最新の予報もチェックしてみてください。
【東北・北海道】18日と19日ともに東北北部や北海道では晴れ間があるでしょう。
東北南部は曇りや雨の所が多くなりそうです。