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「話題の新刊」に関する記事一覧

漢字の植物苑 花の名前をたずねてみれば
漢字の植物苑 花の名前をたずねてみれば 植物の名を漢字で書き表す際には、さまざまな不思議が目につく。「杏」ひと文字でも、「杏子」でも、読みはなぜ両方「アンズ」なのか。中国ではヨモギの一種を指す「萩」が、日本ではなぜまったく異なる植物の名称になっているのか。「山茶花」は素直に読めば「サンサカ」なのに、なぜ「サザンカ」なのか。

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    点・線・面
    点・線・面 木材をふんだんに使った国立競技場の設計で、全国的に知られることとなった建築家隈研吾が、その思考を自らの作品とともにまとめた本。自身の建築は「一言でまとめると、ヴォリュームの解体」であるとし、ヴォリューム(量塊)とは「コンクリート建築の属性でもあった」とする。コンクリート建築のチャンピオンがル・コルビュジエで、彼は桂離宮を見たときに「線が多すぎる」と嫌悪感を示した。隈の基本である木を使った建築は当然のこととして線の建築となる。那珂川町馬頭広重美術館を設計した際は、歌川広重の代表作「大はしあたけの夕立」の雨の線から設計のアイデアを得た。
    台湾の歴史と文化 六つの時代が織りなす「美麗島」
    台湾の歴史と文化 六つの時代が織りなす「美麗島」 日本に近く、親日的であることでも知られる台湾だが、その歴史や文化について詳しく知る人は少ない。オランダ、清朝、日本の統治を経て、戦後は大陸での内戦に敗れて逃げ込んできた国民党に支配されることになる台湾。先住民も含め、この島の持つ文化的・民族的背景は多彩だ。本書は、そこに深く分け入る足がかりを与えてくれる。
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