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「試用レポート」に関する記事一覧

タムロン SP 15~30mm F2.8 Di VC USD(Model A012)
タムロン SP 15~30mm F2.8 Di VC USD(Model A012) フルサイズ用手ブレ補正搭載超広角ズーム  フルサイズ対応の超広角ズームで大口径のF2.8通し。しかもこのクラスでは初の手ブレ補正機構搭載で、昨秋のフォトキナでも注目を集めた。重さ1kg超の太い鏡筒はレンズが詰まった重厚感で、せり出した前玉はそれだけで描写力に期待をさせられてしまう貫禄がある。  手ブレ補正機構が超広角ズームレンズに搭載されたことで、明るさが乏しい室内や夜間でも三脚の立てようがなかったシチュエーションなどで超高感度に頼ることなく手持ち撮影が可能になる。また開放から2段まではほぼ円形絞りなので、近接撮影では、背景に軟らかなボケ味を得たワイドマクロの作画などもできる。超広角レンズ元来の特長であるパースの強調やデフォルメとあわせて表現力が多彩で守備範囲の広いレンズといえるだろう。  大口径タイプでは軒並み20万円超の高級超広角ズームがそろうなか、まったく見劣りしない仕様で標準価格は、はるかに安い14万円。フルサイズ機ユーザーだけでなく、超広角ズームの大口径レンズが乏しいAPS-Cサイズの一眼レフ機のユーザーにとっても大いに気になる存在のはずだ。 宇佐見 健
[レッスン] スタイリングで見せるくらし写真 テーブルフォトの撮り方教室
[レッスン] スタイリングで見せるくらし写真 テーブルフォトの撮り方教室 複数の被写体は自然に見えるように並べる POINT [1]いくつかの同じような被写体を使う場合は、できるだけ自然に見えるように並べます。 [2]2個なら斜め、3個ならくの字形です。 [3]自然さは、考えて考えて、できるものです。 適当に置いたら逆に自然に見えない  複数の被写体を使う場合、大切なのは自然に見えるかどうかです。きっちり並べると、その並べ方に何か意図があるように感じられてしまいます。それでは写真を見る人の視線が、素直に被写体に向いてくれません。自然に見えるように並べることは、主役の被写体を強調することでもあるのです。  もうひとつは広がり感です。写真にはフレーム(撮影範囲)があり、それより広い範囲は撮れません。しかしフレーム以上に広さを感じられる写真はいい写真です。被写体を自然に見えるように並べれば、その向こうにも同じシーンが広がっているように感じられます。  また、自然に見えるように並べることと、適当に並べることはまったく別です。カメラや写真で自然に見える並べ方は、横から見るととんでもない並べ方だったりします。考えて考えて、自然に見えるように並べてみましょう。  自然に見える並べ方がうまくできないなら、とりあえず真横にきっちり並べてみます。そこから、ひとつを手前に、ひとつを後ろにと、順に崩してみてください。自然な見え方に並べるひとつの方法です。
キヤノン EF11~24mmF4 L USM
キヤノン EF11~24mmF4 L USM キヤノンから世界最広角ズームレンズが登場した。ワイド端の11mmは、35mmフルサイズのイメージサークルをカバーする、一眼レフ用の広角レンズとしてはもっとも短い焦点距離だ。今回は試作レンズを短時間での使用だったが、新しい視覚を持つレンズというのが第一印象だ。あたふたと被写体との距離を変えるのが自分でも滑稽なくらい新鮮だった。  このレンズを実現するにあたり使われた構成レンズの種類がすごい。非球面レンズだけで3枚も使われている。コーティングも、キヤノン独自のSWCやASCに加え、前後部にはフッ素コーティングを採用。第1面の巨大で曲率の大きなレンズは研削非球面だ。重さも1kgを超えるが、EOS 5D MarkIIIに装着したときのバランスは悪くない。 フィルターはレンズ後部の差し込み式

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