「木村伊兵衛」に関する記事一覧

銀座から消える写真の聖地「ニコンサロン」の過去と写真界のこれから
銀座から消える写真の聖地「ニコンサロン」の過去と写真界のこれから

半世紀にわたり写真文化を支えてきた「銀座ニコンサロン」が10月20日の展示を最後に閉館する。今後は新宿の「ニコンプラザ東京」内にリニューアルオープンするのだが、銀座からニコンサロンが消え去るのは寂しい限りである。1992年から25年間、ニコンサロンの選考委員を務めた写真家・土田ヒロミさんに聞いた。

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木村伊兵衛が写し出す「正月の浅草」
木村伊兵衛が写し出す「正月の浅草」
年末が近づくと木村は浅草に足繁く通っていた。1967(昭和42)年は、前年末から正月にかけ4回も出かけている。羽子板市、歳の市、初詣など、1月2日、4日は3本も使い下町の正月風景を撮影している。コンタクトを読むと日本髪を結った晴着姿の女性を狙っていることがわかる。それも今まで発表したものと違う切り口を模索している。浅草寺に初詣に来た人波の中から、日本髪の女性に傘をさす彼氏、その前を慌ただしく歩く男性、右端には晴着姿の若い女性が二人で歩く、いかにも浅草の正月である。
アサヒカメラ木村伊兵衛
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木村伊兵衛流 レンズの特色を熟知して撮影に生かす
木村伊兵衛流 レンズの特色を熟知して撮影に生かす
以前にも書いているが、木村伊兵衛は庶民生活に魅力を感じ被写体の対象にしている。その生活が道路上に露出して見える佃島には足繁く通っていた。
木村伊兵衛
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木村伊兵衛が体現した 一瞬で被写体を捉える技術
木村伊兵衛が体現した 一瞬で被写体を捉える技術
土門拳は撮影する場所を事前に弟子に伝える。木村伊兵衛は何も言わない。助手は黙々と師匠の後ろをついてゆく。性格の違いだろう。それに、自分自身でもどこに行って何を撮るか決められない面もある。被写体との出会いから撮影が始まるからだ。
木村伊兵衛
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ハプニングも「作品」にする木村伊兵衛の観察眼
ハプニングも「作品」にする木村伊兵衛の観察眼
1953(昭和28)年7月に木村伊兵衛は浅草界隈の撮影に出かけ、2日間で7本のフィルムを撮影している。
アサヒカメラ木村伊兵衛
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