辛坊治郎氏 「尖閣に人員配置し、裁判にも応じるべし」 日本と中国でその領有権を巡って揉めている尖閣諸島。9月14日、中国の海洋監視船6隻が日本の領海に侵入した。日本政府は、尖閣諸島について「解決すべき領有権問題はない」という立場だが、我々は今どうするべきか? ニュースキャスターの辛坊治郎氏の持論はこうだ。 尖閣 9/26 週刊朝日
「竹島問題は韓国に利益なし」と池田清彦教授が指摘 尖閣諸島と竹島をめぐり日本を取り巻く国際情勢が揺れ動いている。早稲田大学国際教養学部の池田清彦教授は、過激になりやすいナショナリズムにより尖閣諸島と竹島の本質が見失われてしまっているという。 尖閣池田清彦 9/26 週刊朝日
駐中国大使襲撃事件 犯人はエリート層か 白のBMWと銀のアウディが、パッシングとクラクションを繰り返しながら、黒のトヨタ・レクサスを執拗に追っていく。約10分間に及ぶカーチェイスの末、BMWとアウディがレクサスの前に回り込んで急停止した。BMWの助手席から降りてきた若い男が、何かを叫びながら、レクサスのヘッドライトの上に掲げられた日の丸の国旗をもぎ取り、そのまま車2台は走り去った。 尖閣 9/26 週刊朝日
駐中国大使襲撃事件「ここがおかしい」と専門家が指摘 「隣人」の暴走が止まらない。丹羽字一郎・駐中国大使(73)の乗る車が白昼堂々と襲撃された前代未聞の事件。その背景には、「愛国無罪」の精神を教え込まれた中国の若者たちと、その愛国教育を進め、権力闘争の渦中でうごめく彼の国の実力者たちの姿が見え隠れする。 尖閣 9/26 週刊朝日
室井佑月 室井佑月、元旦那の「竹島問題」発言に「正しいじゃん」 ここのところ毎日のように報道されている竹島問題。これに対し、小説家の高橋源一郎氏は「どうでもいいこと」と発言。作家の室井佑月氏は元夫のこの発言の真意をくみ取り、「正しいじゃん」と話す。 室井佑月尖閣 9/26 週刊朝日
地元漁師の怒り 日本人上陸で「合法的」尖閣ツアーが危機? 日本と中国の主張が激しく対立する尖閣諸島。香港の活動家らによる上陸に続き、今度は日本人がその島に立った。「(島に)上陸しない」という条件で地元漁協や海上保安庁と申し合わせて実現した、保守系の政治団体「頑張れ日本!全国行動委員会」(田母神俊雄会長)が主催するツアーの参加者だった。 尖閣 9/26 週刊朝日
単独で尖閣上陸を遂行したのは「元海自特殊部隊員」だった 8月19日の香港の活動家らによる上陸に続き、今度は日本人が尖閣諸島に立った。彼らは、保守系の政治団体「頑張れ日本!全国行動委員会」(田母神俊雄会長)が主催するツアーに同行していた人々。ツアーの趣旨は、尖閣諸島周辺で漁業活動をすることで、日本の領土としての実効支配を確実なものにする、ということだったが、今回は、戦争末期に尖閣諸島沖で遭難した疎開船の慰霊を洋上で行うことも目的に含まれていた。ツアーに同行していたノンフィクションライター・西牟田靖氏が上陸した人たちに話を聞いた。 尖閣 9/26 週刊朝日
田原総一朗 田原総一朗氏 「日本国民は竹島をあきらめているのでは?」 8月10日、韓国の李明博(イミョンバク)大統領が島根県の竹島に上陸した。一方、8月15日に香港の活動家らが尖閣諸島の魚釣島へ上陸し、14人を出入国管理法違反の疑いで逮捕した。こうした「領土」問題にジャーナリストの田原総一朗氏は、国民の外交や安全保障に対する「鈍さ」を指摘した。 北朝鮮尖閣田原総一朗 9/26 週刊朝日
尖閣上陸問題の対応はマニュアルどおり 元外交官・佐藤優氏も高評価 政府は8月17日、尖閣諸島に上陸した香港の活動家らを不法入国で強制送還することを決めた。言うまでもなく、"最短"で決着をつけることを優先させた結果である。 尖閣 9/26 週刊朝日
「領土問題」中韓の挑発は「帝国主義の復権」なのか? ロンドン五輪のお祭りムードから一転、お盆の日本列島は、やっかいな隣人たちの振る舞いに悩まされることとなった。領土をめぐる中韓の挑発に、韓国大統領による天皇陛下への侮辱的発言――それでも、これが日本の置かれた現実。やりたい放題の隣国の動きに、辛口で知られる元外交官の佐藤優氏は「帝国主義の復権」を見る。 尖閣 9/26 週刊朝日
将来日本は中国の「自治州」に? 動画流出のsengoku38が危惧 香港の活動家らによる尖閣諸島上陸は、彼ら全員を強制送還することで決着を見た。が、竹島の領有権問題については国際司法裁判所(ICJ)に提訴することを決めたものの、韓国は強く拒絶。日本政府はこのところ「領土問題」に頭を悩ませている。この現状を、2010年9月の中国漁船衝突事件で、「sengoku38」を名乗って衝突映像を動画サイトに流出させた元海上保安官、一色正春氏はこう語る。 尖閣 9/26 週刊朝日
田原総一朗 尖閣諸島国有化へ 田原総一朗氏が野田首相の覚悟を問う 石原慎太郎都知事の「購入発言」に端を発した、現在の尖閣諸島問題。ジャーナリストの田原総一朗氏は野田内閣の「尖閣諸島を国有化する」という方針について、こう持論を展開する。 尖閣田原総一朗 9/26 週刊朝日
田原総一朗 石原知事の「尖閣買う」発言 田原総一朗氏「問題は政府の無責任」 4月16日、石原慎太郎東京都知事が、ワシントンでの講演で「尖閣諸島を東京都が買う」とぶち上げた。すぐさま各メディアで取り上げられ、とりわけ新聞ではその多くが「都が口を出すのは筋違い」「石原氏の発言は無責任だ」といった厳しい論調だった。 これについて、ジャーナリストの田原総一朗氏は「無責任」は別のところにあると指摘する。 尖閣田原総一朗 9/26 週刊朝日
石原発言、真の狙いは「踏み絵」 尖閣諸島購入に40年来の因縁 「新党構想」が頓挫した代わり、「尖閣諸島を購入する」と大見えを切ってみせた東京都の石原慎太郎知事。唐突に思えた発言だが、実は「40年来の悲願」だった。 尖閣 9/26 週刊朝日
尖閣諸島問題で浮き彫りになった防衛省の怠慢 いまだ尖閣諸島問題がくすぶっている。責任を検察に押しつけるばかりか、無為無策ぶりが目に余る政府に、だんまりを決め込んでいる防衛省。米国すらあきれ返る惨状である。これに対し、ついに自衛隊有力OBらが声を上げた。問題の本質が国民に伏せられたままだというのだ。 尖閣 9/26 週刊朝日
尖閣問題に見る中国の焦り 尖閣諸島沖の衝突事件やノーベル平和賞授賞などをめぐり、中国の強硬ぶりが目立つ。「オレ様外交」に怒りを覚えた人も多かっただろう。だが、ジャーナリストの富坂聰氏は、中国こそが国際的に追いつめられ、焦っているのだと指摘する。強気の裏にある実情を聞いた。 尖閣 9/26 週刊朝日