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「小倉エージ」に関する記事一覧

歴史的名盤『つづれおり』の見方、聴き方
歴史的名盤『つづれおり』の見方、聴き方 この夏、東京・日比谷の帝国劇場でキャロル・キングの半生を描いたミュージカル『ビューティフル』の日本版が上演された。主人公のキャロル役は水樹奈々と平原綾香のダブル・キャストで、私は水樹奈々の方を見た。水樹奈々には、前傾姿勢を崩さない、がむしゃらでひたむきな印象がある。そんな彼女の演技は、作曲家デビューのために自身を売り込んで宿願を果たすキャロルの姿にうまく重なっていた。
ポール・サイモンの「リズム」探究の足跡
ポール・サイモンの「リズム」探究の足跡 ポール・サイモンのニュー・アルバム『ザ・コンサート・イン・ハイド・パーク』はライヴ盤だ。興味津々でCDに耳を傾けたところ、ポールの歌いぶりがなんだか変! 歌い流すような感じで、声量もいま一つ。「年のせいか」といぶかったが、いつの間にか歌声は本調子に。バンドのアンサンブルの妙にも惹かれ、ぐいぐい引き込まれ、2枚組を最後まで一気!

この人と一緒に考える

平井堅の右手がヤバい! 草野マサムネも横山剣も…
平井堅の右手がヤバい! 草野マサムネも横山剣も… 平井堅がテレビの音楽番組に出ているのを見ると、画面に釘づけになる。バラードでの伸びやかなハイ・トーンによるファルセット・ヴォイスに聴き惚れる。そんな歌声とともに見せるあの仕草! 音の高さを確かめるように上げ下げする右手の動きに目を奪われ、思わずテレビの前で自分の右手を上げ下げしてしまうこともある。カラオケで平井堅の歌を歌う時にはマストな仕草なのに違いない。
胸毛にビキニに紫の雨……プリンスのベストと言えば?
胸毛にビキニに紫の雨……プリンスのベストと言えば? プリンス(写真:Larry Williams) プリンス&ザ・レヴォリューション『パープル・レイン DELUXE』(ワーナーミュージック WPCR―17821/2) プリンス&ザ・レヴォリューション『パープル・レイン DELUXE―EXPANDED EDITION』(同 WPZR―30757/60)  昨年4月21日のプリンス急逝のニュースは世界中に衝撃をもたらした。訃報が伝わると、多くのミュージシャンのみならず、オバマ前米大統領も追悼の意を表した。その後の記事で、映画『パープル・レイン』が再上映されたほか、ブルース・スプリングスティーンやビヨンセがコンサートで「パープル・レイン」をカバーしたことを知った。プリンスといえば「パープル・レイン」なのだ。
ピンク・フロイド好きなら「無関心」じゃダメだ ロジャー・ウォーターズの新作に刮目せよ
ピンク・フロイド好きなら「無関心」じゃダメだ ロジャー・ウォーターズの新作に刮目せよ ロジャー・ウォーターズの25年ぶりのニュー・アルバム『イズ・ディス・ザ・ライフ・ウィ・リアリー・ウォント?』が話題を呼んでいる。かつて彼がリーダーシップを握っていたピンク・フロイドを彷彿させるサウンド・コラージュが随所にちりばめられ、ピンク・フロイドの新曲と言えそうな作品もある。
最新ライヴと初来日音源で堪能するサンタナ
最新ライヴと初来日音源で堪能するサンタナ 4年ぶりに来日したカルロス・サンタナ率いるサンタナのライヴに興奮を覚えた(4月27日、日本武道館)。前回の来日40周年記念公演を見逃したことや、1973年の初来日時の大阪公演を完全収録したアルバム『ロータスの伝説 完全盤―HYBRID 4.0―』が発売されたこともあり、最新のライヴを見届けておきたいと思った。

特集special feature

    オトナ目線! あがた森魚&はちみつぱいが面白い
    オトナ目線! あがた森魚&はちみつぱいが面白い あがた森魚が久々にはちみつぱいと共作した『べいびぃろん(BABY-LON)』が面白い。その主要な面々はすでに還暦超え。とはいえ、親父パワー全開。わずか3日間でアルバムの大半の作品、10曲を録音したというその集中力や瞬発力に驚かされる。長年の経験、その蓄積がもたらした技量を発揮した力作、さらに傑作と評していいだろう。
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