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「小倉エージ」に関する記事一覧

野心に満ちた曽我部ワールド全開
野心に満ちた曽我部ワールド全開 サニーデイ・サービスのニュー・アルバム『Popcorn Ballads』には驚いた。2枚組で全25曲、100分を超える大作だ。特定のテーマやコンセプトによる組曲スタイルではない。精緻に構築された曲とラフな録音による曲を寄せ集めたような作品だが、全体に通底するのは、クール&スマート。英知にとんだ洗練美とむき出しの衝動が混在している。

この人と一緒に考える

もじゃもじゃ頭とひげ面で6万人を喜ばせた男
もじゃもじゃ頭とひげ面で6万人を喜ばせた男 ELO(エレクトリック・ライト・オーケストラ)の今年6月のロンドン公演を収録した『ウェンブリー・オア・バスト~ライヴ・アット・ウェンブリー・スタジアム』が発売された。通常盤は2枚組CDのみ。限定盤にはブルーレイディスクもしくはDVDの映像がついている。この映像がうれしい。
ボブ・ディランからクリスマスプレゼントが届いた! お値段は?
ボブ・ディランからクリスマスプレゼントが届いた! お値段は? ボブ・ディランのファンは年末のこの時期に一喜一憂する。ディランの未発表曲やライヴ音源などを収録した“ブートレッグ・シリーズ”が発売されるからである。今年も11月8日に『トラブル・ノー・モア(ブートレッグ・シリーズ第13集)1979―81』が出た。うれしい知らせではあるのだが……。

特集special feature

    意表を突かれまくりのザ・クロマニヨンズの新作
    意表を突かれまくりのザ・クロマニヨンズの新作 ザ・クロマニヨンズのニュー・アルバム『ラッキー&ヘブン』を聞いて「おや?」と思った。いつもならアルバムの最初から最後まで一気呵成、スピーディーでゴリ押しのロックンロール! ところが今回の演奏、サウンドは実にバラエティー豊か。異色のナンバーもあって「おやおや?」――。
    懐古的でないサイケデリック・カルチャーの申し子~GLIM SPANKY
    懐古的でないサイケデリック・カルチャーの申し子~GLIM SPANKY 話題のロック・ユニットGLIM SPANKY。作詞、作曲、ギター、ヴォーカルの松尾レミと、ギター、編曲、ときに作曲も手伝う亀本寛貴の男女2人組だ。万華鏡さながらにサイケデリック模様で彩られたニュー・アルバム『BIZARRE CARNIVAL』を聴いて、彼らから耳も目も離せないと思った!
    日本のロックのルーツを体現する高田漣
    日本のロックのルーツを体現する高田漣 あがた森魚、高田渡、はっぴいえんどなどの作品群で知られるベルウッド・レコードが創立45周年を迎え、10月8日に東京・新宿で記念コンサートがあった。はちみつぱい、細野晴臣、鈴木茂ら縁のあるアーティストやグループが出演。第2部には、高田漣(れん)、GLIM SPANKY、the dresscodesの志磨遼平、曽我部恵一といったベルウッド作品を取り上げてきたフォロワーが登場し、名曲に新鮮な息吹をもたらした。
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