ニムロッド
第160回芥川賞を受賞した上田岳弘の『ニムロッド』は、人類の哀しい行く末を予感させる。欲望にしたがってないものを創り出すために、新たな技術を生みだし、システムを広げ、知識を重ね、そしてまた新たな欲望に突き動かされて今ここにないものを開発し続けてきた人類は、これからどうなるのか?
週刊朝日
2/21