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「シネマ×SDGs」に関する記事一覧

豪華客船が難破、無人島に流れ着いた大富豪たちのトップに立ったのは…話題作「逆転のトライアングル」監督に聞く見どころ
豪華客船が難破、無人島に流れ着いた大富豪たちのトップに立ったのは…話題作「逆転のトライアングル」監督に聞く見どころ モデルで人気インフルエンサーのヤヤと、人気に陰りが見えてきた男性モデルのカール。二人は豪華客船でのクルーズ旅に招待される。が、船が難破。流れ着いた無人島でサバイバル能力を発揮したのは清掃係の女性だった──。連載「シネマ×SDGs」の41回目は、本年度米アカデミー賞3部門にノミネートされた話題作「逆転のトライアングル」のリューベン・オストルンド監督に話を聞いた。
“家族を知らない彼の居場所を作りたい” 新たな家族のドキュメンタリー映画「二十歳の息子」
“家族を知らない彼の居場所を作りたい” 新たな家族のドキュメンタリー映画「二十歳の息子」 網谷勇気(40)は児童養護施設の子どもたちの自立を支援する団体で働いている。彼は数年前から支援してきた20歳の渉(わたる)と養子縁組を決意する。ゲイである網谷と家族を知らない渉。手探りのなか、二人の新生活がはじまった──。連載「シネマ×SDGs」の40回目は、新しい家族のかたちを静かにみつめたドキュメンタリー「二十歳の息子」の島田隆一監督に話を聞いた。
インドの田舎町でチャイを売る少年が映画に出合い、夢を抱く珠玉作「エンドロールのつづき」
インドの田舎町でチャイを売る少年が映画に出合い、夢を抱く珠玉作「エンドロールのつづき」 インドの田舎町に暮らす9歳のサマイは、学校に通いながら父が営むチャイ店を手伝っている。ある日、家族と街で映画を観た彼は「映画を作りたい!」と夢を抱くが、父に反対される。あきらめきれないサマイは映画館に忍び込むが──。連載「シネマ×SDGs」の38回目は、監督自身の人生とフィルムへの愛が詰まった珠玉作「エンドロールのつづき」のパン・ナリン監督に話を聞いた。
若年性乳がんと18歳の恋愛に揺れ動く母と娘 話題の舞台を映画化「あつい胸さわぎ」
若年性乳がんと18歳の恋愛に揺れ動く母と娘 話題の舞台を映画化「あつい胸さわぎ」 18歳の千夏(吉田美月喜)は、母の昭子(常盤貴子)と笑いの絶えない日々を過ごしていたが……。若年性乳がんと恋愛をテーマに、揺れ動く娘と母の切ない思いを繊細さとユーモアをもって描き出す──。連載「シネマ×SDGs」の37回目は、話題を呼んだ舞台をまつむらしんご監督と脚本家の高橋泉がタッグを組んで映画化した「あつい胸さわぎ」で主人公を演じた吉田美月喜さんに話を聞いた。
娘を取り戻すために闘う母の執念 メキシコで多発する“誘拐ビジネス”の闇に迫った「母の聖戦」
娘を取り戻すために闘う母の執念 メキシコで多発する“誘拐ビジネス”の闇に迫った「母の聖戦」 メキシコ北部に暮らすシングルマザーのシエロ(アルセリア・ラミレス)の10代の娘が、犯罪組織に誘拐された。元夫と身代金を支払うが、娘は帰らない。シエロは一人、闘いをはじめる──。連載「シネマ×SDGs」の36回目は、メキシコで多発する「誘拐ビジネス」の闇に迫った作品。実在のモデルが衝撃的な結末を迎えている「母の聖戦」のテオドラ・アナ・ミハイ監督に話を聞いた。
障害も、アイデアと行動力で「できる」に変える ドキュメンタリー映画「チョコレートな人々」
障害も、アイデアと行動力で「できる」に変える ドキュメンタリー映画「チョコレートな人々」 愛知県豊橋市にある「久遠チョコレート」。2014年にオープンし、いまや全国に50以上の拠点を持つ人気店だ。約570人の従業員のうち6割は心や体に障害がある──。連載「シネマ×SDGs」の35回目は、多様な人々が「しっかり稼ぐことができる」職場作りを目指してきた代表・夏目浩次さんを20年追い続ける監督によるドキュメンタリー「チョコレートな人々」の鈴木祐司監督に話を聞いた。

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“見えない存在”にされていた隣町の団地に暮らす青年から伝わるリアルな現実 映画「ファミリア」
“見えない存在”にされていた隣町の団地に暮らす青年から伝わるリアルな現実 映画「ファミリア」 陶器職人の神谷(役所広司)は海外で働く息子(吉沢亮)と、息子が現地で出会った妻の結婚を祝福していた。あるとき神谷は偶然、隣町の団地に暮らす在日ブラジル人青年と関わりを持つようになる──。連載「シネマ×SDGs」の34回目は、自身の父や故郷への想いを物語に綴った「ファミリア」の脚本家のいながききよたかさんに話を聞いた。
難民たちが自国への不変の愛でワインテイスティング世界一に挑む感動作「チーム・ジンバブエのソムリエたち」
難民たちが自国への不変の愛でワインテイスティング世界一に挑む感動作「チーム・ジンバブエのソムリエたち」 ワインのないジンバブエ共和国から南アフリカ共和国に逃れた難民4人が、世界最高峰のブラインドテイスティング版オリンピックで世界一を目指すドキュメンタリー。先進国の白人たちが多くを占めるスノッブな世界に4人がどこまで食い込むか──。連載「シネマ×SDGs」の33回目は、国とは故郷とは何かを考えさせられる感動作「チーム・ジンバブエのソムリエたち」のワーウィック・ロス監督とロバート・コー監督に話を聞いた。
共通するのは“相手への信頼” 両耳が聞こえないプロボクサーを描く「ケイコ 目を澄ませて」
共通するのは“相手への信頼” 両耳が聞こえないプロボクサーを描く「ケイコ 目を澄ませて」 ケイコ(岸井ゆきの)はプロボクサー。下町の小さなボクシングジムで鍛錬を重ね、アルバイトをしながらリングに立つ。生まれつき両耳が聞こえない彼女をジムの会長(三浦友和)らは静かに見守り、育てているが──。連載「シネマ×SDGs」の32回目は、元プロボクサー・小笠原恵子さんをモデルにし世界の映画祭で絶賛された「ケイコ 目を澄ませて」の三宅唱監督に話を聞いた。
時代の流れで失われていく“場”を記録したドキュメンタリー「浦安魚市場のこと」
時代の流れで失われていく“場”を記録したドキュメンタリー「浦安魚市場のこと」 古くから漁師町だった千葉県の浦安には魚市場があった。映画は、昼間は魚屋、夜はロックバンドのボーカルの顔を持つ「鮮魚 泉銀」を営む森田釣竿さんを中心に展開。2018年春から撮影を始め、19年3月の閉場までを記録する──。連載「シネマ×SDGs」の31回目は、失われていく「場」を考えさせるドキュメンタリー「浦安魚市場のこと」の歌川達人監督に話を聞いた。
舞台は中絶が違法だった時代のフランス 思わぬ妊娠で壮絶な経験をした作者の自伝的小説を映画化
舞台は中絶が違法だった時代のフランス 思わぬ妊娠で壮絶な経験をした作者の自伝的小説を映画化 1960年代、中絶が違法だった時代のフランス。優秀な大学生アンヌ(アナマリア・ヴァルトロメイ)は思わぬ妊娠をする。医師に「堕胎に加担したら刑務所行きだ」と拒絶され、自力でなんとかしようとするが──。連載「シネマ×SDGs」の30回目は、今年のノーベル文学賞を受賞したアニー・エルノーの自伝的小説を映像化した「あのこと」のオードレイ・ディヴァン監督に話を聞いた。
一人っ子だと思っていた私に、突如弟が現れた SNSでも話題になった、一人っ子政策の終焉を舞台に描いた映画
一人っ子だと思っていた私に、突如弟が現れた SNSでも話題になった、一人っ子政策の終焉を舞台に描いた映画 中国・成都。看護師アン・ラン(チャン・ツィフォン)の両親が事故で亡くなった。疎遠だった両親には、一人っ子政策の終焉とともにもうけた6歳の息子がいた。アン・ランは親戚たちから見知らぬ弟を引き取るように迫られるが──?連載「シネマ×SDGs」の29回目は、中国で異例のメガヒットとなった話題作「シスター 夏のわかれ道」のイン・ルオシン監督に話を聞いた。

特集special feature

    四季折々の風景と食 生きる豊かさを描く映画『土を喰らう十二ヵ月』
    四季折々の風景と食 生きる豊かさを描く映画『土を喰らう十二ヵ月』 長野の山里に一人暮らす作家・ツトム(沢田研二)。畑を耕し、山で旬の食材をとって料理を作る。ときおり東京から恋人の真知子(松たか子)が訪ねてくる。そんな日々にある変化が──。連載「シネマ×SDGs」の28回目は、作家・水上勉の料理エッセイをもとに「喰らうは生きる」の精神を四季折々の風景とともに捉えた『土を喰らう十二ヵ月』の中江裕司監督に話を聞いた。
    フランス・ブルゴーニュのワイン造りを3年かけ映画にした「ソウル・オブ・ワイン」
    フランス・ブルゴーニュのワイン造りを3年かけ映画にした「ソウル・オブ・ワイン」 フランス・ブルゴーニュ地方。ロマネ=コンティをはじめ世界最高峰のワインを生み出す土地でワイン造りをする人々の1年を、静かに見つめたドキュメンタリー。謙虚に自然と向き合い、その精神を次世代へ継承する生産者たちの姿と言葉が「ワインは生きている」ことを教えてくれる──。連載「シネマ×SDGs」の27回目は、「ソウル・オブ・ワイン」のマリー=アンジュ・ゴルバネフスキー監督に話を聞いた。
    AIと暮らす未来描く「アフター・ヤン」 監督が考える偏見、先入観、差別が生まれるサイクルと人類のジレンマ
    AIと暮らす未来描く「アフター・ヤン」 監督が考える偏見、先入観、差別が生まれるサイクルと人類のジレンマ 少し先の未来。ジェイク(コリン・ファレル)は、妻と中国系の養女ミカ、そして大切な家族である家庭用ロボットのヤン(ジャスティン・H・ミン)と暮らしている。が、ある日突然ヤンが動かなくなってしまう。修理をしようとしたジェイクはヤンに隠されたある秘密を知る──。連載「シネマ×SDGs」の25回目は、映画「アフター・ヤン」のコゴナダ監督に話を聞いた。
    「最後の作品になるかもしれない」母と子の葛藤と成長を描く ロアン・フォンイー監督の半自伝的映画
    「最後の作品になるかもしれない」母と子の葛藤と成長を描く ロアン・フォンイー監督の半自伝的映画 舞台はSARSが猛威を振るった2003年の台湾。米国から母と妹と帰郷した13歳の思春期の少女が、乳がんを患った母とぶつかりながらも成長していく──。連載「シネマ×SDGs」の23回目、本作が長編デビューとなるロアン・フォンイー監督の半自伝的映画「アメリカから来た少女」は第58回金馬奨で最優秀新人監督賞、観客賞など5部門を受賞。本作で母親を演じたカリーナ・ラムに話を聞いた。
    同じアパートに住む3つの家族を描いた映画「3つの鍵」 孤独に生きるつらさと難しさが身に染みる
    同じアパートに住む3つの家族を描いた映画「3つの鍵」 孤独に生きるつらさと難しさが身に染みる ある夜、ローマの高級住宅街のアパートの1階に車が突っ込む。運転していたのは3階に住む裁判官夫婦の息子。2階に住む孤独な妊婦は陣痛がはじまり、1階に住む夫婦は仕事のため隣人に幼い娘を預けた。事故をきっかけに、扉の向こうの隣人たちの運命が交差していく──。連載「シネマ×SDGs」の21回目は、俳優、プロデューサー、映画館経営者でもある「3つの鍵」のナンニ・モレッティ監督に話を聞いた。
    「彼女のいない部屋」の監督が語る、耐え難い日常や現実との向き合い方
    「彼女のいない部屋」の監督が語る、耐え難い日常や現実との向き合い方 フランスの地方都市。早朝、クラリス(ヴィッキー・クリープス)は夫と幼い息子と娘の寝顔を見て家を出る。彼女は家庭を放棄したのか? それとも──?連載「シネマ×SDGs」の20回目は、すべてがわかったとき、驚きとともに深い感動が押し寄せる、ミステリアスな映画「彼女のいない部屋」のマチュー・アマルリック監督に話を聞いた。
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