1950年、マザー・テレサは困窮する人々を救済する「神の愛の宣教者会」を設立し、貧しい人や住む場所のない人、病気の人、身寄りのない人たちへの献身的な世話をした。その活動は全世界で報じられるようになり、ノーベル平和賞をはじめとする名誉ある賞を次々と受賞した。そんな活動の原点は、イエス・キリストからのお告げだった。清涼院流水氏の新著『どろどろの聖人伝』(朝日新書)から一部を抜粋、再編集し、紹介する。
キリストの声を聞いたマザー・テレサ 「恵まれていますが…」と日本に向けた言葉とは
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