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清涼院流水

清涼院流水

プロフィール

清涼院流水(せいりょういん・りゅうすい)
1974年、兵庫県生まれ。作家。英訳者。「The BBB(作家の英語圏進出プロジェクト)」編集長。京都大学在学中、『コズミック』(講談社)で第2回メフィスト賞を受賞。以後、著作多数。TOEICテストで満点を5回獲得。2020年7月20日に受洗し、カトリック信徒となる。近著に『どろどろの聖書』『どろどろのキリスト教』(ともに朝日新書)など。

清涼院流水の記事一覧

キリストの声を聞いたマザー・テレサ 「恵まれていますが…」と日本に向けた言葉とは
キリストの声を聞いたマザー・テレサ 「恵まれていますが…」と日本に向けた言葉とは 1950年、マザー・テレサは困窮する人々を救済する「神の愛の宣教者会」を設立し、貧しい人や住む場所のない人、病気の人、身寄りのない人たちへの献身的な世話をした。その活動は全世界で報じられるようになり、ノーベル平和賞をはじめとする名誉ある賞を次々と受賞した。そんな活動の原点は、イエス・キリストからのお告げだった。清涼院流水氏の新著『どろどろの聖人伝』(朝日新書)から一部を抜粋、再編集し、紹介する。
14カ所も刺して自分を殺した男の「回心」を、“死後”も願った11歳の聖女
14カ所も刺して自分を殺した男の「回心」を、“死後”も願った11歳の聖女 1890年、貧しいカトリック信徒のもとに生まれた7人兄妹の長女マリア・ゴレッティは、共同生活をしていたセレネッリ家の息子アレッサンドロに暴行され、殺害された。しかし、彼女は死の淵でも、彼の回心を祈り続けた。清涼院流水氏の新著『どろどろの聖人伝』(朝日新書)では、聖人伝は人間関係がどろどろした逸話が多いことを伝えている。そのどろどろした関係性が彼らの“聖性”を際立たせる。同著から一部を抜粋、再編集し、自分への暴行をゆるした聖女を紹介する。
天使の言葉を信じたジャンヌ・ダルク “魔女”として受けた「究極」の罰
天使の言葉を信じたジャンヌ・ダルク “魔女”として受けた「究極」の罰 ジャンヌ・ダルクは、13歳の時、百年戦争の渦中で天使ミカエルからお告げを受け、フランス軍の最前線に立った。奇跡で軍を奮い立たせたが、イギリス軍に捕らえられ、宗教裁判で“魔女”とされ火刑に処される。清涼院流水氏の新著『どろどろの聖人伝』(朝日新書)では、キリスト教国に語り継がれている数々の聖人伝の中から、ジャンヌ・ダルクについても触れている。同著から一部を抜粋、再編集し、紹介する。
柱の上に立って37年暮らした“ストイック”な聖人 「静かな生活」を求めたのに観光地化
柱の上に立って37年暮らした“ストイック”な聖人 「静かな生活」を求めたのに観光地化 キリスト教が勢力を急拡大するにつれ、利権を求める者たちの聖職者の地位争いによって都市の教会は腐敗した。その一方、信仰と真摯に向き合うことを願う者たちは孤独に修行する“隠修士”となった。中でも特筆すべきは、高い柱の上で37年生活したことから「柱頭行者」と呼ばれた隠修士だ。清涼院流水氏の新著『どろどろの聖人伝』(朝日新書)では、キリスト教国で愛され語り継がれてきた聖人伝が紹介されている。同著から一部を抜粋、再編集し、「柱頭行者」と呼ばれたシメオンを紹介する。
乳房を斬り落とされても元通り、喉に剣を突き刺しても平然 男の「憎」を奇跡で跳ね返した二人の聖女
乳房を斬り落とされても元通り、喉に剣を突き刺しても平然 男の「憎」を奇跡で跳ね返した二人の聖女 キリスト教の迫害が続いていた3世紀、ローマ帝国領シチリア州の総督クィンティアヌスは、キリスト教を信仰する貴族の娘のアガタに求愛したが、受け入れられなかったため、さまざまな拷問を行った。どんな拷問にも屈さず殉教したアガタは、聖女として名を馳せた。時を超えてアガタの霊に母の病気を治してもらったルキアは、また強い信仰心で奇跡を起こし聖女となった。清涼院流水氏の新著『どろどろの聖人伝』(朝日新書)では、周囲のどろどろした愛憎劇に巻き込まれ、聖性を際立たせた聖人たちが紹介されている。同著から一部を抜粋、再編集し、時を超えて共鳴した二人の聖女を紹介する。
「猛獣に噛み殺されたい」大観衆の前での処刑を喜んだ司教 直後に起きた大地震に皇帝は
「猛獣に噛み殺されたい」大観衆の前での処刑を喜んだ司教 直後に起きた大地震に皇帝は 「天国では、だれがいちばん偉いのだろう?」と弟子たちが議論をしていたところ、イエス・キリストは、近くにいた幼い子供を示し「この子のように自分を低くする者が、天国でいちばん偉い」と言った。その時の子供・イグナティオスは、使徒ヨハネの弟子となり45歳で司教となったが、皇帝から強要されたローマ神への礼拝を拒否したことで死刑を言い渡されてしまう。彼は猛獣に噛み殺されると決まった時、「キリストの麦となる!」と大喜びした。清涼院流水氏の新著『どろどろの聖人伝』(朝日新書)から一部を抜粋、再編集し、紹介する。
「知らないものは知らん」キリストを置いて全速力で逃げた弟子 逆さまで処刑された場所は今
「知らないものは知らん」キリストを置いて全速力で逃げた弟子 逆さまで処刑された場所は今 イエス・キリストの弟子ペトロは、イエスがローマの兵士たちに捕らえられた途端、他の使徒たちといっしょに全速力で逃亡した。のちに死から復活したイエスから後進の指導を託され、別人のように毅然としたリーダーとなった。皇帝ネロが彼を処刑しようとした際、イエス・キリストと遭遇。自分が殉教する時期が来たことを確信し、ローマへ戻りマニアックな磔刑によって殉教した。清涼院流水氏の新著『どろどろの聖人伝』(朝日新書)から一部を抜粋、再編集し、マニアックな磔刑を望んだカリスマ聖人を紹介する。
毒入りの盃はまっぷたつ 裸の女性で誘惑させたライバルは圧死 厳格な修道士の起こした「奇跡」
毒入りの盃はまっぷたつ 裸の女性で誘惑させたライバルは圧死 厳格な修道士の起こした「奇跡」 西暦480年頃にイタリアで生まれたベネディクトゥスは、ローマでキリスト教を学んだのち、真摯に信仰と向き合うために崖の中にある洞窟で“隠修士”として孤独に精神修行をした。その厳格な姿勢が噂となり、修道院の院長に迎えられることが度々あったが、厳格な規則のため反旗を翻されたり妬まれたりなどで、毒殺を企てられてきた。その度に、奇跡を起こし回避してきた。清涼院流水氏の新著『どろどろの聖人伝』(朝日新書)から一部を抜粋、再編集し、ベネディクトゥスが起こした奇跡ついて紹介する。
十字架で処刑中に“人生大逆転” キリストの言葉で天国行きが確定した「善良な強盗」
十字架で処刑中に“人生大逆転” キリストの言葉で天国行きが確定した「善良な強盗」 西暦30年4月7日、イエス・キリストはエルサレムの外れにあるゴルゴタの丘で、十字架に磔にされた。その時、共に磔刑をうけていた強盗のうちの一人が「お前が本当に救世主なら、自分と俺たちを救ってみせろ!」とイエスに汚い言葉を浴びせた。それを制したもう一人の強盗・ディスマスに、イエスが天国行きを確約したことで“例外的に”聖人認定され、のちに「善良な強盗」という称号で呼ばれることになった。強盗の罪を犯し処刑されながら、聖人となって人生を大逆転させた男は、歴史上ほかに見つけられない。清涼院流水氏の新著『どろどろの聖人伝』(朝日新書)では、さまざまな聖人伝の中で、磔になってからのイエス・キリストの奇跡についても書かれている。同著から一部を抜粋、再編集し、紹介する。
“サンタクロース”はキレて投獄されていた 隣人にこっそりお金を配っていた「聖人」
“サンタクロース”はキレて投獄されていた 隣人にこっそりお金を配っていた「聖人」 サンタクロースは、4世紀前半、トルコ南西部の教会で司教を務めていたニコラウスという人物が元となっている。裕福で、莫大な財産をもっていたニコラウスは、貧しい隣人の家に金塊を投げ入れた元祖「お金配りおじさん」だった。クリスマスと並んで日本人でも広く知られているのはバレンタインデーだが、こちらにも元になったイタリア人司祭がいた。清涼院流水氏の新著『どろどろの聖人伝』(朝日新書)では、キリスト教国で親しまれている聖人伝が書かれている。同著から一部を抜粋、再編集し、“サンタクロース”と“ヴァレンタイン”について紹介する。
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