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「原発」に関する記事一覧

驚愕! 東電幹部 原発再稼働へ向けて猛暑を念じ、経産省幹部へメール
驚愕! 東電幹部 原発再稼働へ向けて猛暑を念じ、経産省幹部へメール 電力4社は7月8日、原発の再稼働を申請する。その直前、経済産業省幹部が「柏崎は、やはり反発がきましたね。根回し、ウラでどの程度、されたのでしょうか?」などというメールを東京電力幹部に送っていたことがわかった。本誌が入手した10通のメールには安倍政権の“再稼働シナリオ”が赤裸々に記されていた。ジャーナリストの今西憲之氏と本誌取材班が取材した。

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広瀬隆氏が「脱原発先進国」ドイツをルポ 「廃炉でも地元経済は衰退しない」
広瀬隆氏が「脱原発先進国」ドイツをルポ 「廃炉でも地元経済は衰退しない」 「廃炉で地元経済が破綻する」と不安を抱く原発立地自治体と、その住民は多い。作家の広瀬隆氏は俳優の山本太郎氏らとともに、日本に先んじて2022年の「原発ゼロ」を決めたドイツへ赴いた。8基すべての廃炉を進めるドイツ北部のグライフスヴァルト原発で、広瀬氏が目の当たりにしたのは地元経済の衰退ではなかったという。

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    「原発事故報告書」の真実とウソ
    「原発事故報告書」の真実とウソ だれがどう考えたって「事故報告書」なんていう代物が、おもしろいわけはないのである。しかし、おもしろくないからこそ、だれかが精読しなくちゃいけないわけで、「そのうちワシが……」という野望がないわけでもなかった。でも、塩谷喜雄『「原発事故報告書」の真実とウソ』という報告書の報告書を見てわかった。私には無理でした。  著者は冒頭で慨嘆(がいたん)する。〈出そろった4つの事故調の報告書を前にして、私の内心に噴き出してきたのは、素朴な疑問と大きな怒りだった。「なんで事故調が4つもあるんだよ」〉  ですよね。いや、多様な視点を導入するという点からいえば事故調の3つや4つあってもいい。が、ほとんど同じ証言とデータを解析しながら中身にばらつきがあることをどうしてくれる。その面倒くさい判定を本書は見事にやってのけた。誤解を恐れずにいえば「おもしろい」のだ。  観点は主として3つ。まず事故の原因は地震だったのか津波だったのか。炉心溶融に至るまでの現場の対応は適切だったのか。そして官邸の対応は適正だったのか否か。  結論だけをいうと、地震と津波問題では、津波到達時刻を厳しく検証し「津波ではなく地震が全電源喪失の原因だ」と結論した国会事故調(黒川清委員長)の圧勝。現場の対応に関しては、批判を浴びた官邸の動きに一定の評価を与えた民間事故調(北澤宏一委員長)の勝ち。  総合点は5ツ星満点で、事実の検証には圧倒的な力を見せるも「今度の事故は人災だ」という言葉でウケねらいに走った国会事故調が3ツ星半。人の動きは精査するも事実の検証は甘い民間事故調が3ツ星。無難にまとめた(だけの?)政府事故調(畑村洋太郎委員長)は3ツ星。そして保身に徹した東電事故調(山崎雅男委員長)は論外の黒星1ツ。  慇懃(いんぎん)に書くだけが能ではない。批評はなべてかくありたい。全原発が再稼働した場合、重大事故を起こす確率は10年に1度だという恐ろしい指摘にもゾッとしていただきたい。
    「遺書」は改ざん もんじゅ事故調査中に起きた不可解な死
    「遺書」は改ざん もんじゅ事故調査中に起きた不可解な死 1995年12月、高速増殖原型炉「もんじゅ」のナトリウム漏れ事故を受け、旧動燃(動力炉・核燃料開発事業団=現・日本原子力研究開発機構)の総務部次長だった西村成生(しげお)氏は内部調査チーム員として活動していた。しかし、氏は突然、ホテルで不可解な死を遂げる。ジャーナリストの今西憲之氏と週刊朝日取材班が関係者に話を聞いた。
    もんじゅ事故 シュレッダーで粉々にされていた現場写真
    もんじゅ事故 シュレッダーで粉々にされていた現場写真 1995年12月8日に起きた高速増殖原型炉「もんじゅ」のナトリウム漏れ事故。旧動燃(動力炉・核燃料開発事業団=現・日本原子力研究開発機構)の総務部次長だった西村成生(しげお)氏が残した「西村ファイル」には、当時の「もんじゅ」の幹部らによる隠蔽工作が記載されていた。ジャーナリストの今西憲之氏と週刊朝日取材班が検証した。

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