知っていたのに「何も心配ない」 “地上の楽園”北朝鮮へ人々を見送った男の懺悔
1959年12月14日から84年まで続いた北朝鮮帰国事業。在日朝鮮人と日本人妻ら9万3340人が新潟港から北朝鮮に渡った。北朝鮮が「地上の楽園」だという話を信じて渡った在日朝鮮人たちだったが、現実は大きく違っていた。当時、共産党で帰国事業に関わっていた小島晴則さん(82)は、朝鮮総連でも一部の最高幹部しか北朝鮮の実情を知らなかったと話す。当時の話をジャーナリストの前川惠司氏が聞いた。
週刊朝日
11/10