「待ってて」 父・団十郎の最期に娘が思ったこと 歌舞伎俳優の市川団十郎(本名・堀越夏雄)さんが2月3日、肺炎のために亡くなった。愛娘、舞踊家の市川ぼたんさん(33)にその最期を聞いた。 お悔やみ 2/13 週刊朝日
団十郎は「海老蔵もわかってきたかな」と語っていた 2月3日、歌舞伎界を代表する名跡を継ぎ、骨太で大らかな芸格で人気を集めた歌舞伎俳優の市川団十郎(本名・堀越夏雄)さんが亡くなった。中村勘三郎さんに続く巨星の死に、歌舞伎界に衝撃が走った。十二代目団十郎がまだ海老蔵時代から付き合いのある元NHKアナウンサーの山川静夫氏が、団十郎さんの役者として、そして父としての姿を思い起こした。 お悔やみ 2/13 週刊朝日
取材で不機嫌なことも 中村勘三郎さん意外な素顔 歌舞伎から現代劇まで多くの人を魅了した中村勘三郎さんが57歳の若さで亡くなった。出演舞台をずっと見ており、本人にも度々取材を行ったというライターの千葉望氏は、在りし日の中村さんの意外な一面を明かす。 お悔やみ 12/11
大竹しのぶ 「勘三郎は『がんは怖い』と言っていた」 歌舞伎俳優の中村勘三郎(本名・波野哲明)さんが12月5日、急性呼吸窮迫症候群(ARDS)で亡くなった。57歳の若さだった。今年6月に食道がんを公表、7月27日に手術を行い、療養中だった。歌舞伎界の大看板のあまりに早すぎる死。35年の親交があり、最期を看取った女優の大竹しのぶさん(55)が、術後の様子などを語った。 お悔やみがん 12/11 週刊朝日
勘三郎が言っていた「マズい」こととは? 12月5日、57歳という若さで亡くなった歌舞伎俳優の中村勘三郎(本名・波野哲明)さん。二十数年来の親友だった野田秀樹さん(56)は、勘三郎さんの訃報を「演劇界の災害」と表現した。野田さんの舞台「THE BEE」を観劇した晩、勘三郎さんたちと飲みに繰り出したときの様子を、朝日新聞文化くらし報道部の藤谷浩二記者が明かす。 お悔やみ 12/10 週刊朝日
藤本義一さんの愛娘が語る「お湯も沸かせなかった父」 人気番組「11PM」の司会で知られ、関西文化のダンディズムと粋の象徴的存在であった直木賞作家の藤本義一さんが10月30日、肺炎のため79歳で亡くなった。2年前に脳梗塞で倒れ、昨春には肺に末期の中皮腫を患っていたことが発覚した。次女でイラストレーターのフジモト芽子(まいこ)さん(48)は、「一人で放っておけば生きていけない人でした」と家族にだけ見せていた晩年の様子を語った。 お悔やみ 11/8 週刊朝日
山口シヅエ「死亡隠蔽」 名前使われたいとこ完全否定 東京都墨田区押上の下町が、いま大騒ぎになっている。その理由はほかでもない、週刊朝日が先週号で報じた山口シヅエ元衆議院議員の訃報(ふほう)である。 お悔やみ遺産相続 10/31 週刊朝日
人知れず死んでいた元国会議員の不可解な「密葬」 女性初の国会議員の一人として、13回の当選を果たした山口シヅエ元衆議院議員が、今年4月に人知れず亡くなっていたことを週刊朝日は突き止めた。訃報はどこを探しても見当たらない。内情を知る関係者のA氏によると、山口氏の政界引退後も右腕として仕え続けた元秘書のO氏(62)が「先生に万が一のことがあっても、すぐには公表しないでほしい」と、山口氏のホームヘルパーに口止めをしていたという。 お悔やみ 10/27 週刊朝日
元国会議員山口シヅエ氏、口止めされたその「死」 東京の下町の代名詞と言える墨田区押上を地盤とし、「下町の太陽」「下町のアイドル」と呼ばれた元衆議院議員の山口シヅエ氏。日本初の女性国会議員の一人で、連続11回、計13回の当選を果たしたベテランだった。1983年に政界を引退し、ここ10年ほど、メディアで消息が伝えられることはほとんどなくなったものの、誰もがその健在を疑っていなかった――。 お悔やみ 10/26 週刊朝日
「役者は親の死に目にあえないもの」と娘を諭した劇作家 「熱海殺人事件」「蒲田行進曲」などで知られる、劇作家の故つかこうへい。一人娘の愛原実花さんは、元宝塚歌劇団の雪組の娘役トップスターだが、公演中で父の死に目には会えなかったという。父の思い出を語る。 お悔やみ 9/26 週刊朝日
地井武男さん 「ブランコで遊ぶ」が「ちい散歩」のお決まりだった 2006年に始まった「ちい散歩」(テレビ朝日系)は、地井武男さんが自ら見知らぬ町を歩いて見知らぬ人との会話を楽しむ"ブラリ系"。約6年続いた長寿番組だった。東京都中野区の「尾張屋豆腐店」の主人(54)が振り返る。 お悔やみ 9/26 週刊朝日
ナンシー関 当時、好感度タレント1位の山田邦子の「面白くなさ」を指摘 あの人が生きていたら、この時代をどう書いただろう――今もその不在が惜しまれる不世出のコラムニスト・ ナンシー関の死去から、この6月12日で10年たった。ジャーナリスト横田増生氏は「ナンシーのテレビ評論の面白さは、その定点観測にある」と言う。(文・ジャーナリスト横田増生) お悔やみ 9/26 週刊朝日
没後10年のナンシー関 今明かされる「嫁になりてーー」と叫んだ相手 あの人が生きていたら、この時代をどう書いただろう―――今もその不在が惜しまれる不世出のコラムニスト・ ナンシー関の死去から、この6月12日で10年になる。独特な観察眼と切り口が魅力のナンシー氏。無類の格闘技好きの一方で、私生活では生涯独身を貫いた。そんな彼女が「嫁になりてーー」と思わず叫んだ格闘家がいるという。 お悔やみ 9/26 週刊朝日
上田耕司 立川談志、逝く 「おれはよくね、何で死にたいって言うからね。やはり心不全とかがんだとかそういうのは、いやだと。平凡でよくあるから。『ふとした病』っていうのはどうだ」(本誌ムック「だから死ぬのは怖くない」) お悔やみ 9/26 週刊朝日
北杜夫さんが本誌で語った“躁の暴走” 〈数年前、もう生きる気力がなくて、すぐに死ぬと思ったから、「賀状は今年かぎりにさせて頂きます。長年のご厚情を感謝申し上げます。世を捨てた北杜夫」と書いて、皆様に年賀状を出したんです。ところが、世を捨てるとストレスがないせいか、まだ生きている。困ったもんです〉 お悔やみ 9/26 週刊朝日