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検索結果15件中

関ヶ原の戦いで小早川秀秋は「開戦直後」に寝返り? “逆転”ではなく序盤で決まっていた
関ヶ原の戦いで小早川秀秋は「開戦直後」に寝返り? “逆転”ではなく序盤で決まっていた ...?   ●呉座勇一(ござ・ゆういち) 1980(昭和55)年、東京都生まれ。東京大学文学部卒業。同大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。専攻は日本中世史。信州大学特任助教、国際日本文化研究センター機関研究員。2014年『戦争の日本中世史』(...
桶狭間の戦い、織田信長の「迂回奇襲」という虚構 今川義元に対する「堂々たる正面攻撃」
桶狭間の戦い、織田信長の「迂回奇襲」という虚構 今川義元に対する「堂々たる正面攻撃」 ...代まで語り継がれている。だが、歴史学者の呉座勇一氏によると、大胆で意表を突いた迂回奇襲作戦ではなかったという説が浮上しているという。『動乱の日本戦国史 桶狭間の戦いから関ヶ原の戦いまで』(朝日新書)から一部を抜粋、再編集して解説する。 *  *  *   ...
戦術家の上杉謙信と戦略家の武田信玄、川中島の教訓 戦略の失敗は戦術で挽回できない
戦術家の上杉謙信と戦略家の武田信玄、川中島の教訓 戦略の失敗は戦術で挽回できない ...勝敗はつかなかったとされるが、歴史学者の呉座勇一氏はこの戦いをどう見るのか。『動乱の日本戦国史 桶狭間の戦いから関ヶ原の戦いまで』(朝日新書)から一部を抜粋、再編集して解説する。 *  *  *   【こちらも話題】 #1 武田信玄と上杉謙信の一騎打ちは創作だっ...
武田信玄と上杉謙信の一騎打ちは創作だった 歴史学者が史料から読み取る合戦の実像
武田信玄と上杉謙信の一騎打ちは創作だった 歴史学者が史料から読み取る合戦の実像 ...謙信が一騎打ちしたとされるが、歴史学者の呉座勇一氏は「後世の創作」だと指摘する。『動乱の日本戦国史 桶狭間の戦いから関ヶ原の戦いまで』(朝日新書)から一部を抜粋、再編集して解説する。 *  *  *   【こちらも話題】 #1 武田信玄と上杉謙信の一騎打...
東浩紀「『言論の自由』と『被害者のケア』の論争の落とし所を探さぬ人たち」
東浩紀「『言論の自由』と『被害者のケア』の論争の落とし所を探さぬ人たち」 ...トセラー『応仁の乱』で知られる歴史学者・呉座勇一氏が、武蔵大学准教授の英文学者・北村紗衣氏に執拗(しつよう)な中傷を行っていたことが明らかになった。呉座氏は所属先より厳重注意を受け、NHK大河ドラマのスタッフを降板。それでも問題は収束せず、北村氏を含む有志が、呉座発言の背景には「女性差別...
「京都ぎらい」から5年…「ネタバレ」しても面白い“京都シリーズ”完成の域に
「京都ぎらい」から5年…「ネタバレ」しても面白い“京都シリーズ”完成の域に ...仁の乱』(中公新書)をベストセラーにした呉座勇一もさりげなく井上所長のところの助教として登場する。  井上は、もともとは建築史学者なので地名に詳しいのだが、建築史学会から容れられなかったという怨念を抱いているようだ。今回はその怨念が京都洛中へのそれに昇華されている。あとがきには、あっと...
源頼朝が恐れた北条政子の嫉妬 日本中世の「後妻打」という驚きの風習
源頼朝が恐れた北条政子の嫉妬 日本中世の「後妻打」という驚きの風習 呉座勇一(ござ・ゆういち)/1980(昭和55)年、東京都生まれ。東京大学文学部卒業。同大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。文学博士。専攻は日本中世史。国際日本文化研究センター助教。2014年『戦争の日本中世史』(新潮選書)で第12回角川財団学...
「花の乱」で悪女富子を演じた三田佳子が語る応仁の乱の魅力
「花の乱」で悪女富子を演じた三田佳子が語る応仁の乱の魅力 三田佳子 (c)朝日新聞社  昨年、呉座勇一著「応仁の乱-戦国時代を生んだ大乱」(中央公論新書)が実売40万部(現時点47万5千部)を越え、出版界の大きな話題になった。  あまり顧みられることがない室町時代と応仁の乱をテーマにした新書が、なぜこれほどまでに読者に支持されたのか? ...
騙されるのはどんな人? 歴史学者に聞いた「フェイクニュース」防衛術
騙されるのはどんな人? 歴史学者に聞いた「フェイクニュース」防衛術 ...歴史学者で国際日本文化研究センター助教の呉座勇一さんに聞いた。 *  *  *  陰謀論って、すごく分かりやすいんです。応仁の乱にしても、実際には複数の要因が絡み合って起きたことですが「日野富子が元凶」とすると、原因が一つだけになります。ただ、ここが逆説的なんですが、実際は単純化され...
「社史を読みなさい」元富士電機会長が若手に説く理由
「社史を読みなさい」元富士電機会長が若手に説く理由 ...。  一昨年話題になった『応仁の乱』(呉座勇一)には「なぜ、あんな判断をしたのか」「あんな行動をしたのか」という人ばかり。「ヒーローがいない歴史」という見方もあるのですね。わたしは若いころから、幕末の長州藩で奇兵隊を立ち上げたヒーロー、高杉晋作が好きですが。まさに革命児で、才気走った奔...
「応仁の乱」犬猿の主役2人は徒歩5分の「ご近所さん」 550年前から変わらぬ“大人の事情”
「応仁の乱」犬猿の主役2人は徒歩5分の「ご近所さん」 550年前から変わらぬ“大人の事情” ...応仁の乱を生き生きと描いた『応仁の乱』(呉座勇一著、中公新書)が売れている。誰もがその名を知っている応仁の乱だが、これまで、その知名度の割には注目されてこなかった。誰と誰が戦っているのか、わかりにくいからである。複数の人々の思惑が交錯して、白黒はっきりしない。英雄らしき英雄もいない。戦国...
応仁の乱
応仁の乱 ...なった……諸大名入り乱れての……。  呉座勇一『応仁の乱』は、ほとんどの日本人が実態を知らないこの大乱を、最新の研究成果をふまえながら実証的に検証してみせる。さらには、同時代に生きた興福寺の2人の高僧(経覚[きょうがく]と尋尊[じんそん])が遺した日記を通じて、戦乱に巻きこまれた人々の...

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