関ヶ原の戦いで小早川秀秋は「開戦直後」に寝返り? “逆転”ではなく序盤で決まっていた ...? ●呉座勇一(ござ・ゆういち) 1980(昭和55)年、東京都生まれ。東京大学文学部卒業。同大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。専攻は日本中世史。信州大学特任助教、国際日本文化研究センター機関研究員。2014年『戦争の日本中世史』(... 朝日新聞出版の本動乱の日本戦国史 2023/09/25 06:30
桶狭間の戦い、織田信長の「迂回奇襲」という虚構 今川義元に対する「堂々たる正面攻撃」 ...代まで語り継がれている。だが、歴史学者の呉座勇一氏によると、大胆で意表を突いた迂回奇襲作戦ではなかったという説が浮上しているという。『動乱の日本戦国史 桶狭間の戦いから関ヶ原の戦いまで』(朝日新書)から一部を抜粋、再編集して解説する。 * * * ... 織田信長動乱の日本戦国史 2023/09/23 06:30
戦術家の上杉謙信と戦略家の武田信玄、川中島の教訓 戦略の失敗は戦術で挽回できない ...勝敗はつかなかったとされるが、歴史学者の呉座勇一氏はこの戦いをどう見るのか。『動乱の日本戦国史 桶狭間の戦いから関ヶ原の戦いまで』(朝日新書)から一部を抜粋、再編集して解説する。 * * * 【こちらも話題】 #1 武田信玄と上杉謙信の一騎打ちは創作だっ... 朝日新聞出版の本動乱の日本戦国史 2023/09/22 06:30
武田信玄と上杉謙信の一騎打ちは創作だった 歴史学者が史料から読み取る合戦の実像 ...謙信が一騎打ちしたとされるが、歴史学者の呉座勇一氏は「後世の創作」だと指摘する。『動乱の日本戦国史 桶狭間の戦いから関ヶ原の戦いまで』(朝日新書)から一部を抜粋、再編集して解説する。 * * * 【こちらも話題】 #1 武田信玄と上杉謙信の一騎打... 朝日新聞出版の本動乱の日本戦国史 2023/09/21 06:30
東浩紀 東浩紀「『言論の自由』と『被害者のケア』の論争の落とし所を探さぬ人たち」 ...トセラー『応仁の乱』で知られる歴史学者・呉座勇一氏が、武蔵大学准教授の英文学者・北村紗衣氏に執拗(しつよう)な中傷を行っていたことが明らかになった。呉座氏は所属先より厳重注意を受け、NHK大河ドラマのスタッフを降板。それでも問題は収束せず、北村氏を含む有志が、呉座発言の背景には「女性差別... 東浩紀 2022/02/01 17:00
「京都ぎらい」から5年…「ネタバレ」しても面白い“京都シリーズ”完成の域に ...仁の乱』(中公新書)をベストセラーにした呉座勇一もさりげなく井上所長のところの助教として登場する。 井上は、もともとは建築史学者なので地名に詳しいのだが、建築史学会から容れられなかったという怨念を抱いているようだ。今回はその怨念が京都洛中へのそれに昇華されている。あとがきには、あっと... 読書 2020/08/08 08:00 週刊朝日
「二日酔い」や一夜の恋も… 日本史の解説書では描かれない中世のリアル 呉座勇一(ござ・ゆういち)/歴史学者。東京都出身。国際日本文化研究センター助教。著書に『応仁の乱 戦国時代を生んだ大乱』『戦争の日本中世史』『一揆の原理』『陰謀の日本中世史』など(撮影/写真部・小黒冴夏) AERAで連載中の「この人この本」では... 読書 2020/05/04 17:00
源頼朝が恐れた北条政子の嫉妬 日本中世の「後妻打」という驚きの風習 呉座勇一(ござ・ゆういち)/1980(昭和55)年、東京都生まれ。東京大学文学部卒業。同大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。文学博士。専攻は日本中世史。国際日本文化研究センター助教。2014年『戦争の日本中世史』(新潮選書)で第12回角川財団学... 朝日新聞出版の本歴史読書 2020/03/06 17:00
植草信和 「花の乱」で悪女富子を演じた三田佳子が語る応仁の乱の魅力 三田佳子 (c)朝日新聞社 昨年、呉座勇一著「応仁の乱-戦国時代を生んだ大乱」(中央公論新書)が実売40万部(現時点47万5千部)を越え、出版界の大きな話題になった。 あまり顧みられることがない室町時代と応仁の乱をテーマにした新書が、なぜこれほどまでに読者に支持されたのか? ... ドラマ植草信和 2018/07/22 16:00
騙されるのはどんな人? 歴史学者に聞いた「フェイクニュース」防衛術 ...歴史学者で国際日本文化研究センター助教の呉座勇一さんに聞いた。 * * * 陰謀論って、すごく分かりやすいんです。応仁の乱にしても、実際には複数の要因が絡み合って起きたことですが「日野富子が元凶」とすると、原因が一つだけになります。ただ、ここが逆説的なんですが、実際は単純化され... 2018/04/15 11:30
陰謀の日本中世史 呉座勇一『陰謀の日本中世史』は昨年『応仁の乱』がベストセラーになった歴史学者の最新刊だ。テーマはズバリ歴史をめぐる陰謀論。たとえば本能寺の変。 〈本能寺の変の歴史的意義は、織田信長が死んだこと、そして明智光秀の討伐を通じて豊臣秀吉が台頭したことに... 今週の名言奇言 2018/04/11 10:30 週刊朝日
「社史を読みなさい」元富士電機会長が若手に説く理由 ...。 一昨年話題になった『応仁の乱』(呉座勇一)には「なぜ、あんな判断をしたのか」「あんな行動をしたのか」という人ばかり。「ヒーローがいない歴史」という見方もあるのですね。わたしは若いころから、幕末の長州藩で奇兵隊を立ち上げたヒーロー、高杉晋作が好きですが。まさに革命児で、才気走った奔... 働き方 2018/03/07 11:30
「応仁の乱」犬猿の主役2人は徒歩5分の「ご近所さん」 550年前から変わらぬ“大人の事情” ...応仁の乱を生き生きと描いた『応仁の乱』(呉座勇一著、中公新書)が売れている。誰もがその名を知っている応仁の乱だが、これまで、その知名度の割には注目されてこなかった。誰と誰が戦っているのか、わかりにくいからである。複数の人々の思惑が交錯して、白黒はっきりしない。英雄らしき英雄もいない。戦国... 2017/11/16 11:30
観応の擾乱 ...納得した。同じく中公新書の『応仁の乱』(呉座勇一)と並べて売られている。『応仁の乱』は「地味すぎる大乱」などの自虐的コピーも効いて異例の大ヒットとなった。 2匹目のドジョウならぬ観応の擾乱は、知名度こそ応仁の乱に及ばないけれども、内乱の中身は面白い。というか、わかりやすい。 擾乱... ベストセラー解読 2017/09/20 00:00 週刊朝日
応仁の乱 ...なった……諸大名入り乱れての……。 呉座勇一『応仁の乱』は、ほとんどの日本人が実態を知らないこの大乱を、最新の研究成果をふまえながら実証的に検証してみせる。さらには、同時代に生きた興福寺の2人の高僧(経覚[きょうがく]と尋尊[じんそん])が遺した日記を通じて、戦乱に巻きこまれた人々の... ベストセラー解読 2017/03/23 00:00 週刊朝日
〈先週に読まれた記事ピックアップ〉ポーラの102歳現役美容部員の「ナイトルーティン」 自分をいたわりながら、美しくなるためのコツとは? 102歳、今より元気に美しく堀野智子朝日新聞出版の本健康美容長生き 7/30