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日本の歴史はBL抜きには語れない!? 「腐」の視点から古典文学の新たな解釈を試みる!
日本の歴史はBL抜きには語れない!? 「腐」の視点から古典文学の新たな解釈を試みる! 日本のエンタメ業界の中で、勢いが衰える気配を見せないのがBL(ボーイズラブ)のジャンルです。男同士の恋愛・性愛関係を描いた作品を指し、もとは少女漫画の世界から発生しました。しかしその人気は近年に始まったものではなく、日本の歴史に脈々と受け継がれてきたものだと古典エッセイストの大塚ひかりさんは言います。著書『ヤバいBL日本史』では、「日本の古典文学や演劇を見ていくと、日本文化の真髄はBLのキモたる『腐』の精神、妄想力にあったと気づいた」(同書より)と記しています。
元リクルートCS推進室教育リーダーが教える、仕事に役立つ「気づかい」のスキル
元リクルートCS推進室教育リーダーが教える、仕事に役立つ「気づかい」のスキル みなさんは相手が困っていることに気づいたとき、「迷惑に思われないか」「おせっかいだったらどうしよう」とためらってしまい、けっきょく声をかけられなかったという経験はないでしょうか? 他人への気づかいがサッとできればいいけれど、それをするには「自分の中でのハードルが高くて......」という人もいるでしょう。
新宿歌舞伎町に生きる人々の証言を通して、その歴史と実像に迫る渾身のルポルタージュ
新宿歌舞伎町に生きる人々の証言を通して、その歴史と実像に迫る渾身のルポルタージュ 東洋一の歓楽街として昔から人々を惹きつけてやまない新宿歌舞伎町。その歴史は戦後に始まるといいます。終戦後、焼け野原の街を復興させようと地元有志が歌舞伎劇場の建設を目指したものの、肝心の主役が来ることはなく、「頓挫した歌舞伎劇場の代わりに、過剰なエネルギーを放射する男女がこの街を闊歩するようになった」というのは、Netflixドラマ『全裸監督』の原作者としても知られる、『歌舞伎町アンダーグラウンド』の著者・本橋信宏氏です。
「NO」と言わずに「NO」を伝える! "京都式コミュニケーション"を脳科学者が解説
「NO」と言わずに「NO」を伝える! "京都式コミュニケーション"を脳科学者が解説 テレビ番組などを観ていて、嫌な相手を論破したりコテンパンにやり込めたりしてスカッとする場面は爽快に感じられますが、実生活ではなかなかそうはいかないもの。職場の上司、親戚やママ友、ご近所さん......関係性や付き合いを考えると、言い返したいのを飲み込んでぐっと我慢している人も多いのではないでしょうか。
「やばい」のルーツは江戸時代!? 辞書編集者が見た日本語の"変化"
「やばい」のルーツは江戸時代!? 辞書編集者が見た日本語の"変化" "言葉は生き物"という表現を見聞きしたことのある人も多いだろう。同じ言葉でも、時代や世代によって意味が微妙に異なるケースは珍しくない。今回紹介する書籍『悩ましい国語辞典』(KADOKAWA)にも、さまざまな形で"変化"してきた言葉が満載だ。同書を読めば、普段何気なく使っている日本語の新たな面白さに気づけるかもしれない。

この人と一緒に考える

アイドル業界は"夢が人質"になりがち... 鈴木みのり×竹中夏海×和田彩花が「アイドルのための健康とジェンダー」を語り合う
アイドル業界は"夢が人質"になりがち... 鈴木みのり×竹中夏海×和田彩花が「アイドルのための健康とジェンダー」を語り合う 2023年4月15日(土)、『エトセトラ VOL.8』(エトセトラブックス)刊行記念として「歌って、踊って、演じて、表現するアイドルのための健康とジェンダー」をテーマに、鈴木みのりさん、竹中夏海さん、和田彩花さんによる座談会がおこなわれました。
「私は女性で、そして最高だ」カナダで乳がんになった西加奈子が自分を取り戻す姿を描いたノンフィクション
「私は女性で、そして最高だ」カナダで乳がんになった西加奈子が自分を取り戻す姿を描いたノンフィクション 日本人の2人に1人はがんになると言われる現代。なかでも乳がんは9人に1人が羅患するという統計も出ており、女性にとっては身近ながんです。それでも、これまで健康だと思っていた自分が乳がんだとわかったなら、「まさか私が」と信じられない人も多いのではないでしょうか。
尼崎で育った少年時代、東京での地下芸人時代......苦節30数年のチャンス大城が語る強烈な半生
尼崎で育った少年時代、東京での地下芸人時代......苦節30数年のチャンス大城が語る強烈な半生 4月27日(木)放送の『アメトーーク!』で「苦節33年 チャンス大城芸人」として取り上げられた芸人のチャンス大城さん。その半生を振り返った自伝的エッセイ『僕の心臓は右にある』が出版されました。「心臓が右にある」は、内臓の配置が反転している"内臓逆位"である大城さんを説明するうえでの大きな特徴のひとつですが、同書にはほかにも実話とは思えないような驚くべきエピソードが満載です。
"年間1万人が説明会に来る学校"の校長が教える、世界を見据えた「ミライの授業」
"年間1万人が説明会に来る学校"の校長が教える、世界を見据えた「ミライの授業」 成績が上がらない、学校や先生が好きじゃない、どうして勉強しなきゃいけないんだろう......そんな悩みを持っている子どもは多いかと思います。そして親は親で、「娘や息子の成績が思ったほど上がらない」「やりたいことがないと言っている」「でも、なんとか良い教育を受けさせたい」と考えているかもしれません。

特集special feature

    災害やアウトドア、日常生活におけるサバイバル術を紹介! 親子で読みたい一冊
    災害やアウトドア、日常生活におけるサバイバル術を紹介! 親子で読みたい一冊 新学期が始まり、行動範囲が広がるお子さんも多い時期。日常生活や外出先、アウトドアレジャーなどで、子どもがアクシデントに直面する可能性を心配する親もいるでしょう。地震や火事といった自然災害はもちろん、海で溺れたり熱中症になってしまったり、はたまた下校時に不審者に遭遇したり......。そうした際に子ども自らが生き残るためにはどうすればよいか、そのサバイバルテクニックを幅広く紹介するのが書籍『大人も知らない? サバイバル防災事典』です。
    吉本興業トップが語る、自分の居場所を作るために心がけたい12の「しないこと」
    吉本興業トップが語る、自分の居場所を作るために心がけたい12の「しないこと」 皆さんは吉本興業の会長・大﨑 洋氏に対して、どのようなイメージを持っているでしょうか。ダウンタウンを発掘し、世に売り出した元・敏腕マネージャー? それともくだんの闇営業問題で芸人を追放したあくどい人物? 実は大﨑氏自身によると、自分は学生時代も、そして吉本興業の社員になってからもずっと、負けに負け続けて流され続けてきた「窓際」だったといいます。さらには深い部分では致命的に人づきあいが下手で、ずっと自分の居場所を持つことを難しく感じてきたそう。そんな大﨑氏が「ひとりぼっちの自分とうまくつきあいながら、なんとなく心の棲家(すみか)を見つける」方法を記したのが、今回紹介する『居場所。』です。
    人生につきまとう不安や心配はどうすれば消せる? ブッダ流"心との向き合い方"
    人生につきまとう不安や心配はどうすれば消せる? ブッダ流"心との向き合い方" 世の中を見渡せば、新型コロナウイルスに物価高騰、少子高齢化......と気がかりなことがいろいろ。自分自身を振り返ってみても、仕事に健康、お金の問題など心配の種は尽きません。毎日、先のことを考えて漠然とした不安で苦しくなる人もいるのではないでしょうか。この心配や不安はどこから生まれて、どうすれば取り去ることができるのでしょう。
    いまだ続く"グレートゲーム"の流れ... 「地政学」と「冷戦」を読み解けば今日の世界が見えてくる
    いまだ続く"グレートゲーム"の流れ... 「地政学」と「冷戦」を読み解けば今日の世界が見えてくる 世界史において、アメリカ対ロシアの構図は重要な要素のひとつだ。昨今話題のロシアによるウクライナ侵攻も、アメリカとロシアの対立が生み出した世界の流れの延長にあると言えるだろう。今回紹介する玉置 悟氏の著書『地政学と冷戦で読み解く戦後世界史』(講談社)を読めば、今この世界で何が起きているのかを理解する糸口が掴めるのではないだろうか。

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