
BOOKSTAND



カレーだけじゃない! 海軍由来の料理「肉じゃが」誕生の歴史
子供から大人まで大人気、日本人の国民食としてすっかり定着しているカレーライス。そんな(日本の)カレーの発祥地として知られる神奈川県横須賀市では、4月19日に「護衛艦カレーナンバー1グランプリ in よこすか」が開催されました。会場になった海上自衛隊横須賀地方総監部では、全国から集結した15隻の護衛艦・潜水艦の給養員(調理員)が腕を振るい、艦ごとに特色を出したカレーを販売。ふだん乗組員が食べているのと同じ味が楽しめるという事で話題を呼び、入場制限が行なわれるほど人々が殺到したのだとか。見事、グランプリに輝いたのは横須賀潜水艦部隊「濃厚味わいカレー」。名前からして美味しそうですよね。









始めませんか、ミントのある生活。
ここ数年、フレッシュミントとラムを使ったカクテル「モヒート」を愛飲している人が増えています。ほんの数年前まで、気の利いたバーでしか見かけなかったメニューでしたが、気付けばレストラン、カフェ、居酒屋でもラインナップされていますし、自宅で飲めるような市販品まで登場するまでに。 「とりあえず生」から「まずはモヒートで」が、常識になる......なんてことはさすがにないとは思いますが、モヒート定番化の流れは確実にあります。 また、最近では同じくミントを使ったバーボンウィスキーベースのカクテル「ミントジュレップ」も人気が高まっているのだとか。ミント系カクテルブームはこれからが本番かもしれません。
特集special feature






ブラック企業問題の火付け役が語る「AKB48」と「日本型雇用」
本のタイトルが『AKB48とブラック企業』。もう、これだけで嫌悪感を抱くAKBファンやら、「深刻な社会問題とアイドルを同列に語るな」とお怒りになるお堅い専門家の方がいるかもしれません。 また、AKBに興味のない人からしても、今さら感ありありのタイトルであり、テーマではあります。AKBに関するこの手の話は、「ネタにマジレス」するのはどうなの? というレベルに達しているわけです。随分前から。 しかし、そんな思いを蹴散らすほど、本書は真剣に両者の相似性について真っ正面から分析し、主に3つの観点から考察しています。 ①「AKB48は労働問題を多く抱えているのにナゼ人気があるのか」 ②「AKB48の労働問題は、2000年代後半以降の日本の労働問題と重なっている」 ③「AKB48の歌いおいて、労働問題はどのように歌われているか」