大友博

大友博

プロフィール

大友博(おおともひろし)1953年東京都生まれ。早大卒。音楽ライター。会社員、雑誌編集者をへて84年からフリー。米英のロック、ブルース音楽を中心に執筆。並行して洋楽関連番組の構成も担当。ニール・ヤングには『グリーンデイル』映画版完成後、LAでインタビューしている。著書に、『エリック・クラプトン』(光文社新書)、『この50枚から始めるロック入門』(西田浩ほかとの共編著、中公新書ラクレ)など。dot.内の「Music Street」で現在「ディラン名盤20選」を連載中
六九亭日乗

大友博の記事一覧

第3回 ドゥエイン・オールマン《プリーズ・ビー・ウィズ・ミー》~最後のセッション
第3回 ドゥエイン・オールマン《プリーズ・ビー・ウィズ・ミー》~最後のセッション
Album 『5’LL GETCHA TEN』 (1971)
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第2回 デレク&ドミノス《レイラ》~『レイラ・アンド・アザー・アソーテッド・ラヴ・ソングズ』より
第2回 デレク&ドミノス《レイラ》~『レイラ・アンド・アザー・アソーテッド・ラヴ・ソングズ』より
Album 『LAYLA and OTHER ASSORTED LOVE SONGS』 (1970)
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第1回 ジミ・ヘンドリックス《見張塔からずっと(オール・アロング・ザ・ウォッチタワー)》~『エレクトリック・レディランド』より
第1回 ジミ・ヘンドリックス《見張塔からずっと(オール・アロング・ザ・ウォッチタワー)》~『エレクトリック・レディランド』より
Album 『ELECTRIC LADYLAND』 (1968)
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第25回 ウッドストック時代に残された手書きの歌詞を現代に甦らせた変則的トリビュート・アルバム『ロスト・オン・ザ・リヴァー』
第25回 ウッドストック時代に残された手書きの歌詞を現代に甦らせた変則的トリビュート・アルバム『ロスト・オン・ザ・リヴァー』
本連載の12回目、『スロウ・トレイン・カミング』を取り上げたコラムで、こんなことを書いた。
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第24回 1970年の発表当時、多くの人たちから酷評された2枚組アルバムを再訪した『もう一つの自画像(アナザー・セルフ・ポートレイト)
第24回 1970年の発表当時、多くの人たちから酷評された2枚組アルバムを再訪した『もう一つの自画像(アナザー・セルフ・ポートレイト)
アメリカ人音楽ジャーナリスト、グリール・マーカスの『ミステリー・トレイン』という本をご存知だろうか? 1960年代末から米ローリングストーン誌などでコラムニスト/評論家として働き、次第に評価を高めていった彼が75年に発表した本だ。僕は70年代後半にまず三井徹氏の翻訳で読み、やや恥ずかしい告白だが、漠然とながら「いつかこういう仕事をしてみたい」と思うようになった。こうして音楽に関する文章を書いていることの、それが、いわば原点であったわけだ。たしか80年前後には原書も手に入れ、2008年発行の第5版まで追いかけてきた(第6版が15年に出ている)。ザ・バンドに焦点を当てた章での「ディランがまだ高校の校長を脅かしていたころ、すでにプロとして働いていたリヴォンは、同行しなかった」という文章など、そのままの形で僕自身の財産として存在しつづけてきたパートも少なくない。
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第23回 デビュー直前からの2年間に残された、名曲たちの原石とも呼ぶべきデモ音源集『ウィットマーク・デモズ : 1962-1964』
第23回 デビュー直前からの2年間に残された、名曲たちの原石とも呼ぶべきデモ音源集『ウィットマーク・デモズ : 1962-1964』
2004年に刊行された『クロニクルズVolume One』で、ボブ・ディランは、ニューヨークの音楽出版社(版権管理会社)リーズ・ミュージックではじめて職業作家として仕事をしたころの思い出を生きいきとした筆致で書いている。
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第22回 ロック・カルチャー最大のターニング・ポイント 1966年をリアルに記録したライヴ・ドキュメンタリー『ザ・1966ライヴ・レコーディングス』
第22回 ロック・カルチャー最大のターニング・ポイント 1966年をリアルに記録したライヴ・ドキュメンタリー『ザ・1966ライヴ・レコーディングス』
ザ・バンドの中心人物だったロビー・ロバートソンの著書『TESTIMONY』がアメリカで刊行されたのは、『ザ・ラスト・ワルツ』40周年の直前ということになる昨年(2016年)11月半ば。23日には手元に届き、約500頁の分厚い本ではあったものの、一気に読み通してしまった。すでに取り組んでいたこのディラン連載の内容に関しても、ロバートソン側の視点から書かれた文章によってあらためて確認できたことが少なくない。
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第21回 1965年のシングル「ポジティヴリー4thストリート」など、ノン・アルバム・トラック30曲を録音順に収めた貴重な作品集『サイド・トラックス』
第21回 1965年のシングル「ポジティヴリー4thストリート」など、ノン・アルバム・トラック30曲を録音順に収めた貴重な作品集『サイド・トラックス』
編集担当Kさんからの提案を受けて、本サイトでボブ・ディランをテーマにした連載を開始したのが、2016年の8月。10月に入り、ボブ・ディランがローリング・ストーンズやニール・ヤングらとともに1週目のデザート・トリップ・フェスティヴァルに出演した直後、「ディランにノーベル文学賞」というニュースが伝わり、これまでより幅広い層の人たちのあいだで、さまざまな形でボブ・ディランという芸術家について語られるようになった(えっ、村上春樹じゃないの? という街の声には苦笑してしまったし、報道でプロテスト・シンガーと紹介されたりしてしまうことには強い違和感を覚えたが)。ディラン作品の日本でのリリースをほぼ一手に手がけてきたレコード会社は、一般紙に全面広告を出すなど、力の入った祝福プロモーションを展開している。
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第20回 2017年年明けの現時点では、オリジナル・アルバムとしては「最後」のものということになる作品『テンペスト』
第20回 2017年年明けの現時点では、オリジナル・アルバムとしては「最後」のものということになる作品『テンペスト』
アルバム『モダン・タイムス』発表後もネヴァー・エンディング・ツアーは、まさにその名のとおり、ほぼ休むことなくつづけられていく。そして2009年には、ツアー・メンバーを中心にしたミュージシャンたちと録音した『トゥギャザー・スルー・ライフ』と『クリスマス・イン・ザ・ハート』の2作品を発表。翌10年には同ツアーの初期段階で通算6回目の来日をはたし、Zepp大阪/名古屋/東京で計14回ステージに立っている。いわゆるクラブ・サイズの会場でのライヴだ。1978年2月に武道館からスタートした日本公演の歴史のなかでは、もちろん、はじめてのことだった。
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第19回 創作に取り組む独自の姿勢を示した2006年発表のアルバム『モダン・タイムズ』
第19回 創作に取り組む独自の姿勢を示した2006年発表のアルバム『モダン・タイムズ』
2006年夏発表のアルバムに収めた《ホエン・ザ・ディール・ゴーズ・ダウン》のために制作されたミュージック・ビデオをご覧になったことがあるだろうか? 監督は前年公開の『カポーティ』で各方面から高い評価を獲得したベネット・ミラー。主演は、なんと、スカーレット・ヨハンセン。ディラン本人は登場せず、8ミリ・フィルムを生かしたノスタルジックな感触の映像で物語が描かれていく。『パリ、テキサス』での、ハリー・ディーン・スタントンが幸福だったころを回想するあの美しいシーンを彷彿させる、それ自体が映画として完成しているといった印象の作品だ。YouTubeに公式な形でアップされているはずなので、興味を持たれた方はぜひ。
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大谷翔平 その先へ

大谷翔平 その先へ

米プロスポーツ史上最高額での契約でロサンゼルス・ドジャースへ入団。米野球界初となるホームラン50本、50盗塁の「50-50」達成。そしてワールドシリーズ優勝。今季まさに頂点を極めた大谷翔平が次に見据えるものは――。AERAとAERAdot.はAERA増刊「大谷翔平2024完全版 ワールドシリーズ頂点への道」[特別報道記録集](11月7日発売)やAERA 2024年11月18日号(11月11日発売)で大谷翔平を特集しています。

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アメリカ大統領選挙2024

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共和党のトランプ前大統領(78)と民主党のハリス副大統領(60)が激突した米大統領選。現地時間11月5日に投開票が行われ、トランプ氏が勝利宣言した。2024年夏の「確トラ」ムードからハリス氏の登場など、これまでの大統領選の動きを振り返り、今後アメリカはどこへゆくのか、日本、世界はどうなっていくのかを特集します。

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本にひたる

本にひたる

暑かった夏が過ぎ、ようやく涼しくなってきました。木々が色づき深まる秋。本を手にしたくなる季節の到来です。AERA11月11日号は、読書好きの著名人がおすすめする「この秋読みたい本」を一挙に紹介するほか、ノーベル文学賞を受賞した韓国のハン・ガンさんら「海を渡る女性作家たち」を追った記事、本のタイトルをめぐる物語まで“読書の秋#にぴったりな企画が盛りだくさんな1冊です。

自分を創る本
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