90歳医師が書籍『ほったらかし快老術』を書いた動機とは?「生涯現役」の証明になれば 高齢者は増え続け、国の医療費はひっ迫の一途をたどるなか、高齢者にできることは何か。90歳を迎えた今も現役医師として週4日高齢者施設で働いている折茂肇医師は、「高齢者が果たせる務めの一つは、体が動くうちは働くこと」と語る。 折茂肇ほったらかし快老術朝日新書 2/16
高齢になると「頑固になる」「怒りっぽくなる」は本当か? 90歳の元東大教授の見解は 高齢者の人格的な特徴として、頑固になる、怒りっぽくなるというイメージが常識のようになっているが、実際はどうなのだろうか。90歳を迎えた今も現役医師として働く折茂肇医師は、「年をとっても基本的な人格は変化しない」と語る。 折茂肇ほったらかし快老術朝日新書 2/15
「高齢者はただの老いぼれではない。むしろ知的資産家」90歳医師が訴えたい「発想の転換」とは 90歳を迎えた今も現役医師として働く折茂肇医師は、判断力、総合力などの「結晶性能力」は老年期において衰えることはなく、むしろ人によっては年齢を重ねてから、より高まる場合があるのだと語る。 折茂肇ほったらかし快老術朝日新書 2/2
元東大教授が驚いた92歳男性が劇的に「生き生きとしてきた」きっかけとは? 健康は気持ち次第 90歳を迎えた今も現役医師として働く折茂肇医師は高齢者施設の施設長として、入所する高齢者の健康管理をしている。以前、入所していた元気のない92歳の男性が、あることをきっかけに人が、変わったように生き生きとしてきたことが忘れられないという。 折茂肇ほったらかし快老術朝日新書 2/1
90歳現役医師「高齢になれば自然に幸福感が増すのは大間違い」 エイジング・パラドックス説を疑問視 高齢になると病気が増え、衰えや喪失体験からネガティブな心理状態になると予想されるが、その予想に反して高齢者の幸福感は増していくという研究報告が多くある。この現象は「エイジング・パラドックス」と呼ばれるが、90歳を迎えた今も現役医師として働く折茂肇医師は「少なくとも、年を重ねれば自然に幸福感が増すのは大間違い」と、この説に疑問を呈す。 折茂肇ほったらかし快老術 1/19
100歳に聞いた長寿の秘訣1位は「くよくよしない」 90歳医師は上手に気分転換して今も現役 90歳を迎えた今も現役医師として週4日高齢者施設で働いている折茂肇医師。自身の健康の秘訣の一つに「上手に気分転換して嫌なことはすぐ忘れる」があるが、かつて100歳の高齢者に長寿の秘訣を聞いた調査でも「物事にこだわらず、くよくよしない」が1位だった。 折茂肇ほったらかし快老術 1/18
90歳医師「認知機能の低下を心配しすぎず総合的な視点で」 情動機能で幸せな生活が可能 90歳を迎えた今も現役医師として週4日高齢者施設で働いている折茂肇医師。加齢に伴って徐々に認知機能が低下していくことを心配する人も多いが、折茂医師は「個人的な見解であるが、加齢に対応するための脳の適応現象の一つとして、認知機能の低下は起きると考えている」と語る。 ほったらかし快老術 1/5
90歳医師が考える超高齢者のがんとの向き合い方「なるようになるだろうという心境」 90歳を迎えた今も現役医師として週4日高齢者施設で働いている折茂肇医師。年相応に持病があり、糖尿病で通院し、2年前に小脳梗塞を起こして1カ月ほど入院した。がんの心配もあるが「なるようになるだろうという心境」だという。超高齢者はがんとどう向き合うべきか、折茂医師の考えとは? ほったらかし快老術 1/4
90歳の元東大教授・医師が考える「生きがいが健康長寿につながるのはなぜか」 90歳を迎えた今も現役医師として週4日高齢者施設で働いている折茂肇医師。健やかに老いていくためには「病気と仲良くすること」、「食べること(体の維持)」、「役に立つ意識(生きがい)」の3つが大切というが、自身も超高齢者となってたどり着いた答えだという。今回は、健康長寿になぜ「生きがい」が重要なのかを説明する前・後編の後編。 ほったらかし快老術 1/3
「ほったらかし快老術」著者の90歳現役医師が提言「高齢者こそ生きがいを持とう」 90歳を迎えた今も現役医師として週4日高齢者施設で働いている折茂肇医師。健やかに老いていくためには「病気と仲良くすること」、「食べること(体の維持)」、「役に立つ意識(生きがい)」の3つが大切というが、自身も超高齢者となってたどり着いた答えだという。今回は、健康長寿になぜ「生きがい」が重要なのかを説明する前後編の前編。 ほったらかし快老術 1/3