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折茂肇

折茂肇

東京大学医学部老年病学教室・元教授

プロフィール

公益財団法人骨粗鬆症財団理事長、東京都健康長寿医療センター名誉院長。1935年1月生まれ。東京大学医学部卒業後、86年東大医学部老年病学教室教授に就任。老年医学、とくにカルシウム代謝や骨粗鬆症を専門に研究と教育に携わり、日本老年医学会理事長(95~2001年)も務めた。東大退官後は、東京都老人医療センター院長や健康科学大学学長を務め、現在は医師として高齢者施設に週4日勤務する。

折茂肇の記事一覧

元東大教授が驚いた92歳男性が劇的に「生き生きとしてきた」きっかけとは? 健康は気持ち次第
元東大教授が驚いた92歳男性が劇的に「生き生きとしてきた」きっかけとは? 健康は気持ち次第 90歳を迎えた今も現役医師として働く折茂肇医師は高齢者施設の施設長として、入所する高齢者の健康管理をしている。以前、入所していた元気のない92歳の男性が、あることをきっかけに人が、変わったように生き生きとしてきたことが忘れられないという。
90歳現役医師「高齢になれば自然に幸福感が増すのは大間違い」 エイジング・パラドックス説を疑問視
90歳現役医師「高齢になれば自然に幸福感が増すのは大間違い」 エイジング・パラドックス説を疑問視 高齢になると病気が増え、衰えや喪失体験からネガティブな心理状態になると予想されるが、その予想に反して高齢者の幸福感は増していくという研究報告が多くある。この現象は「エイジング・パラドックス」と呼ばれるが、90歳を迎えた今も現役医師として働く折茂肇医師は「少なくとも、年を重ねれば自然に幸福感が増すのは大間違い」と、この説に疑問を呈す。
100歳に聞いた長寿の秘訣1位は「くよくよしない」 90歳医師は上手に気分転換して今も現役
100歳に聞いた長寿の秘訣1位は「くよくよしない」 90歳医師は上手に気分転換して今も現役 90歳を迎えた今も現役医師として週4日高齢者施設で働いている折茂肇医師。自身の健康の秘訣の一つに「上手に気分転換して嫌なことはすぐ忘れる」があるが、かつて100歳の高齢者に長寿の秘訣を聞いた調査でも「物事にこだわらず、くよくよしない」が1位だった。
90歳医師「認知機能の低下を心配しすぎず総合的な視点で」 情動機能で幸せな生活が可能
90歳医師「認知機能の低下を心配しすぎず総合的な視点で」 情動機能で幸せな生活が可能 90歳を迎えた今も現役医師として週4日高齢者施設で働いている折茂肇医師。加齢に伴って徐々に認知機能が低下していくことを心配する人も多いが、折茂医師は「個人的な見解であるが、加齢に対応するための脳の適応現象の一つとして、認知機能の低下は起きると考えている」と語る。
90歳医師が考える超高齢者のがんとの向き合い方「なるようになるだろうという心境」
90歳医師が考える超高齢者のがんとの向き合い方「なるようになるだろうという心境」 90歳を迎えた今も現役医師として週4日高齢者施設で働いている折茂肇医師。年相応に持病があり、糖尿病で通院し、2年前に小脳梗塞を起こして1カ月ほど入院した。がんの心配もあるが「なるようになるだろうという心境」だという。超高齢者はがんとどう向き合うべきか、折茂医師の考えとは?
90歳の元東大教授・医師が考える「生きがいが健康長寿につながるのはなぜか」
90歳の元東大教授・医師が考える「生きがいが健康長寿につながるのはなぜか」 90歳を迎えた今も現役医師として週4日高齢者施設で働いている折茂肇医師。健やかに老いていくためには「病気と仲良くすること」、「食べること(体の維持)」、「役に立つ意識(生きがい)」の3つが大切というが、自身も超高齢者となってたどり着いた答えだという。今回は、健康長寿になぜ「生きがい」が重要なのかを説明する前・後編の後編。
「ほったらかし快老術」著者の90歳現役医師が提言「高齢者こそ生きがいを持とう」
「ほったらかし快老術」著者の90歳現役医師が提言「高齢者こそ生きがいを持とう」 90歳を迎えた今も現役医師として週4日高齢者施設で働いている折茂肇医師。健やかに老いていくためには「病気と仲良くすること」、「食べること(体の維持)」、「役に立つ意識(生きがい)」の3つが大切というが、自身も超高齢者となってたどり着いた答えだという。今回は、健康長寿になぜ「生きがい」が重要なのかを説明する前後編の前編。
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