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折茂肇

折茂肇

東京大学医学部老年病学教室・元教授

プロフィール

公益財団法人骨粗鬆症財団理事長、東京都健康長寿医療センター名誉院長。1935年1月生まれ。東京大学医学部卒業後、86年東大医学部老年病学教室教授に就任。老年医学、とくにカルシウム代謝や骨粗鬆症を専門に研究と教育に携わり、日本老年医学会理事長(95~2001年)も務めた。東大退官後は、東京都老人医療センター院長や健康科学大学学長を務め、現在は医師として高齢者施設に週4日勤務する。

折茂肇の記事一覧

「肉を食べる」が90歳現役医師の健康の秘訣 血糖値も気にせず「好きなものを食べる」
「肉を食べる」が90歳現役医師の健康の秘訣 血糖値も気にせず「好きなものを食べる」 一昔前までは、「高齢者は食べられるだけで十分である。肉はあまり食べないほうがいい」といわれていたが、現在は肉を食べることが推奨されている。90歳を迎えた今も現役医師として週4日高齢者施設で働いている折茂肇医師は、「好きなものを食べる」がモットーで、とくに肉が好きだという。
「高齢者はやせた人のほうが肥満の人より死亡率が高い」90歳医師が訴える低栄養の怖さ
「高齢者はやせた人のほうが肥満の人より死亡率が高い」90歳医師が訴える低栄養の怖さ 90歳を迎えた今も現役医師として週4日高齢者施設で働いている折茂肇医師。近年、高齢者の低栄養が問題となっており、折茂医師は「高齢者は栄養バランスよく食べる以前に、欠乏しがちなエネルギーやたんぱく質を意識的にとるようにしなければならない」と語る。
同窓会に毎回出席の高齢者は脳が老化? 90歳現役医師「落ち目同士で群れない」が若さの秘訣
同窓会に毎回出席の高齢者は脳が老化? 90歳現役医師「落ち目同士で群れない」が若さの秘訣 折茂医師は、東京大学医学部老年病学教室の元教授で、日本老年医学会理事長を務めていた老年医学の第一人者。自立した高齢者として日々を生き生きと過ごすための一助になればと、自身の経験を交えながら快く老いる方法を紹介した著書『90歳現役医師が実践する ほったらかし快老術』(朝日新書)を発刊した。同書から一部抜粋してお届けする(第6回)。
東大元教授・90歳現役医師「高齢者診療で最初にやることは減薬」 家族に説明が難しい多剤処方
東大元教授・90歳現役医師「高齢者診療で最初にやることは減薬」 家族に説明が難しい多剤処方 90歳を迎えた今も現役医師として週4日高齢者施設で働いている折茂肇医師。高齢者の診療は、高齢者ならではの体や病気の特性をよく理解した上で、健康管理することが大切と述べる。診療の際にもっとも心がけていることは、複数の薬を服用している「多剤処方(ポリファーマシー)」の確認だという。「口で言うのは簡単だが、実際に行うのは難しい」と語るその理由とは?
90歳現役医師「老いの心境がわかるようになったのは還暦過ぎ」 過去の患者への申し訳なさ
90歳現役医師「老いの心境がわかるようになったのは還暦過ぎ」 過去の患者への申し訳なさ 「人生100年」時代と呼ばれる長寿社会になり、高齢者は従来の生き方や考え方を改め新しい生き方を再構築する必要性が求められている。90歳を迎えた今も現役医師として週4日高齢者施設で働いている折茂肇医師は、「人生100年時代を生き抜くためには生涯現役でいるしかない」と語る。
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