高尾美穂

高尾美穂

プロフィール

医学博士・産婦人科専門医。日本スポーツ協会公認スポーツドクター。日本医師会認定産業医。イーク表参道副院長。ヨガ指導者。婦人科の診療を通して、さまざまな世代の女性の健康をサポートし、ライフステージに沿った治療法を提案。その過程で、患者の悩みや困りごと、さらには娘の心身についての悩みの相談を聞くことも。テレビや雑誌などメディアへの出演、連載、SNSでの発信のほか、アプリstand.fmで、再生回数1100 万回を超える人気音声番組『高尾美穂からのリアルボイス』を毎日配信中。とくに、更年期の専門家として、女性たちの支持は非常に高い。著書は『いちばん親切な更年期の教科書─閉経完全マニュアル』(世界文化社)、『心が揺れがちな時代に「私は私」で生きるには』(日経BP)、『大丈夫だよ 女性ホルモンと人生のお話111』(講談社)、『オトナ女子をラクにする心とからだの本』『人生たいていのことはどうにかなる─あなたをご機嫌にする78 の言葉』(以上、扶桑社)など多数。
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高尾美穂の記事一覧

「子どもか仕事か」のトレードオフ 女性だけが悩まされるライフイベントとキャリア
「子どもか仕事か」のトレードオフ 女性だけが悩まされるライフイベントとキャリア
独身者へ「結婚に対する意思」についての調査を行ったところ、20代女性が14%、30代女性は25.4%が「結婚の意思なし」と回答した。その中で、もっとも多かった理由は「結婚に縛られたくない、自由でいたいから」。「これからの時代は、血のつながりよりももっと温かい、血のつながりではない結びつきによるコミュニティが必要とされるようになると思う。仕事をしていて友人もいて、毎日充実している、パートナーがいなくても困っていないという方が結婚しないという選択は、これからもっと増える。」と産婦人科医の高尾美穂氏は予想する。同氏の新著『娘と話す、からだ・こころ・性のこと』(朝日新聞出版)から一部を抜粋、再編集し、女性特有のライフイベントとキャリアについての悩みを紹介する。
朝日新聞出版の本娘と話す
dot. 11/13
“妊活”に苦しむずっと前に思春期の娘に伝えておきたい、自然妊娠にまつわる3つのこと
“妊活”に苦しむずっと前に思春期の娘に伝えておきたい、自然妊娠にまつわる3つのこと
結婚後も仕事を続ける女性が増え、現在は7割が共働き世帯。「寿退社」という言葉が消える一方、「妊活」という言葉を頻繁に目にするようになった。仕事が落ち着き、いざ子どもを望んだとしても、なかなかできないという経験がある女性は多い。日本では、思春期の子どもたちが妊娠の仕組みや自然妊娠のための取り組みを学ぶ機会がほぼなく、“これは日本社会における大きな問題である”と、産婦人科医の高尾美穂氏は警鐘を鳴らす。同氏の新著『娘と話す、からだ・こころ・性のこと』(朝日新聞出版)から一部を抜粋、再編集し、思春期の子どもたちに知ってもらいたい自然妊娠の基礎知識について紹介する。
朝日新聞出版の本娘と話す
dot. 11/13
娘の「もっとかわいく生んでほしかった」 思春期のうらみごと、親ならどう受け止める
娘の「もっとかわいく生んでほしかった」 思春期のうらみごと、親ならどう受け止める
思春期になると、ピアスやメイク、髪型など、自分の外見にこだわりを持って気にし出す女の子は多い。「親からもらった体をつけるなんて」という言葉はよく聞くが、果たしてこれは娘に対して望ましい回答なのだろうか。「まずは、思春期を迎えるずっと前から、ありのままの娘さんを認めて、『あなたはそのままで十分かわいいんだよ』と言葉にして伝えてほしい。」自身のSNSでさまざまな女性の悩みを聞く中で、娘の外見への悩みを持つ母親の声にも多く触れてきた産婦人科医・高尾美穂氏は訴えかける。同氏の新著『娘と話す、からだ・こころ・性のこと』(朝日新聞出版)から一部を抜粋、再編集し、紹介する。
朝日新聞出版の本娘と話す
dot. 11/6
成績や人間関係に影響する月経困難症 娘の生理にまつわる不調から目をそらすデメリット
成績や人間関係に影響する月経困難症 娘の生理にまつわる不調から目をそらすデメリット
同じ女性であっても、生理時のつらさについては分かり合えないケースが少なからずある。女性の8割が生理の悩みを持っているが、治療が必要な生理痛を感じる女性はその中の約4割。お母さんが「自分はあまり生理で困っていない」「生理前の体調のイマイチさも感じない」という場合、娘は痛みを我慢し続けたり、医療へのアクセスが遅れたりすることが起こりうる。「自分と異なる経験をしているかもしれない、という想像力を持てるかどうかは、人間関係に大きく影響する。娘さんが自分のからだのことを自分で判断できるようになるまでは、母親の影響はとても大きく、果たす役割は非常に大切。」と、医学博士・産婦人科専門医の高尾美穂氏は訴える。同氏の新著『娘と話す、からだ・こころ・性のこと』(朝日新聞出版)から一部を抜粋、再編集し、娘の「学校に行きたくない」への寄り添い方について紹介する。
朝日新聞出版の本娘と話す
dot. 11/6
2.6倍“子宮内膜症になりやすい”現代の女性たち 「つらい生理痛、我慢しないで」
2.6倍“子宮内膜症になりやすい”現代の女性たち 「つらい生理痛、我慢しないで」
女性のおよそ8割は、生理中に“なんらかの痛み”を感じるといわれている。今のお母さん世代が育った1980年代から90年代にかけては「生理痛は我慢しましょう」という考え方が一般的だった。現代では、生理痛は医師に相談していいもので、改善できるものという認識が広まりつつある。「『生理は病気ではありませんが、生活に支障をきたすような生理痛は病気だ』ということを、覚えておいてほしい」。自身の音声SNS「高尾美穂からのリアルボイス」でさまざまな女性の悩みに触れてきた産婦人科医・高尾美穂氏は呼びかける。同氏の新著『娘と話す、からだ・こころ・性のこと』(朝日新聞出版)では、生理痛を我慢してほしくない理由と子宮内膜症について書かれている。一部を抜粋、再編集し、紹介する。
朝日新聞出版の本娘と話す
dot. 10/30
欧米では使用率70% 生理用品の選択肢を増やす“タンポン” 日本人が使わないわけ
欧米では使用率70% 生理用品の選択肢を増やす“タンポン” 日本人が使わないわけ
欧米では女性の7割がタンポンを使用するのに対し、日本ではおよそ2割から3割と使用率は低い。産婦人科医で自身の音声SNS「高尾美穂からのリアルボイス」でさまざまな女性のリアルな悩みを聞いてきた高尾美穂氏は、日本でタンポンがそれほど使われない理由は、日本の女性たちが自身の外陰部の構造をしっかりと把握しようとしてこなかったからではないかと述べる。同氏の新著『娘と話す、からだ・こころ・性のこと』(朝日新聞出版)から一部を抜粋、再編集し、日本のタンポン使用率が低いわけついて紹介する。
朝日新聞出版の本娘と話す
dot. 10/30
男性より2倍うつになりやすい 生理前や産後、更年期におこる女性特有の“こころの不調”
男性より2倍うつになりやすい 生理前や産後、更年期におこる女性特有の“こころの不調”
女性のうつの生涯有病率は約25%、男性の2倍うつになりやすいと言われている。多くは更年期や産後におこり、産後の女性の10%が“産後うつ”を経験している。また、女性の7割以上が経験するのがPMS(月経前症候群)だ。むくみや胸が張る、食欲増大、腹痛、頭痛、眠くなる、イラつく、うつっぽくなる、緊張感が高まるなど、からだとこころの両方に不調が現れる。これらのメンタルの浮き沈みには女性ホルモンの変化が深く関連している。産婦人科医で自信のSNSでもさまざまな年代の女性の悩みに触れてきた高尾美穂氏は「軽くすることをあきらめなくていい。自分なりのケアや対策を探していただきたいし、産婦人科医を頼ってほしい。」と訴える。同氏の新著『娘と話す、からだ・こころ・性のこと』(朝日新聞出版)から一部を抜粋、再編集し、女性ホルモンの変化によるこころの不調について紹介する。
朝日新聞出版の本娘と話す
dot. 10/23
女性の3割が経験する“更年期障害” 自分では気付きにくく我慢してしまう理由
女性の3割が経験する“更年期障害” 自分では気付きにくく我慢してしまう理由
女性が閉経を迎える年齢は、日本人では平均50.5歳。閉経の前後5年が“更年期”とされているので、45~55歳あたりが日本人の“更年期”の平均と言えるが、つまり、閉経を迎えてみないといつからが更年期だったのかはわからないのだ。そのため、自分では気付きづらく対策しづらい。「更年期の波を穏やかに乗り越えていくためには、自分が更年期について理解するだけでなく、家族のメンバーにも、更年期とはどういうものかを知ってもらうことが大事。」と、医学博士で産婦人科専門医の高尾美穂氏は語る。同氏の新著『娘と話す、からだ・こころ・性のこと』(朝日新聞出版)から一部を抜粋、再編集し、“更年期”にまつわる大切なことについて紹介する。
朝日新聞出版の本娘と話す
dot. 10/23
女性ホルモンは恋をすると増える? 自分で増やせる? 産婦人科医・高尾美穂が疑問に回答
女性ホルモンは恋をすると増える? 自分で増やせる? 産婦人科医・高尾美穂が疑問に回答
女性にとって生理がくるのは、12歳~50歳ぐらいまでの約40年間。はじめての生理から数年間は思春期にあたり、閉経に向かう数年間は更年期と重なる。また、妊娠出産というライフイベントもある。これらの人生全体の大きな波と、1カ月ごとの生理という細かな波の中で、女性ホルモンの値は刻々と変化する。「昨日と今日で気分が違っていたり、気持ちの浮き沈みがあったりすることは、全然おかしくない」と医学博士・産婦人科専門医で自身の音声番組「高尾美穂からのリアルボイス」でさまざまな年代の女性特有の悩みに触れてきた高尾美穂氏はいう。同氏の新著『娘と話す、からだ・こころ・性のこと』(朝日新聞出版)では高尾氏が女性ホルモンについての疑問に答えていく。一部を抜粋、再編集し、紹介する。
朝日新聞出版の本娘と話す、からだ・こころ・性のこと
dot. 10/16
女性の思春期と更年期が重なる「小学生のいる家庭」 女性が幸せな人生を感じるカギとは
女性の思春期と更年期が重なる「小学生のいる家庭」 女性が幸せな人生を感じるカギとは
男性がこころの不調に陥るとき、その理由は身体的な疾患、経済的な課題、職場などにおける人間関係が多いとされているが、女性の場合は、仕事の悩みはもちろん、義両親やパートナー・子どもとの関係性、そこにかかわる経済的な課題、繋がりの問題、それぞれの健康問題、そして自身の健康課題など、男性が女性にほぼ一任してきた日常生活に近い課題が多く挙げられる。医学博士・産婦人科専門医の高尾美穂氏は、自身の音声番組「高尾美穂からのリアルボイス」で、診察室では受け止めきれない多くの女性のリアルな悩みに触れてきた。同氏の新著『娘と話す、からだ・こころ・性のこと』(朝日新聞出版)から一部を抜粋、再編集し、揺らぎが大きい女性のからだとこころについて紹介する。
朝日新聞出版の本娘と話す
dot. 10/16
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不登校34万人のリアル

不登校34万人のリアル

【AERA 2025年3月3日号】11年連続で増加している不登校の児童生徒数はついに34万人を突破しました。その理由はさまざまですが、コロナ禍以降は特に、テレワークの普及で親が自宅にいる、オンライン学習が充実したなど、学校を休むことへのハードルが下がっている面もあるようです。個別の事情があり、対応に正解がない中で、子どもとその家族が孤立しないようにするにはどうしたらいいのでしょうか。学び方も支援も多様化しており、受験でもどうしたら不利にならないのか、最前線を取材しました。

不登校のリアル
大学合格者ランキング2025

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注目が高い大学合格者の高校ランキングを今年も紹介します。AERAとサンデー毎日、大学通信の合同調査で、東京大学や京都大学のほか、難関国立大・有名私大の結果を随時、速報・詳報します。

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NyAERA2025

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【NyAERA2025】 みニャさま。ニュース週刊誌AERAとニュースメディアAERAdot.は年に1回だけ、猫化します。2025年猫の月猫の日に、ニュース誌の取材力を結集した珠玉のねこねこ記事をお届けします! 今年の「NyAERA」には大黒摩季さん、藤原樹さん、三山凌輝さん、吉川愛さん、ブルボンヌさん、KENくん、セルゥさんなど猫を愛する人々が全国から大集合! 写真や動画も満載のねこ記事で、ホッとひと息、つきませんか。

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