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西尾典文

西尾典文

スポーツライター

プロフィール

西尾典文/1979年生まれ。愛知県出身。筑波大学大学院で野球の動作解析について研究し、在学中から専門誌に寄稿を開始。修了後も主に高校野球、大学野球、社会人野球を中心に年間400試合以上を現場で取材し、AERA dot.、デイリー新潮、FRIDAYデジタル、スポーツナビ、BASEBALL KING、THE DIGEST、REAL SPORTSなどに記事を寄稿中。2017年からはスカイAのドラフト中継でも解説を務めている。ドラフト情報を発信する「プロアマ野球研究所(PABBlab)」でも毎日記事を配信中。

西尾典文の記事一覧

ロッテ松川虎生は筆頭候補?  次世代の“打てる捕手”が各球団で台頭する予感
ロッテ松川虎生は筆頭候補? 次世代の“打てる捕手”が各球団で台頭する予感 4月10日のオリックス戦で28年ぶりとなる完全試合を達成したロッテの佐々木朗希。そしてその快挙を見事にリードしたのが18歳の松川虎生ということも大きな話題となっている。市和歌山では小園健太(DeNA)とバッテリーを組み、3年春には選抜高校野球にも出場。夏は和歌山大会の決勝で甲子園優勝を果たすことになる智弁和歌山に敗れたものの、高校ナンバーワン捕手として高く評価され、ドラフト1位でのプロ入りとなった。
広島の左腕は飛躍の予感! “万年エース候補”から脱却しそうな投手は誰だ
広島の左腕は飛躍の予感! “万年エース候補”から脱却しそうな投手は誰だ パ・リーグでは山本由伸(オリックス)、セ・リーグでは森下暢仁(広島)など順調にエースへの階段を上る選手がいる一方で、球団からもファンからも期待度は高いもののなかなか殻を破ることができない投手は少なくない。しかし、何かのきっかけで一気にブレイクする選手も確かに存在している。今回はそんな“万年エース候補”から脱却の兆しを見せている投手をピックアップして紹介したいと思う(成績は4月10日終了時点)。
中日・根尾らと“同級生”の大学生がついにプロへ 野手は豊作、ドラフトの目玉は誰だ
中日・根尾らと“同級生”の大学生がついにプロへ 野手は豊作、ドラフトの目玉は誰だ 選抜高校野球で4年ぶり4度目の優勝を果たした大阪桐蔭。前回優勝の2018年には2度目の春夏連覇を達成しており、根尾昂(中日)、藤原恭大(ロッテ)、柿木蓮(日本ハム)、横川凱(巨人)と4人もの選手がドラフト指名を受けている。またこの年は夏の甲子園100回記念大会にふさわしい盛り上がりを見せ、吉田輝星(日本ハム)、小園海斗(広島)など甲子園を沸かせたスターも1位指名でプロ入りを果たしている。
センバツ圧倒的Vの大阪桐蔭は「史上最強世代」か 過去のチームと比べ見えた強みと弱み
センバツ圧倒的Vの大阪桐蔭は「史上最強世代」か 過去のチームと比べ見えた強みと弱み センバツ高校野球で4年ぶり4度目の優勝を果たした大阪桐蔭。初戦の鳴門戦こそ3対1とロースコアの接戦だったものの、広島商の出場辞退による不戦勝を挟んで以降の3試合はいずれも二桁得点の大勝で、1試合少ない4試合ながら大会記録を塗り替える11本塁打を放つなどまさに圧倒的な力を見せつけての優勝だった。今大会の合計ホームランが18本だったことを考えると、その打力がいかにずば抜けていたかがよく分かるだろう。
センバツで目立った“プロ注目”選手は? ドラフトの目玉不在も「成長楽しみ」な逸材多し
センバツで目立った“プロ注目”選手は? ドラフトの目玉不在も「成長楽しみ」な逸材多し 3月19日に開幕したセンバツ高校野球も全出場校が登場し、大会も中盤戦に入ってきた。プロのスカウト陣は全チームを一通り視察したら甲子園を去るのが恒例となっているが、今大会で目立った今年のドラフト候補についてピックアップして紹介したいと思う。
佐々木麟太郎に感じた“穴” 注目の高校生スラッガー3人、清宮ら過去の打者と比べると?
佐々木麟太郎に感じた“穴” 注目の高校生スラッガー3人、清宮ら過去の打者と比べると? 連日熱戦が続いている選抜高校野球だが、大会前から注目を集めていたのが佐々木麟太郎(花巻東)、真鍋慧(広陵)、佐倉侠史朗(九州国際大付)の2年生スラッガー3人だ。知名度と話題性では既に高校通算56本塁打に到達している佐々木が一歩リードしている印象を受けるが、真鍋、佐倉の2人も長距離砲としての素質は決して引けをとらない。昨年11月に行われた明治神宮大会でも3人揃ってホームランを放ち、中軸としての役割を見事に果たしている。今大会は佐々木が初戦で米田天翼(市和歌山)に4打数ノーヒット、2三振と完璧に抑え込まれているが、それでも豪快なフルスイングは迫力十分だった。
巨人と中日の左腕は大化けも? 「育成選手」で“主力”になれる力秘める選手たち
巨人と中日の左腕は大化けも? 「育成選手」で“主力”になれる力秘める選手たち 現在のプロ野球界で年々存在感を増しているのが育成ドラフト出身の選手たちだ。侍ジャパンの主力へと成長した千賀滉大、甲斐拓也(ともにソフトバンク)のバッテリーを筆頭に、昨年は和田康士朗(ロッテ)が盗塁王を獲得し、松原聖弥(巨人)がレギュラーとなるなどチームで欠かせない存在となっている選手は少なくない。2020年には初めて全12球団が育成ドラフトに参加。昨年は中日のみが参加を見送ったものの、過去2年間で合計100人もの選手が育成ドラフトで指名されているのだ。そこで今回はこの中から、次代の主力として期待できそうな選手を何人かピックアップして紹介したいと思う。

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