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西尾典文

西尾典文

スポーツライター

プロフィール

西尾典文/1979年生まれ。愛知県出身。筑波大学大学院で野球の動作解析について研究し、在学中から専門誌に寄稿を開始。修了後も主に高校野球、大学野球、社会人野球を中心に年間400試合以上を現場で取材し、AERA dot.、デイリー新潮、FRIDAYデジタル、スポーツナビ、BASEBALL KING、THE DIGEST、REAL SPORTSなどに記事を寄稿中。2017年からはスカイAのドラフト中継でも解説を務めている。ドラフト情報を発信する「プロアマ野球研究所(PABBlab)」でも毎日記事を配信中。

西尾典文の記事一覧

大阪桐蔭の連勝止めた右腕にも注目! この春目立った「高校生のドラフト候補」たち
大阪桐蔭の連勝止めた右腕にも注目! この春目立った「高校生のドラフト候補」たち 今年のドラフト戦線は投打の二刀流で注目を集める矢沢宏太(日本体育大)、東京六大学を代表する強打者である蛭間拓哉(早稲田大)と山田健太(立教大)など大学生が中心になると見られている。一方で高校生は3月に行われた選抜高校野球でも上位指名間違いなしという選手は不在というのがもっぱらの評判で、誰が目玉かが分かりづらい状況だ。しかし選抜の後に行われている各地の春季大会で評価を上げた選手は確実に存在している。
巨人は近年この時期に“活発化” 今年トレードで動きそうなチーム&狙い目を探った
巨人は近年この時期に“活発化” 今年トレードで動きそうなチーム&狙い目を探った 今月24日からセ・パ交流戦に突入したプロ野球。両リーグとも徐々に上位、下位のゲーム差が開きつつあるが、レギュラーシーズンの約2/3が残っていることを考えると、まだまだ大きく順位が変動することも考えられるだろう。そしてこの時期に注目なのが球団間による交換トレードだ。2019年からの過去3シーズンを振り返ってみても6月、7月に成立したトレードは合計12件(2019年6件、2020年2件、2021年4件)と各球団ともに、毎年この時期になると動きが活発化していることが分かる。
“黄金時代”の中日にも引けを取らない?  チーム失策「最少ペース」楽天の守備に注目
“黄金時代”の中日にも引けを取らない? チーム失策「最少ペース」楽天の守備に注目 球団新記録となる11連勝を飾るなど、現在順調にパ・リーグの首位を走る楽天。投手陣ではエースの田中将大が完全復活を感じさせる安定感を見せ、攻撃面でも新加入の西川遥輝がリードオフマンとして機能するなど、投打が噛み合っている印象を受ける。ただそんな中で、目立たないながらも確実にチームの勝利に結びついているのが安定した守備力ではないだろうか。
ドラフトで注目浴びた「ビッグ3」や「四天王」 プロ入り後“全員成功”のケースあるか
ドラフトで注目浴びた「ビッグ3」や「四天王」 プロ入り後“全員成功”のケースあるか その年のドラフトで目玉クラスの選手が複数いる時に「高校生ビッグ3」、「〇〇の四天王」、「〇〇の三羽烏」などと称されることは少なくない。昨年も小園健太(市和歌山→DeNA1位)、風間球打(ノースアジア大明桜→ソフトバンク1位)、森木大智(高知→阪神1位)が高校生投手のビッグ3と言われ、揃ってドラフト1位でプロ入りを果たしている。ではこのようなくくりで評価された中で実際プロ入り後に活躍しているのはどの世代なのか。2000年以降の主なところをピックアップして評価してみたいと思う。また、中には立ち位置的に目玉ではない選手が含まれているケースもあるが、同じくくりでまとめられた例も含めている。
高校時代は「プロは夢のまた夢」 その後の“驚異的成長”でNPB入り果たした選手たち
高校時代は「プロは夢のまた夢」 その後の“驚異的成長”でNPB入り果たした選手たち 昨年は史上稀に見るルーキーの当たり年と言われ、今年もそこまでとはいえないが大勢(巨人)などが活躍を見せている。主に1年目から一軍で活躍するのはやはり大学、社会人出身の選手が多いが、その中には高校時代までとてもプロ入りできるとは思えなかった選手も少なくない。
佐々木朗希は数字で「伝説的投手」にどこまで迫れるか 奪三振率はリリーフ含め最高レベル
佐々木朗希は数字で「伝説的投手」にどこまで迫れるか 奪三振率はリリーフ含め最高レベル 28年ぶりの完全試合、史上最多タイとなる1試合19奪三振、プロ野球記録を大きく更新する13人連続三振など、ここまで異次元の活躍を見せている佐々木朗希(ロッテ)。5月15日終了時点で勝利数(4)はリーグトップタイ、防御率(1.47)はリーグ3位、奪三振数(78)と勝率(1.000)はリーグ単独トップということからも、このまま順調にいけばタイトル争いに絡む可能性は高く、前人未到の領域まで足を踏み入れることも十分に考えられるだろう。そこで今回は過去の伝説的投手が残した記録に佐々木がどこまで迫れるかを探ってみたいと思う。
新庄監督率いる日本ハム、苦しい中で“収穫”も 今後は「血の入れ替え」もカギか
新庄監督率いる日本ハム、苦しい中で“収穫”も 今後は「血の入れ替え」もカギか BIGGBOSSこと新庄剛志監督の就任以来、話題には事欠かない日本ハム。しかし、いざシーズンが始まってみると開幕からいきなり5連敗スタートと黒星を重ね、早くも優勝争いからは大きく脱落する状況となっている。期待されていた観客動員も札幌ドーム開催のゲームでは1万人を下回ることもあり、ファンからも失望の声が多い。
佐々木朗希のような“異次元”な成績 「野手」で期待できる現役&アマ選手を挙げるなら
佐々木朗希のような“異次元”な成績 「野手」で期待できる現役&アマ選手を挙げるなら 今年のプロ野球で最も強烈なインパクトを残している選手と言えばやはり佐々木朗希(ロッテ)になるだろう。4月10日のオリックス戦では28年ぶりとなる完全試合を達成するとともに、13者連続奪三振のプロ野球新記録も樹立。翌週の日本ハム戦でも8回まで完全投球、14奪三振と完璧な投球を見せたのだ。現時点での奪三振率は15.21、1イニング当たりの被安打と与四球を示すWHIPは0.60と先発投手としては驚異的な数字となっている。得点を奪う以前に出塁する、三振しないことすら難しい次元と言えるだろう。今年で21歳ということを考えるとまだまだここから凄みが増していくことが期待できそうだが、一方の野手ではどうだろうか。

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