「今週の名言奇言」に関する記事一覧

「人は三千円の使い方で人生が決まるよ」 昨年売れた小説の“名言”
「人は三千円の使い方で人生が決まるよ」 昨年売れた小説の“名言”

文芸評論家の斎藤美奈子さんが本に書かれた印象的な言葉をもとに書評する「今週の名言奇言」。今回は、『三千円の使いかた』(原田ひ香、中公文庫・税込み)を取り上げる。

週刊朝日
女系天皇
女系天皇
女性宮家は創設すべきか、女性天皇は認められないのか。皇室問題はいま、大きく揺れている。工藤隆『女系天皇』はそんな議論に一石を投じる快著。
今週の名言奇言読書
週刊朝日 3/26
現代語訳 論語と算盤
現代語訳 論語と算盤
渋沢栄一を主人公にしたNHK大河ドラマ「青天を衝け」がスタートした。『論語と算盤』(1916年)は70歳を超えた渋沢が自らの思想と人生を語った話題の本。そのエッセンスを集めた抄訳が『現代語訳 論語と算盤』(守屋淳訳)である。
今週の名言奇言読書
週刊朝日 3/19
花粉症と人類
花粉症と人類
今年も鼻がグスグス、目がシクシクの季節。小塩海平『花粉症と人類』は自らも花粉症と告白する植物学者の涙と鼻水なしには読めぬ文明論である。
今週の名言奇言
週刊朝日 3/12
遺書 東京五輪への覚悟
遺書 東京五輪への覚悟
女性差別発言で辞任するも、後継者指名で墓穴を掘って四面楚歌状態になった東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長。『遺書 東京五輪への覚悟』は森会長が五輪の舞台裏をぶっちゃけた、いわば暴露本である。読んでビックリ。全編これ、関係者への愚痴と罵詈雑言のオンパレードなのだ。
今週の名言奇言読書
週刊朝日 3/5
菅義偉の正体
菅義偉の正体
コロナ対策のまずさに長男の総務省幹部接待問題などが加わって、支持率急落中の菅政権。
今週の名言奇言読書
週刊朝日 2/26
新型コロナからいのちを守れ!
新型コロナからいのちを守れ!
第3波の到来で東京など10都府県はもっか2度目の緊急事態宣言下にある。では最初の緊急事態の時はどうだった?
今週の名言奇言
週刊朝日 2/19
推し、燃ゆ
推し、燃ゆ
青春の只中にいる人が書いた青春小説は、題材も文体も年長の読者をたじろがせるものと決まっている。今期芥川賞を受賞した宇佐見りん『推し、燃ゆ』もそういう種類の作品だ。
今週の名言奇言読書
週刊朝日 2/12
左翼の逆襲
左翼の逆襲
このタイトルを見て「えっ、ゲバルトの復活?」と思った方もいるかもね。その推測は半分はまちがっているけど、半分は当たっている。松尾匡『左翼の逆襲』の副題は「社会破壊に屈しないための経済学」。ゲバルトはともかく私たちはかつての労働者の精神を取り戻すべきだ、というのが本書の主張だ。
今週の名言奇言読書
週刊朝日 2/5
レイシズムとは何か
レイシズムとは何か
BLM(ブラック・ライブズ・マター)の嵐が吹き荒れた昨年の米国。それを見て日本には人種差別はないもんねと考えるのは大間違い。梁英聖『レイシズムとは何か』は人種差別を学ぶための最良のテキストだ。
今週の名言奇言読書
週刊朝日 1/29
水のように
水のように
『水のように』は放送中のNHK連続テレビ小説「おちょやん」のモデルとなった浪花千栄子の自伝である。<私の半生は、人に、かえり見もされないどぶ川の泥水でございました>と本人が述懐するように、特に少女時代の体験は想像を絶している。
今週の名言奇言
週刊朝日 1/22
オルタネート
オルタネート
アニメ風の表紙。意味不明な表題。作者は人気アイドルグループNEWSのメンバー加藤シゲアキ。このたび直木賞にノミネートされた『オルタネート』はちょっと見、大人の読者が敬遠しそうな要素が満載である。
今週の名言奇言
週刊朝日 1/15
本当はごはんを作るのが好きなのに、しんどくなった人たちへ
本当はごはんを作るのが好きなのに、しんどくなった人たちへ
コウケンテツ『本当はごはんを作るのが好きなのに、しんどくなった人たちへ』。30カ国以上を旅し、多数のレシピ本を出し、テレビや講演やユーチューブで活躍する料理研究家の初の書き下ろしエッセイである。
今週の名言奇言読書
週刊朝日 1/7
この話題を考える
更年期をチャンスに

更年期をチャンスに

女性は、月経や妊娠出産の不調、婦人系がん、不妊治療、更年期など特有の健康課題を抱えています。仕事のパフォーマンスが落ちてしまい、休職や離職を選ぶ人も少なくありません。その経済損失は年間3.4兆円ともいわれます。10月7日号のAERAでは、女性ホルモンに左右されない人生を送るには、本人や周囲はどうしたらいいのかを考えました。男性もぜひ読んでいただきたい特集です!

更年期がつらい
学校現場の大問題

学校現場の大問題

クレーム対応や夜間見回りなど、雑務で疲弊する先生たち。休職や早期退職も増え、現場は常に綱渡り状態です。一方、PTAは過渡期にあり、従来型の活動を行う”保守派”と改革を推進する”改革派”がぶつかることもあるようです。現場での新たな取り組みを取材しました。AERAとAERA dot.の合同企画。AERAでは9月24日発売号(9月30日号)で特集します。

学校の大問題
働く価値観格差

働く価値観格差

職場にはびこる世代間ギャップ。上司世代からすると、なんでもハラスメントになる時代、若手は職場の飲み会なんていやだろうし……と、若者と距離を取りがちですが、実は若手たちは「もっと上司や先輩とコミュニケーションを取りたい」と思っている(!) AERA9月23日号では、コミュニケーション不足が招く誤解の実態と、世代間ギャップを解消するための職場の工夫を取材。「置かれた場所で咲きなさい」という言葉に対する世代間の感じ方の違いも取り上げています。

職場の価値観格差
火定
火定
本書の親本が刊行されたのは2017年。なのにまるで20年を予見して書かれたかのよう。澤田瞳子『火定』は737年の寧楽(奈良)を舞台にした天平のパンデミック小説だ。
今週の名言奇言
週刊朝日 12/25
黄金の60代
黄金の60代
最近何かと騒がしいジャニーズ事務所だが、この人ももとはジャニーズ系のアイドルだったのよね。郷ひろみ『黄金の60代』は、今年65歳を迎えたシンガーの男性誌の連載エッセイ5年分をまとめた本である。
今週の名言奇言
週刊朝日 12/17
吠えない犬
吠えない犬
「安倍政権7年8カ月とメディア・コントロール」という副題通り、マーティン・ファクラー『吠えない犬』は、元ニューヨーク・タイムズ東京支局長による痛烈なメディア批判だ。
今週の名言奇言
週刊朝日 12/11
観光は滅びない
観光は滅びない
これを読むと、感染拡大中でも政府がGo To トラベルに固執する理由がわかる。中井治郎『観光は滅びない』の副題は「99・9%減からの復活が京都からはじまる」。コロナ禍で一度は死んだ観光業の将来を京都を例に模索した本である。
今週の名言奇言
週刊朝日 12/3
心を病んだらいけないの?
心を病んだらいけないの?
斎藤環は「ひきこもり」専門の精神科医。與那覇潤は「うつ」を体験した歴史学者。今年の小林秀雄賞を受賞した『心を病んだらいけないの?』は、このふたりの対談である。医師と患者の対話に見えるけど、副題は「うつ病社会の処方箋」。社会の病理を再検討する趣もあり、いろいろ考えさせられる。
今週の名言奇言
週刊朝日 11/27
ルース・ベイダー・ギンズバーグ
ルース・ベイダー・ギンズバーグ
巷ではカマラ・ハリスさんが人気だけど、先輩格のこの人も忘れちゃいけない。ルース・ベイダー・ギンズバーグさん。米国のリベラル派の判事。27年間にわたって連邦最高裁判事を務め、9月18日に87歳で死去した際にも大きく報道された。
今週の名言奇言
週刊朝日 11/19
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