AERA with Kids+ Woman MONEY aerauniversity NyAERA Books TRAVEL
【厳選】書籍ダイジェスト
【厳選】書籍ダイジェスト AERA DIGITAL編集部が厳選した一般書、ビジネス書、新書、文芸書などの「ダイジェスト版」「関連記事」をご提供します。
松井秀喜を2時間こんこんと諭し育て上げた 星稜・山下智茂元監督の人間力
松井秀喜を2時間こんこんと諭し育て上げた 星稜・山下智茂元監督の人間力 日本ではジャイアンツ、メジャーリーグではヤンキースやエンゼルスなどで活躍した松井秀喜選手。日米でゴジラの愛称で親しまれた彼は、どこにいても紳士然としている。そうした彼のパーソナリティは、石川県の星稜高校ではぐくまれた。その松井選手の成長の姿を、当時の監督・山下智茂氏のことばで、紹介する。<『高校野球 名将の流儀――世界一の日本野球はこうして作られた』(朝日新書)の抜粋・再編集>
行動遺伝子学から考える未婚・既婚での“女性の自由度”の差 環境で異なる遺伝の影響
行動遺伝子学から考える未婚・既婚での“女性の自由度”の差 環境で異なる遺伝の影響 1960年代にアメリカで行われた17歳のふたご900組弱を対象としたアルコールや薬物依存と問題行動と住む環境ついての研究では、女子に関してのみ、遺伝の影響については都会の方が大きく(都会44%、田舎2%)、共有環境は都会より田舎の方が大きい(都会9%、田舎62%)という傾向にあった。このような女性の住環境の自由度の違いに対して、結婚しているか、していないかの角度から見た研究がある。行動遺伝学者の安藤寿康氏の新著『教育は遺伝に勝てるか?』(朝日新書)から一部を抜粋、再編集して紹介し、行動遺伝学の視点からみた“女性の自由度”について紹介する。
都会と田舎、家庭の裕福さは社会における自由さに関係するのか? 行動遺伝学的視点で考える
都会と田舎、家庭の裕福さは社会における自由さに関係するのか? 行動遺伝学的視点で考える 親の収入が子どもの学力に与える影響は、残念ながら確実にある。金銭的に豊かなほど、お金を使う自由度があがり、勉強好きな子どもは知的活動にそれを費やし、そうでない子どもはそれ以外のところに費やす。多くの“環境”に触れた結果、“遺伝的素質”が十分に発揮される。一方経済的に恵まれていない家庭の子どもは、選べる環境にあまり自由度がない。すると親がどんな“環境”をつくったかが大きく影響を与える。限られた収入を子どもの教育に使うか、親が遊ぶために使うかで、子どもの成績も大きく違ってくるということだ。このように行動遺伝学者の安藤寿康氏は分析する。同氏の新著『教育は遺伝に勝てるか?』(朝日新書)から一部を抜粋、再編集して紹介し、行動遺伝学の視点からみた“社会における自由”を考える。
“テスト”は百害あって一利なし 学校教育の実質的側面と形式的側面
“テスト”は百害あって一利なし 学校教育の実質的側面と形式的側面 18世紀からの産業化に伴い社会に出るために必要な知識を学ぶ“学校”が作られた。その知識を生きるためにどう役立てるかという価値観から、近代になってからはいつのまにかテストで良い成績を取ること自体に価値があるという発想に陥っていった。手段と目的が入れかわってしまったのである。「学校教育の実質的側面と形式的側面の区別はきちんと意識しておきましょう」と語るのは慶應義塾大学教授の安藤寿康氏だ。同氏の新著『教育は遺伝に勝てるか?』(朝日新書)から一部を抜粋、再編集し、“学校”とは何かを紹介する。
2人の元自民党幹事長が語った戦争と平和への想い 沖縄は今も多くの犠牲を強いられている
2人の元自民党幹事長が語った戦争と平和への想い 沖縄は今も多くの犠牲を強いられている 国土面積の0.6%にすぎない小さな島に、日本の米軍専用施設の7割が集中している。沖縄ばかりに基地負担を押し付けたことにおいて、昔もいまも自民党の責任は重いと指摘するのは、ジャーナリストの安田浩一氏だ。基地を考える必要のない「本土」と、切実さも被害も無視される沖縄。かつて自民党議員の中には、沖縄に思いを寄せ、沖縄のために奔走する者が少なくなかった。安田氏の新著『なぜ市民は"座り込む"のか――基地の島・沖縄の実像、戦争の記憶』(朝日新聞出版)から一部を抜粋、再編集し紹介する。
どんな子も教育環境から遺伝的才能を開花させ独自の“生きる世界像”を創造する
どんな子も教育環境から遺伝的才能を開花させ独自の“生きる世界像”を創造する 教育において「遺伝」の話をすると、親がどう育てたとしても、結局子どもはなるようにしかならない、一生変わらないと考えてしまいがちである。そう言ってしまっては子育ても教育も意味がなくなってしまうので、ほとんどの育児マニュアルでは「遺伝の影響は全くない」と主張されることが多い。しかし、現実を見ると遺伝の影響がないとは言い切れないことが山ほどある。行動遺伝学者の安藤寿康氏の新著『教育は遺伝に勝てるか?』(朝日新書)から一部を抜粋、再編集し、遺伝と環境の影響について紹介する。
【ゲッターズ飯田】8月の開運のつぶやき「すべて出し切るから次が入ってくる」銀の時計座
【ゲッターズ飯田】8月の開運のつぶやき「すべて出し切るから次が入ってくる」銀の時計座 占いは人生の地図のようなもの。芸能界最強の占い師、ゲッターズ飯田さんの「五星三心占い」が、あなたが自分らしく日々を送るためのお手伝いをします。12タイプ別に、毎週月曜日にその日の運勢、毎月5のつく日(毎月5、15、25日)に開運のつぶやきをお届けします。
15歳から変わる遺伝と環境のバランス 「非行」は環境の影響「犯罪」は遺伝が関わる
15歳から変わる遺伝と環境のバランス 「非行」は環境の影響「犯罪」は遺伝が関わる 行動遺伝学者の安藤寿康氏は、たばこ、アルコール、麻薬などの物質依存や非行や犯罪に関する遺伝と環境の影響について、家庭環境の影響があるものも少なくはないと示している。同氏の新著『教育は遺伝に勝てるか?』(朝日新聞出版)から一部を抜粋、再編集し、環境による非行と犯罪への影響と遺伝子の関わりを紹介する。
成田悠輔氏の「高齢者の『集団自決』」発言とひろゆき氏の嘲笑から浮かび上がる差別と排除の思想
成田悠輔氏の「高齢者の『集団自決』」発言とひろゆき氏の嘲笑から浮かび上がる差別と排除の思想 「2チャンネル」創設者として知られる「ひろゆき」こと西村博之氏のネット上での発言で、辺野古の米軍新基地建設に反対する「座り込み」はSNSの「ネタ化」された。ジャーナリストの安田浩一氏は、ひろゆき氏や沖縄で心を傷める人々への心無い数々の発言に怒りを覚える。安田氏の新著『なぜ市民は"座り込む"のか――基地の島・沖縄の実像、戦争の記憶』(朝日新聞出版)から一部を抜粋、再編集し紹介する。
多動・不注意傾向の強弱から見る、子どもの問題行動と親の厳しさの因果関係
多動・不注意傾向の強弱から見る、子どもの問題行動と親の厳しさの因果関係 「行動遺伝学的視点に立つと、ヒトはどんなときでも、遺伝の影響を受けながら環境に対して能動的に自分自身をつくり上げている存在であることがわかる。」と、慶應義塾大学教授で行動遺伝学者の安藤寿康氏はいう。同氏の新著『教育は遺伝に勝てるか?』(朝日新書)では、子育てマニュアルにはない科学的に見た子どもを取り巻く環境としての“子育て”について書かれている。同著から一部を抜粋、再編集し、子どものしでかす問題行動に親ができることを紹介する。

特集special feature

    この人と一緒に考える

    カテゴリから探す