写真家・山内悠が追い求めたモンゴルの「楽園」
写真家・山内悠さんがモンゴルで追い求めた「楽園」を綴った写真集『惑星』(青幻舎)を出版した。 光沢感のある灰色の硬い表紙。そこに宇宙船の窓のような丸い写真がはめ込まれている。立派な角をはやしたトナカイとあどけない顔の少女が地面に腰を下ろし、こちらにやさしいまなざしを向けている。青い空、赤い花の咲く...
写真家・山内悠さんがモンゴルで追い求めた「楽園」を綴った写真集『惑星』(青幻舎)を出版した。 光沢感のある灰色の硬い表紙。そこに宇宙船の窓のような丸い写真がはめ込まれている。立派な角をはやしたトナカイとあどけない顔の少女が地面に腰を下ろし、こちらにやさしいまなざしを向けている。青い空、赤い花の咲く...
世界中のスラム街や犯罪多発地帯を渡り歩くジャーナリスト・丸山ゴンザレスが、取材先でメモした記録から気になったトピックを写真を交えて紹介する。■加速する“個人売春”の流れ 前回の本連載では、「カリスマ海外風俗ブロガー」と呼ばれ、YouTuberでもあるJOJOさんに、海外風俗...
「お・し・ま・い・Death!」「施されたら施し返す……恩返しです」 7年ぶりに続編がスタートした「半沢直樹」(TBS系)に登場するキャラクター、大和田暁(香川照之)のモノマネで、安田大サーカスの団長安田(46)が注目を集めている。自身のSNSなどで、ドラマに出てくる名フ...
世界中のスラム街や犯罪多発地帯を渡り歩くジャーナリスト・丸山ゴンザレスが、取材先でメモした記録から気になったトピックを写真を交えて紹介する。■インバウンド需要の風俗店は厳しい コロナ禍で海外に行けず、もどかしい思いをしている人たちがいる。家族と離れて生活している人、私のように海外で取材や仕事をする...
写真家・小松健一さんが『写真家の心 詩人の眼』(本の泉社)を出版した。本書に収められているのは、大竹省二、石川文洋、竹内敏信、田沼武能、田村茂、丹野章、中村征夫、水越武、渡辺義雄……戦後日本の写真界を代表するそうそうたる写真家ついて書かれた文章や対談、インタビューである...
写真家・高橋健太郎さんが写真集『A RED HAT』(赤々舎)を出版した。この本は2017年に施行された改正組織犯罪処罰法をきっかけに知った「生活図画事件」(詳しくは後述)の当事者を追った異色の写真集である。写真を生業とする自分も無関係ではいられない「最初、彼らに取材したとき、『写真を撮ってどうす...
世界中のスラム街や犯罪多発地帯を渡り歩くジャーナリスト・丸山ゴンザレスが、取材先でメモした記録から気になったトピックを写真を交えて紹介する。■日本人需要が消えた街 出口のみえないコロナ禍で、日本国内の疲弊感や閉塞感は尋常ではない。一転して海外に目を向けるとどうか。『コロナ禍でタイ人が日本人を恐れる...
写真家・三好和義さんの作品展「日本の楽園島」が8月20日から東京・新宿のニコンプラザ新宿 THE GALLERYで開催される(大阪は10月開催予定)。三好さんに話を聞いた。 ぼくのライフワークである「楽園」をニコンZシリーズで撮り下ろした最新作です。「日本の楽園島」ということで、奄美大島から八重山...
写真家・佐藤大史さんがアラスカの大自然とそこに生きる動物たちを写した作品集『Belong』(信濃毎日新聞社)を出版した。アラスカでもあまり目にすることのない場所で撮られた写真が新鮮だ。 表紙の写真はつぶらな瞳のジャコウウシ。ふさふさした長い毛並みの2頭が心地よさそうに肩を寄せ合い、草原に寝そべって...
世界中のスラム街や犯罪多発地帯を渡り歩くジャーナリスト・丸山ゴンザレスが、取材先でメモした記録から気になったトピックを写真を交えて紹介する。■「ワーケーション」ではなく「避難」という現実 日本国内の「Go Toトラベル」は不発と言ってよいだろう。むしろ、全国各地に混乱を生じさせる結果となっている。...