位置情報・GPSを活用して 「どこで撮ったんだっけ写真」をなくす (1/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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位置情報・GPSを活用して 「どこで撮ったんだっけ写真」をなくす

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荻窪 圭dot.#アサヒカメラ
京都を歩き回って撮影したときの地図を、アドビのLightroom Classicのマップ機能で表示したところ。撮影した写真をLightroom Classicに読み込んだ後に、別途iPhoneのアプリで記録したGPSログ(トラックログ)を読み込み、写真をマッピングしたもの。どこで何枚撮影したのかが一目瞭然となり、地図上の吹き出しをクリックすると該当する写真を見ることができる。写真の整理に実に便利

京都を歩き回って撮影したときの地図を、アドビのLightroom Classicのマップ機能で表示したところ。撮影した写真をLightroom Classicに読み込んだ後に、別途iPhoneのアプリで記録したGPSログ(トラックログ)を読み込み、写真をマッピングしたもの。どこで何枚撮影したのかが一目瞭然となり、地図上の吹き出しをクリックすると該当する写真を見ることができる。写真の整理に実に便利

 撮影日時に次いで、撮影場所は重要な情報だ。スナップにしても、風景にしても、あとから「これを撮ったのはどこだったっけ」ということはあるし、よく訪れる場所がある人は地図から簡単に、その場所の時間的な変遷を見ることもできる。一方、この場所で撮った写真が必要、というときも、撮った場所を覚えてさえいれば地図を手がかりに探せるのは非常に大きい。

【図版】撮りっぱなしにしないための「バックアップ」の取り方

 デジタルの写真には、どこで撮ったかを容易に記録できる。現在のような外出しづらい状況でも、もし記録していたら「あそこで撮ったな」とパソコンの前でニンマリできただろう。ただし、それにはちょっとした工夫が必要。位置情報を加える基本を解説していく。

*  *  *
 写真を管理するときもっとも重要な情報は、「いつ、どこで、何を」撮ったかの三つだ。「いつ」はカメラの日時設定を間違えたりサボったりしない限り自動的に付加される。「何を」は自動的に解析する技術は進んでいるが、最終的には撮った人しかわからない部分はある。残るは「どこで」、つまり撮影場所だ。

 デジタル写真には、撮影日時や露出情報などがExif(イグジフ)という共通規格で撮影情報が記録されているが、そこには位置情報用のエリアも用意されている。一つひとつの写真に撮影した場所の緯度経度を記録できる。

・緯度経度が記録されていれば、それに対応するソフトで写真の発掘や管理が格段に楽になる。

・写真を見返したとき、「これ、どこで撮ったのだろう」と思ったときに、撮影場所を地図で確認できる。

・あそこで撮った写真を探したいのだが、というとき地図上から探せる。

・撮影旅行時も位置情報が記録されていれば、詳細な撮影記録になる。

 写真の管理という意味でも、何年分もたまった写真から探すという意味でも、「どこで」撮ったかを記録するのは重要だ。ネイチャーフォトでは、いっそうどこで撮ったかの管理は必要だ。

 そのための手段は大きくわけて二つある。

 一つは写真に位置情報をつけること。カメラ単体で位置情報を付加できる機種があればそれを使えばよいし、スマートフォンと連動して位置情報をつけられるカメラもある。そうした機能がなくても、別途移動記録(GPSログやトラック)をとっておき、パソコン上でそのデータと写真をマッチングさせる方法もある。後者なら、どんなカメラにも使える方法だ。
パソコンで写真の位置情報を確認する。写真はmacOS。「プレビュー」で開くと位置情報の確認と削除が可能

パソコンで写真の位置情報を確認する。写真はmacOS。「プレビュー」で開くと位置情報の確認と削除が可能

 もう一つはもっと簡便な方法。スマートフォンが記録した位置情報を手がかりにして手動で探すのである。スマートフォンで撮った写真には、基本的に位置情報が記録されているし、スマートフォンを持って移動した記録はおおまかではあるが記録されている。

 

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