「以前、テレビで藤原さんは驚いたときに『オーマイゴッド!』と叫んでしまうという話が面白かったですね。映画館で映画を見ているときも、恐竜に踏みつぶされるシーンなどで『オーマイゴッド!』と言ってしまうとか。これに、夫の片岡愛之助は『シ~!』と口に指を当てるジェスチャーをしてくるそうです。そうした、藤原紀香らしい個性が年を重ねてよりあふれ、ますます面白い人になっているのも好感が持てます」(同)

■夫を支える梨園の妻も好印象

 さらに、ある民放のバラエティー制作スタッフは、「藤原さんからは人生を楽しんでいる様子がうかがえる」と評する。

「なんでも最近はアニメにハマっているようですね。5月に行われた『MOTHER Bracelet』完成披露発表会では、『鬼滅の刃』や昭和アニメを見返したり、『呪術廻戦』にもハマっていて、『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』も大好きと告白。エキサイトして泣いてしまうこともあるとか。また、大型自動二輪免許を取得した夫の片岡愛之助と一緒にツーリングをするため、『まずは、免許取りに行こうかなと思ってます』と情報番組で明かしていました。外見は相変わらず美しい藤原ですが、昔のような自信満々なドヤ感やトゲトゲしさがなくなって、楽しそうに生きているように見えます。だからこそ、50歳を超えても同性からの支持は根強いのだと思います」

 芸能評論家の三杉武氏は、藤原についてこう評する。

「抜群のプロポーションを誇り、華やかなイメージがありますが、関西出身で落語に造詣が深いこともあってバラエティーノリも好きなんでしょう。藤原さんは囲み取材などでは自らジョークを飛ばして報道陣の笑いを誘うなど、明るくて気さく、裏表のない性格で知られています。一方で、紛争国や途上国の子どもたちを支援する基金を立ち上げるなど人道支援にも取り組んでいます。容姿、内面とも一見非の打ちどころのないところが、一部の人にとっては鼻につくのかもしれませんが、実はとても人間味のある“努力の人”であることが、ここに来て徐々に浸透してきているのかもしれません。片岡愛之助さんとの仲むつまじい様子や、夫をかいがいしく支える梨園の妻としての姿勢なども好印象につながっているのでしょう」

 美しさだけでなく、見ているだけで明るい気分にさせてくれるのが、藤原の最大の魅力なのかもしれない。(丸山ひろし)

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丸山ひろし

丸山ひろし

埼玉県生まれ。大学卒業後、出版社に勤務し雑誌編集業務に従事。その後ライターに転身し、現在はウェブニュースや、エンタメ関連の記事を中心に執筆している。

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