タレントの“ゆきぽよ”こと木村有希
タレントの“ゆきぽよ”こと木村有希

 本格復帰への狼煙なのか。6月5日に放送されたドラマ「金田一少年の事件簿」(日本テレビ系)に、タレントの“ゆきぽよ”こと木村有希(25)が出演し、話題となった。グラビアアイドル役を演じ、酔っ払いから絡まれて「うっせーんだよ!」とキレるシーンは騒動前の威勢よさをほうふつとさせた。

【写真】失言で芸能界から「干された」ギャル系タレントは

 昨年1月、ゆきぽよの自宅で知人男性が違法薬物を使用していた疑いで逮捕され、自身も捜査を受けていと週刊誌が報じた。彼女は潔白だったが、イメージの低下もあって仕事が激減。事実上、1年以上も芸能界から“干される”状態が続いていた。

 こうしたなか、昨年10月に事務所を移籍し、4月からラジオ番組でレギュラーが決まるなど、少しずつメディア露出が増え始めた。SNS上では「本人がしたわけでもないんだからそこまで言わなくてもいい」「1度ついたイメージって、なかなか消えないと思う」など賛否あるが、今後、芸能界で再浮上する可能性はあるのだろうか。テレビ情報誌の編集者がこう語る。

「3月に久々に地上波に出演したのですが、内容が『賞金100万円を賭けて、芸能界屈指のクズ達がいじわるで相手を邪魔して足を引っ張り合う』という番組で、その名も『クズミリオン』。決勝戦はこじるり(小島瑠璃子)との対決になり、長さ15mの一本橋を1分間で渡りきれば成功という“クズ一本橋”で勝負した。ゆきぽよは『ピンヒール』『暗闇』などのいじわるを仕掛けるも、こじるりから『ゴール直前に老夫婦がのんびり座っている』といういじわるを仕掛けられて敗退。MCのオードリー・若林が『今のゆきぽよは(お年寄りを)シカトできないよね』と指摘すると、三四郎・小宮からも『クズ界のドンだ!』とイジられていました。最近、お笑い界では“クズ芸人”がフィーチャーされることも多くなったので、彼女もクズキャラとして開き直れば意外と再ブレークするかもしれません」

 もちろん、人を不快にさせるようなクズキャラでは支持は得られないが、好感度を挽回しようと“いい子”を演じるよりは吹っ切れた印象があり得策かもしれない。一方、別の路線で再ブレークの可能性を指摘するのは女性週刊誌の芸能担当記者だ。

著者プロフィールを見る
丸山ひろし

丸山ひろし

埼玉県生まれ。大学卒業後、出版社に勤務し雑誌編集業務に従事。その後ライターに転身し、現在はウェブニュースや、エンタメ関連の記事を中心に執筆している。

丸山ひろしの記事一覧はこちら
次のページ
今の彼氏と結婚して「ママタレ」路線も