「不祥事があった手前、以前ほど過激な発言や男性絡みの武勇伝は口にできないでしょう。それよりも、彼女は過去に写真集グラビアなどで美尻を披露して話題になり、自身のインスタでもたびたび過激な水着姿をアップしています。実はこうした写真は男性だけでなく若い女性からの支持も高いんです。近年は脱げる若手女優が不足していますから、映画や動画配信サービスなどの同性受けする作品で大胆なシーンに挑戦すれば話題性も十分ですし、再浮上する可能もあると思います」

 相変わらず、おバカな一面も健在だ。「ABEMA的ニュースショー」(4月3日放送)では、永田町の話題になった際に話を振られると、ゆきぽよは「永田町って、アレですよね。大統領系?」とコメント。これに、MCを務める千原ジュニアは「いいね~、いいね~」と笑顔を見せていた。今の時代におバカキャラはそこまでウケないかもしれないが、知ったかぶり発言をしないところは好感が持たれるかもしれない。

■彼氏とのゴールインはあるのか

 プライベートでは、昨年8月にシンガー・ソングライターのCIMBAとのお泊まりデートが女性週刊誌で報じられた。最近でもその彼との原宿デートが報じられ、交際は順調のようだ。ちなみにCIMBAは幼稚舎から大学まで慶応というお坊ちゃまだ。

「まだ具体的に結婚という話は聞きませんが、もしこのままゴールインとなればママタレに転身する可能性もあるでしょう。子育てに奮闘するママのイメージが浸透した辻希美や、早稲田大学合格に向けて必死に受験勉強をしている小倉優子のように、たとえ炎上騒動があっても仕事や家事、育児などをとにかく頑張りまくれば評価される傾向にあり、復活のチャンスになるかもしれません」(前出の編集者)

 芸能評論家の三杉武氏は、ゆきぽよの今後についてこう述べる。

「今回のドラマ出演に関しては単発のゲスト扱いで、話題作り的な要素は否めません。しかし、実績を作ったことで他の作品や番組が出演オファーをしやすくなったという意味では大きな一歩だと思います。以前ほど過激な発言はしづらいかもしれませんが、そもそも昨今は昔に比べるとタレントの旬は短い。アイドルやグラドルがママタレントになったり、モデルが女優になったり、俳優やお笑い芸人がMCやコメンテーターに挑戦したりと、芸能界で長く活躍するためにはキャラ変が不可欠になっています。そういう意味では女優業に力を入れるのもアリなのではないでしょうか」

 ギャルタレントならではの“突破力”でここから再起が図れるか。今後のゆきぽよに注目したい。(丸山ひろし)

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丸山ひろし

丸山ひろし

埼玉県生まれ。大学卒業後、出版社に勤務し雑誌編集業務に従事。その後ライターに転身し、現在はウェブニュースや、エンタメ関連の記事を中心に執筆している。

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