「4人以上で話すと疲れてしまう」HSPさんのコミュニケーションが楽になる3つのコツ

朝日新聞出版の本

2021/09/10 17:00

HSPアドバイザーのゆりかさん
HSPアドバイザーのゆりかさん

 近年注目を集めるHSP(Highly Sensitive Person=とても敏感な人)さん。共感力が高く、刺激を受け取りやすいという性質を持っています。インスタグラムフォロワー14万人を突破する人気HSPアドバイザーのゆりかさんが、繊細な人たちが生きやすくなるヒントを紹介します。「4人以上でしゃべるのは苦痛」というあなたへ。ゆりか著『本音を言おうとすると涙が出てくる』から一部を抜粋・再構成して掲載します。

*  *  *
■自分はどう思われているのか不安に

 HSPさんが人付き合いで「大変」と思うことの1つに、「4人以上での会話」があります。

 1対1なら、お互いのペースで話せるから大丈夫。3人での会話ならまだ入る隙がある。でも4人以上になってくると、もはや情報の洪水でどうしたらいいかわからない。

 そんな場面で、

「なんで、あの人みたいにポンポンと発言できないんだろう」
「私って、頭の回転が遅いんじゃないか」
「ここにいてもいなくても同じなんじゃないかな」

 と、気分が沈んだ経験はないでしょうか?

 私自身も、同じように悩んでいた経験があります。

 会社員時代の会議の場面では、意見があったとしても、「これを言ったら、どう思われるのか?」ということばかりを気にしてしまい、結局は静かに聞いているだけ、ということがほとんどでした。

 でも、HSPをヒントに自分のことを知り、ちょっとだけとらえ方を変えただけで、リラックスして人と付き合えるようになりました。その魔法を、お伝えしましょう。

■HSPさんのコミュニケーションは高級料亭の料理

 1つ1つのことを「これってこういうことかな?」とじっくり考えてから発言をしたいHSPさん。でも、大勢での会話だと、考えている間に次の話題にすでに変わっていることもあります。

 HSPさんにとっては、一気にたくさんの人とコミュニケーションをとることは、情報の洪水。大盛りのフライドポテトを一気に平らげるようなものなのです。

 HSPさんのコミュニケーションのスタイルは、静かな空間で、目で見て香りを楽しんでじっくりと味わう、「高級料亭の料理」みたいなもの。相手のことを感覚をフルに使って感じながら、相手の気持ちに寄り添って、丁寧に会話ができます。

 あなたは決してコミュニケーションが下手なわけではありません。まずはこのことを自覚しましょう。

■「共感」「引き出す」役に徹する

 でも実際には、「仕事でどうしても大勢と関わらなければいけない」ということもありますよね。そんなときにはあなたの共感力を生かして、「寄り添い型のコミュニケーション」を目指してみましょう。

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HSPさんは、これからの時代のリーダーになれる?

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